USMLE支援プログラム?日本最北端の研修病院:市立稚内病院のご紹介!

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市立稚内病院の紹介

ご挨拶

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。今回はUSMLE受験生というより、「臨床留学ガチ勢とビジネス系医学生必見の市立稚内病院のご紹介」をします。既にYouTubeのほうでも紹介していますが、「ブログと併せて紹介することでこの病院の魅力がより伝わるのでは」と思い記事にすることにしました。USMLEを無料で受験することができるこのプログラムをDon’t miss it!!!!

単純にUSMLEに興味があって受験しているという方にはあまり響かないかもしれませんが、臨床留学のためにガチで戦略的に準備をしている方や、何か大きなものを達成するために時間とお金が必要という方にはめっちゃくちゃオススメな病院となっています。

↓病院長インタビュー編

↓稚内観光編

↓ショート版

日本最北端の研修病院がやば過ぎた!
↓詳しい情報を知りたい方、見学したい方はこちらから!市立稚内病院のHP 
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厳しさを増す臨床留学事情

臨床留学をするために必要なものは何かと問われたら様々なものが思い浮かぶと思いますが、多くの方がUSMLE、さらに言えばUSMLEのハイスコアと答えるかもしれません。確かにUSMLEの合格は必須ですし、昔からハイスコアの重要性が何度も叫ばれてきました。しかし、実際に留学している人の中にはスコア関係なくマッチした人が沢山いますし、何ならUSMLEに合格せずに臨床現場で働き出した人もいます。さらにSTEP1はスコア制度が無くなり、いよいよスコアの重要性というものが揺らぎつつあるように思います。

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加えて、ここ10年でIMGを取り巻くマッチング事情も大きく変化しているようで、10年前であれば「家庭医や小児ならはいりやすいよ」みたいな噂もありましたが、今ではどこも非常に競合になっているようです。「では、もっとCKを頑張ろう!」というのは実は非常に微妙な戦略です。何故ならIMGが採用されにくくなっているのは、AMGが優秀だからではなく、移民問題やDO台頭などの人種的・国民的な問題をはらんでいるためです。彼らにとってIMGを優遇する必要性が乏しいのです。プログラムによってはIMGを一切採用しないと公言しているところもあるくらいで、「頑張ればいける」ものではないということです。では、そんな中何故何人もの日本人が臨床留学をしているのかと再考してみると、結局御縁、つまりコネがあったという他なりません。非常にシンプルに考えるとコネを得る方法は準備(USMLE合格や英語力、論文実績など)と運、そしてお金だと思うのです。

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その理由を言及していくといつまでも本題に入れないので今回は省略しますが、色々な方から話を聞く限りこれは非常に真実に近いと思います。留学志望の医学生のマッチングに関する一番の関心事は「どこの病院にいけば留学しやすいの」というものでしょう。では実際に留学している人にその質問をぶつけると、返ってくる答えは2つに別れるのです。「楽な病院で勉強・準備しろ派」と「専門性を磨け派」です。結局、その人の方向性によって正解が異なるのですが、少なくとも早く留学したい人は早くUSMLEに合格しないといけないですし、留学にはとにかくお金がかかるのです。もしお金が潤沢であれば、無給又は薄給の研究留学を続けながらコネを作ることも可能ですが、大半の方は「金銭的な」問題でそれを断念せざるを得ません。そこで、研修時代はしっかり研修ができる環境にいながら、留学準備(USMLE含む)と経済的な準備をすることは無視できない留学戦略だと思うのです。そんな中、煌々と光り輝く北斗星が稚内病院ということです。

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日本最北端の研修病院:市中病院稚内病院

御存知の通り、稚内市は日本最北端の市であり、当然市立稚内病院は最北端の研修病院ということになります。海の先に樺太(ロシア)を眺めることができるその場所でどのような研修、そしてどのような暮らしがあるのか気になる人もいるはずです。しかし、実際にその地に踏み入れた人は少なく、その生活を中々想像しにくいのが現状でしょう。そんな研修病院に取材に行ってきました。

 

激熱なそのお給料は?

さて具体的な話をしましょう。まず一番(?)気になる給料です。HPを確認すると、2年目の基本給が43.8万円/月なので、年間で5,256,000円となり、これにボーナス236万円と、月に5回の日当直(4万円/回なので20万円/月)を足すと約1000万円になります。基本給だけを見ると決して突出した数字ではありませんが、合計してみるとなんと1000万円を超えるのです。

525.6+236+240+手当=1001.6+手当万円

しかも、これに様々な手当てがつきます。となると・・・。真の数字は是非病院見学の際に研修医にお尋ねください(笑)。

稚内の物価は比較的安い上に、住居費なので固定費も殆どかかりません。余程優美な生活を送らない限りは貯金がたまっていくはずです。家族と一緒に米国で1年間暮らすには約1000万円かかるとも聞きます。(ちなみにスタンフォード大学周辺の家賃は月50万円とか)例えばこの2年間で1000万円の貯金を貯めて、研究留学する時のための資金にするという戦略もありでしょう。また起業を考えている方にとっても、この2年間は資金調達として非常に興味深いものではないでしょうか。

勉強する時間はあるのか?

