USMLE最短合格方法の考察 2024/3追記
挨拶
ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。2024年になり一度記事を最新情報のものに更新してみました。「最短で合格したい」と思っているその君!気持ちはよくわかるぞよ。しかし、逸る気持ちを抑えてとりあえずこの記事の目を通してみるのじゃ。STEP1からECFMGを取得し、STEP3に合格するまでの現実的、かつ最短方法をご紹介してますぞ!
USMLEコンサルタント・合同会社U-Consultant代表
精神保健指定医
ポケモンマスター(Pokemon Goの対戦で世界一達成)
国立国際医療研究センター病院や亀田総合病院などの有名病院に精神科医として勤務。その後、日本人の臨床留学の夢を叶えるべく、一念発起しUSMLEコンサルタントとして独立・起業。YouTubeやTwitterなどを通じて精力的に情報発信をしている。著書「Dr.セザキング直伝!最強の医学英語学習メソッド」医学書院はAmazonでベストセラー1位を記録。
↓動画でも勉強方法を紹介しています
USMLE STEP1対策・勉強法のまとめ~2021/9更新~
「とにかく最短で合格する方法を教えてくれ!」というニーズが数多
さて、今回は久しぶりにUSMLE関係の記事をお届けします。ブログではOET関連の情報を発信していましたが、継続してUSMLE関連の相談にものっています。そんな悩める方々の相談を受ける中で、あることに対して一定数のニーズがあることに気が付きました。
それは、「とにかく最短で合格する方法を教えて欲しい」というものです。そういう希望を持つ方々曰く、「インターネット上にはハイスコアをとった人の情報は載っているけど、最低点でもいいから最短で合格する方法を載せている人が殆どいない」とのことです。2022年1月にはSTEP1のスコア制度が廃止となり、合否判定のみのPass/Fail制となりました。これまで以上に最短で効率よく合格する方法が求められております。
手前味噌で恐縮ですが、絶対に合格したい人はセザキングが主催するオンラインサロンがオススメです。確実に合格までの距離がぐっと縮まります。入会希望者多数のため受付は不定期に行っています。2024年11月に入会受付再開予定です。
巷に溢れるメソッドは「ハイスコアの取り方」ばかり
確かにSNSやブログではハイスコアをとった方々の情報ばかりが拡散されており、まさに「権謀術数」(は言い過ぎか)とか「生存者バイアス」と言うべき状況となっております。もちろん、ガチ勢にとってはそれらこそ求める情報でしょう。しかし、そうではない受験生がそれらの情報を見れば、「自分って全然だめなんだ」と思ってしまうのも無理は無く、むしろやる気が削がれてしまう場合があることも否定できないのです。(実際に教え子達の多くの悩みは「他の人と比較して」成績が良くないというものです)
先にSTEP1がP/F化したと述べましたが、スコア制度が残っているSTEP2CKもそのスコアの重要性が疑問視されているような印象を受けます。もちろんハイスコアであることに越したことはありませんが、以前にも増して日本人を取り巻く臨床留学の状況は過酷になってきており、コネなしでのマッチは非常に厳しくなってきております。そういう状況を鑑みてもコネを得ることを最重要視し、USMLEは最短で駆け抜ける戦略が現在の主流かと思われます。
そこで、改めてセザキングが「ECFMGを最短で取得する(=USMLEに最短で合格する)方法」を考察してみることにしました。不要な参考書や問題集を選択しないようにしてください。ちなみに僕の教え子の中で、最短でECFMGを取得されたのは以前にブログでも紹介した金先生ではないかなと思います。彼は確か5年生の時にSTEP1の勉強を開始し、6年生の時にSTEP1と2CKに合格し、研修医1年目の秋ごろに2CSに合格しました。恐らくSTEP1勉強開始から3年間くらいでECFMGを取得したということになります。仄聞ですが米軍病院のフェローの1年間で全てを取得した人もいるようです。
CSが廃止され、OETに置き換わっている現状ではECFMGの取得までの期間も大幅に短縮が可能です。実際にオンラインサロンのあるメンバーは8か月で全て揃えてしまいました。衝撃です。
直接的な教え子ではありませんが、このブログを参考にして勉強し、在学中にECFMGを取得された高橋先生もおります。
STEP1のスコア制度廃止(Pass/Fail化)が決定し、さらにこの記事の重要度が増しています。もう誰もスコアに拘る必要はありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。
もしセザキングが学生に戻ったら・・・
これから「ECFMGを最短で取得する方法」を具体的に考察していきますが、最短といっても皆さんの置かれている環境や能力、財力、時間は全て大きく異なりますし、それら全て場合分けすることもできません。そこで、「もし僕が大学1年生に戻ったら」という過程で御話しを進めていきましょう。つまり、低学年のうちからECFMG取得を意識し、効率よく勉強を進めていく方法を例示します。しかし、末尾にはまとめとして、高学年や医師の方向けに「ECFMG取得するために最低限すべきこと(おまけとしてSTEP3も掲載)」を載せていますので、参考にしてもらえるのではないかと思います。
さて、ここでセザキングの基本情報をおさらいしますが、僕は2浪を経て山形大学医学部に入学しました。当時の英語力は壊滅的で二次試験に英語が無いが故に山大を選択したほどです。壊滅的とは言え、さすがにセンターレベルは解けないと医学部に合格しようもないので、センター英語では9割程度は取れるようになるくらいまでは勉強していました。当時はTOEICやTOEFLを受けていませんが、STEP1合格後に受けたTOEICが600程度だったので、1年時に受けていたら恐らく500~550くらいだったのではないでしょうか。そんな、結構ひどい英語力の瀬嵜君は医学部に入学して、K教授に出会ったのです。
「是非、臨床留学をしてみたらどうだい?」
(←簡略化のため文脈も何もない)
「やってやるぜ!でも、どうしたらいいのだろう?」
(←単純にもほどがある)
さて、臨床留学のことを始めて聞いたセザキングは、どうやったらそれが実現できるのか考えてみた。すると、USMLE GO!!というブログに網羅的なUSMLE関連の情報が載っていることを知る。さらに、「セザ本」を読めばECFMG取得に十分な情報を1冊で得ることができた。なるほど。なるほど。アメリカで臨床留学するためには、USMLEに合格してECFMGを取得する必要があるのか。え、USMLEって一つだけじゃなく、4つもあるの。そうか、CSが最難関だったけど今はOETに置き換わってるのね。でも、今後ずっとOETで代替される保証はないのか。それならば優先的にSTEP1とCKの取得を目指していこう。そしてなんとかして、在学中にECFMGを取得することを目標にしてみよう。また必ずしもレジデントとしての臨床留学に拘るわけではないので、最速での合格を目指すことにしよう。
医学の知識がない低学年のうちは英語力アップを目指そう!
