合格体験記~STEP1⑥:2連続模試!~

ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です!

昼寝したい気持ちを抑えてブログかきかき。

ブログのアクセスを解析してみると「はやく合格体験記を完結させてくれ」と言わんばかりの結果になっているのでさっと体験記を進めていきます。

ではでは。

合格体験記

4月の初旬にある情報を掴みます。どうやら、5月中旬から試験の内容に若干変化があるらしい。今まで以上に臨床寄りの問題が増え(基礎医学を臨床医学に応用した問題程、問題分が長くなります。なので、臨床医学が出題範囲であるSTEP2CKは全体的にSTEP1より問題文が長いです。)、免疫学の出題量が増えるとのことでした。

その影響の現れの一つですが、NBMEの模試に11と12が追加されました。なるほど、この2つは新傾向と対応して作られているのだな。僕が受験する日はまだ新傾向ではないが、採点対象外問題として新傾向の問題が組み込まれている可能性がある、ならば2つともやるしかない。と、考えたわけです。

➡USMLEの試験問題は上記のように頻繁に改変されます。現在のUSMLEは全問題が臨床問題形式になりましたが、実はUSMLEにも以前は日本の国家試験の一般問題のような問題も含まれていました。最古の模試であるNBME1には「◎◎の薬の副作用は?」みたいな短答形式の問題も入っていたと記憶しています。

このUSMLEの変更の流れに迎合するかのように日本の国家試験も一般問題から臨床問題への移行を始めています。賢明な方ならUSMLEが国家試験の「未来」問となり得ることがもうお分かりでしょう。この話題に関しては今後またブログかメルマガで記事にしていきますね。

USMLEは日本医師国家試験の「未来」問

さらに、この時にはまだ模試の4時間が最長試験時間であり、本番の7時間という長い試験時間に不安がありました。5block以降に集中力が切れるという話は耳にタコができるくらい聞いています。なら、対策するしかないです。そこで、NBME11,12を連続で受験することにしました。1つ4時間20分なので、計8時間40分です。休憩を含めると10時間近くなります。

今回の模試の目的はただ成績を求めるものではなく、どこまで集中力が持続するのか見極めることです。そして、本番よりも長い試験時間を体験することで、本番への怖さを軽減させることも目的の一つです。もし、この経験をせずに本番を迎えると「5block以降に集中力が切れたらどうしよう」という不安が常に付きまとうと思います。是非、受験前には超長時間模試を体験してください。

➡僕のSTEP1対策の重要戦略の1つ「2連続模試受験」です。これ絶対的におすすめです。改めて理由を言うまでもなく、上記の通り。はっきりいってこれをやらないのは準備不足を露呈しているのに等しいと思います。

長時間試験対策のために本番前に模試を2連続で受けてみよう

模試の結果です。一つ目はNBME11です。

第7回模試(NBME11:2011/4)

前回のNBME7と全く一緒でした。570なので、3-digit score:238。正答率は86%でした。まぁ、新傾向だしそこまで成績が伸びることもないのでしょうか。あと、いよいよ頭打ちしてきた可能性もあります。実際86%以上取るのはきつい。グラフの赤い星も13/19個になりました。そして、後半戦開始!きついぞ(笑)。NBME12が最後の模試になります。

第8回模試(NBME12:2011/4)

あれ・・・?上がった(笑)。今までのNBME模試の中で最高得点でした。610なので、3-digit score:247に相当します。正答率はなんと90%でした。赤い星は16/19まで増え、苦手だった微生物/免疫学は満点でした。勉強を開始した頃は自分が9割も取れるようになるとは思ってもいませんでした。努力は報われるのですね。

忘れてはいけないのが、この模試は後半に受けているということです。なんと後半の成績のほうが良い、ということは集中力には自信を持っていいということになります。もう、本番の試験時間は怖くありません。

➡9割正答と言っても9割の問題を理解して解いているわけではありません。自信をもって答えているのは恐らく7割くらいです。そんなんもんです。あとは2択で悩む問題ばかり。NBMEって確かに難しく感じるし、「そんなもん知るかよ」って思うような問題もありますけど、実は殆どFAとUWORLDをやっていれば解けちゃう問題ばかりなんです。問題の問われ方が違うから「知らん」ってなるだけで実はその殆どがFAに書いてある。つまり問題集の問題をそのまま覚えるのではなく問題作成者の意図をくみ取りながら勉強することが大事になります。伸び悩んでいる人に向けた記事はまた後日書きます。

ハイスコアを取っている人も確信を持って選んでいる問題は少ない

最初の模試と比べてみましょう。

これがたった9ヶ月で↓に

未来はどうなるか分からないもんですね。しかし、Behavioral scienceだけはどうにもならないのか・・・。

試験2週間前に、サンプルテスト(2011年版)を受けることにしました。以前より、サンプルテストは本番より簡単だと聞いています。

結果: 1block: 41/46 2block: 44/46 3block: 43/46 Audio: 5/5
Total: 133/143(93%)

でした。93%ってちょっと取れすぎではないかい。それほど簡単なのか、運を使い果たしたのか。予想スコアは266と出ました。さすがに嘘ですやん、それは・・・(笑)。

➡本番直前の模試のスコアは240~260くらいでした。そのため99は余裕で取れると思うようになっていました。「99なんて取れない」という常識はもはや自分の中では「非」常識になっていました。

さてさて果たして本番はどうなるのでしょうか。。。。

次に続く!シーヤ!

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