USMLE STEP1対策・勉強法のまとめ

STEP1対策

ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。

徐々にブログの情報も飽和してきており、改めてここで「USMLE STEP1に関する情報のまとめ」をお届けしたいと思います。ここで大よその枠組みを掴んで頂き、気になる情報の詳細は各記事を参照にしてください!

「USMLE STEP1対策まとめ」のポイント!

1:STEP1受験に必要な情報が多いので整理しよう!

2:STEP1合格までの具体的なスケジュールをたてよう!

3:受験に必要な費用を計算しておこう!

 

まずは受験に必要な情報が沢山あるので整理していきます。

 

USMLE概要

USMLEとはUnited States Medical Lisencing Examinationの頭文字をとったもので読んで字のごとく「米国医師国家試験」のことです。

USMLEはSTEP1、STEP2CK、STEP2CS、STEP3の4つの試験で構成されています。

STEP1:日本でCBTに相当する試験。基礎医学から出題される。この記事ではSTEP1に関する情報をお届けします。

STEP2CK:clinical knowledgeの略。日本で国家試験に相当する試験。臨床医学から出題される。

STEP2CK対策①~概要前編~
STEP2CKのスコアについて さ、さむくないっすか?突然なんすかこれ。 Dr.シーラボです。うそです。セザキングです。眠くておかしくなってます。 ...

STEP2CS:clinical skillsの略。日本でOSCEに相当する試験。USMLEの中で最難関

STEP2CS対策①〜CS対策ことはじめ〜
STEP2CS対策①~CS対策ことはじめ~ ハイ!ナイストゥーミーチュウ!Dr.瀬嵜です! 書きたいネタは無限にあるのですが、なんか僕の直感が「いいから...

STEP3:医学部卒業後に受験する試験なので日本では相当する試験なし。

STEP3対策①~はじめに~
ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.sezakingです。 久々にUSMLEの一般的な情報の記事をお届けします。いよいよSTEP3です。 STEP3って...

*STEP1、STEP2CK、STEP2CSはどの順番から受けてもよい!

 

USMLE STEP1の試験構成

1時間×7ブロック+休憩1時間の計8時間

上述した通り「基礎医学」からの出題になりますが、問題は全て臨床問題形式です。臨床の中から基礎医学に関する知識が問われます。1ブロック1時間40問以内で全7ブロックで構成されているので、合計7時間。これに休憩が1時間加わり、全8時間の試験となっています。

*当日の詳しいスケジュールや持ち物については過去記事「USMLEのスケジュール」を参照。

USMLE概要⑥~当日の持ち物・スケジュール:STEP1,2CK~
ハイ!グッドイブニング!Dr.瀬嵜です。なんか集団でこのブログを読まれている気がしますが、気のせいかな。注察妄想でしょうか(笑)。 どんどん進めていきます...

USMLE STEP1の開催時期と受験会場

1年中受験可能、ただし3カ月前には予約推奨

1年中受験可能です。TOEFLなどのCBT試験と同様にテストセンターで受験可能です。

日本では2会場で受験可能で、

・東京 御茶ノ水

・大阪 中津

となっております。年中受験可能とは言え、会場の予約が空いてなければ受験はできないのでなるべく早め(出来れば3か月前に申し込んでおきたいところです。

受験会場に関する情報は過去記事「受験会場について」を参照。

受験方法③~最後に受験会場・日程の決定~
提出書類の記事はここから ハイゼア!(っていうよね)ナイスな夜に一人かもねむDr.瀬嵜です。やたら眠くて困っております。ぐぅ。 では今回で受験方法の...

 

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USMLE STEP1の受験方法

受験申し込みはオンラインのみ

現在はオンラインのみで受験申し込みが可能です。詳細は「受験方法」の記事を参照にしてください。

USMLE受験方法①~まずはオンラインパートから~
ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です! 折角の土日も雨降りですねー。そんな時はカフェでブログ書いたり、本読んだり、勉強したりして過ごしています...

USMLE STEP1のスコアに関して

2019年3月時点の合格最低スコアは194

USMLEでは非常に独特なスコアが採用されており、初見では中々理解しにくいです。

STEP1のスコアは1~300の範囲で表示されますが、殆どのスコアは140~260の範囲に収まります。これは単純な正答率ではないため正答率は50%であっても150/300とはなりません。偏差値のようなものと考えてください。2019年3月時点の合格最低スコアは194ですが、年々少しずつ上昇しております。アメリカ・カナダの医学生の初回受験の合格者平均スコアは230弱(つまり日本などのアメリカ・カナダ国外の医学生や医師、不合格者、2回目以降の受験者のスコアは含まない)となっており、これも上昇傾向です。

多くの方は230以上(マッチングで足切されにくくなる・Nプログラムで必要など)を目指しており、近年では250以上がハイスコアと呼ばれるような風潮です。

スコアの詳細は過去記事「スコアの見方」へ

USMLE概要②~スコアの見方~
初めての方はこちらから ハイ!ナイストゥミ―チューDr瀬嵜です!今回はUSMLEの概要としてスコアの見方について説明していきます。USMLEのスコアって「...