次に勉強時間の確保についてです。日中は色々とやることが多いようですが(普通の忙しさであって激務ではない)、当番制かつ通常勤務後の研修医のコールフリーが保証されており、土日も日当直がない限りは完全フリーです。研修医に聞くところ、月に6日は休みが保証されているような感じでした。平日も早ければ17時半、遅くとも19時には仕事が終わるので十分に勉強時間が確保できます。そして、さらに嬉しいのは残業したら当然時間外手当はつくし、早めに出勤しても手当が付きます。このように仕事へのモチベーションを保ちつつ、勉強時間が確保できる。最高の環境じゃないでしょうか。

田舎の病院のUSMLEへの理解があるの?

「いやいや、そんな田舎の病院ってUSMLEとかに興味ある人への理解がないんでしょ」と思う方、甘いですよ。なんと、今年より「USMLE受験支援プログラム」が発足しました。具体的には受験費用などの負担となりますが、受験料はもちろんのこと、東京への渡航費や宿泊費まで負担して頂けます。交渉次第ではUWも購入して頂けるかも(?)。病院自体がこのように支援体制を打ち出している以上、誰かの目を気にしてこそこそ勉強する必要は全くありません。環境も整っているということになります。(院長曰く「研修後に外に出ていくのは全く構いません」だってさ。理解のある人なんだこれが・・・)

研修はちゃんと受けられるの?

「でもさ、ちゃんとした研修受けられるのかね」と口に出したあなた、アメリカのチョコレートケーキよりも甘い(まじであいつ甘すぎだし変な色してるし)。医師が少ないということは、つまり自分で色々とやれるということです。確かにレクチャーなどが充実しているわけではないかもしれませんが、有名病院を知る僕の経験上、有名病院であっても研修が必ずしも充実しているわけではないので、その点はあまりデメリットになりません。というか、耳学問よりも実際に携わったほうが身になるよねという話です。初期研修から専門的な研修を受けたいんだ、という方にはお勧めできないかもしれませんが、個人的には初期研修は網羅的に学んだほうがいいじゃないかな派なので、稚内病院で何かが欠落するということはないんじゃないでしょうか。内視鏡とか積極的にやらせてもらえるみたいですよ。

海外研修は?

「ほら、稚内自体が外国みたいなもんだし、海外へのコネなんて無いでしょ」とSNSに投稿したあなた、アスパルテームですか?実はこの稚内病院は、研修病院の中では超珍しく海外研修を認めているんです。しかも、研修扱いなのでしっかり給料も出ます。やばくないですか。ただ、この具体的な関連病院があるわけではないでの自分で探す必要がありますが、コネがあるならそこにお願いしたらいいし、無いならAMOとかの有料サービスを利用するのもアリでしょう。海外研修OKの病院なんて本当に貴重です。

それ以外のメリットも

これ以外にも自由選択期間が8か月あったり、地域医療で宮古島や礼文島にいけたりするなど魅力が凄すぎるんです。メリットばかり。

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デメリットもちゃんとあるよ

メリットばかり語ると不動産の営業みたいになってしまうので、デメリットにもしっかり触れます。一番分かりやすいデメリットは立地でしょう。御存知日本最北端に位置するため非常に寒い(6月でもコートが要る)し、お世辞にも都会とは言えません。ただ最低限のものは揃っていますし、観光地でもあるので意外とお店なども見かけます。さらに羽田から2時間なので遠いようで実はそんなに遠くありません。ただ年に1,2度は大雪で町が完全封鎖されるのは大変かもしれません。

また、医局間の仲の良さは当然メリットなのですが、それを生み出した田舎ならではの「飲み会文化」は人によってはデメリットと感じるかもしれません。ただ、職員同士が仲良く協力していくためには院外での交流も不可欠だと思うので、田舎病院の生存戦略としては必須なのでしょう。

加えて、医局人事が多いために上級医が変わりやすいのもデメリットに感じる人もいるかもしれません。手術内容も上級医によっては変わることがあるようです。

これら以外には明らかなデメリットというものが本当に見つかりません。結局、田舎と寒さに耐えられるかどうかかと思います。田舎という点では亀田と似ていて、研修医が亀田に残らない主な理由に「田舎だから」というのがあったのは確かです。しかし、これら点を除けばこんなに心の広い病院も他にないのではないでしょう。

無料で見学(遊びとは言わない)に行けますよ

いくらメリットをお伝えしても、結局は実際に行って見て話しを聞かないと具体的なイメージは湧かないでしょう。「でも稚内に見学なんてお金もかかるし・・・」と思ってるあなた、ご安心ください!(TVシッピングみたいになってきたw)見学時の交通費と宿泊費は全て病院負担となります。興味のある方は是非、見学(遊びじゃないぞ!と一応言っておく)に来てください!

さらに詳しく知りたい方は、YouTubeの動画でも情報発信していますので、是非ご覧ください!

Dr.セザキング Channel
高校時代英語偏差値30台だったのに、USMLE(米国医師国家試験)で最高スコア!? 精神科医かつUSMLEコンサルタントであるDr.セザキングが最高の医学生と医学書を作るチャンネルです 「なんかとってもエリートそう!」という印象とは裏腹に、医者とは思えないほど自由に生きているセザキングが色々な情報を楽しくお届けします...

他の病院取材も受け付けていますのでお気軽にご相談を

最後になりますが、もし研修医雇用や病院紹介の目的で「是非、動画でうちの病院を紹介してほしい」という病院があれば是非ご連絡ください。

それではまたしーや。

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