 

USMLE STEP1を勉強する意義

USMLEを勉強する意義は「臨床留学に必要な資格を得る」ことだけではありません。ここでは僕が考える6つの意義を紹介します。

1:臨床留学に必要な資格を得る
2:医学英語を効率よく学べる
3:医学を深く学ぶことができる
4:客観的な評価を得ることができる
5:様々な出会いがある
6:とにかくかっこいい!

です。各意義の詳細は過去記事「USMLEを勉強する意義」を参照し、さらに気になる方は是非講演会に参加、または主催者として開催してください。(参考記事:「講演会開催マニュアル」)

USMLE概要③~USMLE(医学英語)を勉強する意義①~
初めての方はここから! ハイ!ナイストゥミ―チュー!Dr.瀬嵜です。すっかり秋らしくなってきましたね。今年の夏の暑さは異常でした。やっと気持ちよく...
講演会開催までの簡易マニュアル
講演会開催マニュアル 今日3つ目の記事!です! 講演会開催をすることで各大学や個人に大きな影響を与えることは論を待たないのですが、恐らく開催までの流れが...

USMLE STEP1の教材

STEP1受験のバイブルがこの「USMLE STEP1 FIRST AID」です。この本なしにSTEP1合格はあり得ないと言っても過言ではありません。

STEP1受験を考えているなら必ず最初に買うべき1冊です。

この参考書をベースに問題集を解き進めていきます。勉強方法は以下で紹介しますが、ここで絶対にお伝えしたいことは「FIRST AID(以下FA)を決して通読することなかれ!」です。FAはあくまで辞書的な存在であり、通読しても理解できるものではありません。一つ一つの知識が頭の中で結びつくためには問題を解くことで、自分の中でそれらの知識に意味づけしていく必要があります。

僕がお勧めするその他の参考書や問題集は過去時期「お勧めの教材」を参考にしてください。

対策①:お勧めの教材①【STEP1】
対策教材① まずは勉強方法から! ハイ!ナイストゥニーチェ!超人瀬嵜です。すいません。台風でどこもいけないからおかしくなりました。 さて、いよいよ...

USMLE STEP1の勉強方法

USMLE勉強の鉄則は兎にも角にも「多くの問題を解くこと!」。これに尽きます。

講演会では合格したいなら最低3000問230以上取りたいなら最低6000問とお伝えしております。

勉強法の詳細は過去記事「必見!勉強法鉄則!」を参照してください。どんな勉強にも絶対に役に足すはずです。

勉強方法総論①~全員超必見!~
これ見逃がしたら損をする 初めての方はここから! ハイ!ナイストゥミ―チューDr.瀬嵜です。今回は勉強方法についてお話をしていきます。徐々に詳しい勉強方...

ここではその勉強方法を簡単に紹介します。

  1. 問題を解く
  2. 解説を読む
  3. FAで該当箇所を読む
  4. FAに載っていないことはFAの余白に書き込む

➡FAへの書き込み方は過去記事「FAへの書き込み方」を参照してください。

対策⑥:FIRST AIDの使い方【STEP1】
FIRST AIDの使い方をご紹介 今日もコメダ珈琲にこもり講演会のスライド作りをしていました。コメダってシロノワールばかり有名ですけど、個人的にお勧めなのが...

 

①~④を1サイクルとしてそれを何千回も繰り返す

非常にシンプルで強力な勉強法です。このサイクルを継続することにより、「結果として」FAを通読することになります。

最初から通読してFAを理解・暗記するのではなく、問題を解きながら1つ1つの知識を理解していき、それらの知識が徐々に繫がり、結果としてFAを通読するような形になるのが理想です。

そして、あらゆる勉強で大事なことは「情報は1つまとめる」ことです。この大事さも過去記事「必見!勉強法鉄則!」で紹介しております。

*暗記に必須なまとめノートの作り方は過去記事「まとめノートの作り方」を参照。

*Dr.瀬嵜超オススメのメモリーツリーの作り方は過去記事「メモリーツリーの作り方」を参照。

勉強方法総論①~全員超必見!~
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対策⑦:まとめノートの作り方【STEP1】
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対策⑧:メモリーツリーとは【STEP1】
メモリーツリーの作り方をご紹介 おい!お前ら東大にいけ!Dr.瀬嵜です。懐かしいでしょ。もう10年以上も前にはやったドラゴン桜です。 では今回はそのドラ...

 

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USMLE STEP1受験のスケジュール例

ここでは「平均的な学力の医学生が無理なくSTEP1合格を目指す場合」のスケジュールの1例を紹介します。人によって学力・目標・大学のカリキュラムなど異なるのであくまで参考に留めておいてください。

設定としては「CBTとOSCEが終わり臨床実習が始まったばかりの学生が1年間でSTEP1の合格を目指し、かつその間に大学の定期試験は無く、国家試験の勉強はせず、部活も熱心にはやらない」とします。

1~2か月目:FAのQ&A(1000問)を解く。1周だけでよい。復習はいらない。

目安スピード:1日15~25問

3~5か月目:USMLERx(オンライン問題集:2500問程度)を1周終える。

目安スピード:1日30問~50問

➡その後模試に挑戦(撃沈前提で受ける。試験全体の様子を把握することが目的。)

*USMLE受験で模試は超重要!模試のについては過去記事「模試のオススメ」を参考に。

6~7か月目:USMLERx復習

目安スピード:1日50問~80問

➡その後再び模試。ここで合格最低スコアをクリアできたら理想的。

8~9か月目:UWORLD(オンライン問題集:2500問程度)を1周終える

目安スピード:1日60問~100問

➡三回目の模試。

10~11か月目:UWORLDの復習

目安スピード:1日100問~

➡4回目の模試。

12か月目(直前期):FAの通読➡ひたすら暗記

*直前期の過ごし方は過去記事「直前期でスコアを確実に10上げる方法」を参考にしてください。

対策⑨:直前期の過ごし方:スコアを10上げる方法【STEP1】
ハイ!グッドナイト!Dr.瀬嵜です!眠い!やることありすぎてカオス状態です。なので夜遅くから書き書きします。 あ、メルマガは明日配信予定です。お待たせして...

以上になりますが、これだけでも人によっては230以上狙えます。

まとめ:準備期間1年 問題数:6000問+模試

 

 

Dr.瀬嵜の実際のUSMLE STEP1受験スケジュール紹介(参考程度に)

大学3~4年:病理学「Robbins」の問題集(1300問:低学年には推奨)を勉強会で1周
大学4年1月~5年6月:FA Q&A(1000問:推奨) +Kaplan Qbook 1周(850問:非推奨)

➡模試:188

大学5年7~8月:LANGE USMLE STEP1(1200問:非推奨)+BRS Behavioral Science(650問:推奨)

➡模試:209

大学5年9月~1月:U WORLD(2000問:超推奨)全問理解するまで復習

➡模試:225

大学5年2月~3月:Kaplan Q bank(2500問:非推奨)全問理解するまで復習

➡模試:238~256

大学6年4月:総復習して本番

➡本番:235/99(当時は二桁スコアがあり99が最高スコアでした。)

まとめ
準備期間:Robbinsを開始してから3年、USMLEを開始してから1年3か月問題数:約11000問(問題集+模試)

*Dr.瀬嵜の詳しい合格体験記は過去記事「合格体験記」を参照。

*Dr.瀬嵜の生い立ちは過去記事「自己紹介」を参照。

合格体験記~STEP1①:冒険者の旅立ち~
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USMLE STEP1受験に必要な費用

USMLE受験にはある程度高額な受験費用が必要です。

合格に必要最低限の費用を計算してみました。

受験費用:約15万円

FA+Q&A:約1万円

オンライン問題集(UWORLD+USMLERx半年契約):約7万円
模試4回分:約2万円

合計:25万円

以上となりましたが、実際にはこれ以外にも参考書を買ったり、模試を受けたりするでしょうし、受験会場への移動費やホテル代も考慮すると25万円以上かかるでしょう。

USMLE受験に必要な費用は過去記事「USMLE受験に必要な費用」でまとめていますので是非参考にしてください。特にCSではかなり高額な費用が必要となりますので必見。

 

USMLE STEP1勉強法まとめ

STEP1受験は多くの方にとってUSMLEの最初の関門となります。合格にはある程度の時間や費用、そして努力が必要ですが、「正しい」方法で準備すれば合格は夢ではありません。あなたも米国」医師国家試験に合格できるのです!

当ブログではSTEP1に限らず全てのSTEPに関する情報をどこよりも詳しく提供しております。他の情報が気になる方は、是非過去記事「当ブログのオリエンテーション」より検索してみてください。

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