コロナウイルス感染拡大の影響でSTEP2CSは廃止となり、現在はOETという試験に置き換わっております。
最低限の英語力を身に着ける
ECFMG取得の最大の関門はCS合格であったが現在OETに代替されている。OETはCSと比較するとかなり易しいが、ECFMG取得後のマッチングや現場で求められる英語力は非常に高い。しかし、英語力の無い僕にとってはOET合格であっても夢のまた夢である。もしSTEP2CK合格後にOETの対策を始める場合、そこから英語力を鍛えてOET合格までもっていくには最低でも1年はかかってしまう。そこで、STEP1を本格的に勉強するまでは英語力向上に注力する方針とした。
・TOEFL60未満の英語力の場合
中学英語すら身についているとは言い難いので、まずは中学英語の本を一冊終えて、その後文法の本を2~3冊仕上げる。具体的な方法は以下の記事を参照してほしい。
・TOEFL60~79の英語力の場合
(悲しいことに、これでも)平均的な医学生の英語力を上回っており、OETの準備することも可能だが留学を視野にするのであればまだ低すぎる。TOEFLやIELTSを教材としながら得点アップを目標とする。その際に、特に「発音矯正」に力をいれる。オンライン英会話をするのもいいし、モチベーションアップのために短期留学するのも良い。とにかく3年生を終えるまでにTOEFLで80を越えることを目標とする。
STEP1に最短で合格する
必死な思いで勉強しなんとかTOEFLで80を越えるようになってきた。さて、いよいよ医学知識も見についてきたところで本格的にUSMLEの勉強を始めようと思う。
・2年生~
大学で基礎医学を学んでいる段階では問題集に取り掛かっても返り討ちにあうだけだろう。よって、大学の講義で学んだことをFAに書き込み、余裕があればFA Q&Aを数問だけでも解いてみることにした。
基礎医学を学んでいる時に最も大事なことは「そこで得た情報を忘れないようにする工夫」である。苦労して暗記した知識も、悲しいことに殆どの学生は忘却してしまう。そこで、FAに書きこんでおくことで、将来的に必ず見直すことができるようになり、長期的な記憶に変換することができる。低学年の学生はこれだけはやってほしい。僕らが苦労して得た知識を、試験を乗り越えるだけの手段だけに留めてほしくない。この「基礎」を如何にして「臨床」に活かしていくのかが何より大事である。
基礎医学で学んだ知識をFAに書きこんでいこう!
3年生~
TOEFL80を越えたので本格的にQ&Aを始めてみることにした。オンライン問題集から始めてもいいのだが、難易度に面を食らいそうなのでQ&Aから始めてハードルが下げてみた。Q&Aでも十分に難しいのだが、医学を英語で勉強しているという充実感がある。
最速での合格を目指す場合にはQ&Aを終えたらRxをスキップしてUWを開始してもいいが。殆どの人には難し過ぎるので、「絶対にやりとげる!」という強い意志が無い限りはRxをはさんだほうがいい。3年生が最初からUWをやると殆どの方がフルボッコされるのでオススメはできない。RxはFAを出版している会社と連携されて作成されたオンライン問題集で初学者向けだ。Rxは商品選びが大事で問題集のみをやる場合は「Rx」ではなく「Qmax」で良い。頻繁にsaleをやっているので見逃さないようにしよう!
人間には「やる気曲線」なるものがある。難易度が適正ではないものに対して、人は本気に取り組むことができない。
つまり学力や英語力によっては、最初からUWがこの本気ゾーンに入る人もいる一方で、多くの低学年生にとっては図で言うところの「難易度11以上」になってしまう。(多分14くらいだと思う)だからこそ、QAでウォーミングアップをして、Rxを挟むことで本気になるという戦略が大半にとって現実的だと言えるのだ。
これまで低学年にはQAをオススメしてきましたが内容も古くなってきており正直その重要性は低下しております。USMLE講義動画「USMLEはじめの100問」では、USMLEの基本的な解き方や勉強方法法、本番で出題されやすい知識、捨てても良い知識などを紹介しています。QAの購入を検討されている方はこちらの講義動画と比較されてみてください。
↓Rxを使用する人は以下の記事を絶対に読むこと
↓もっと効率良くロケットスタートを切りたいという初学者はUSMLE講義動画もオススメ
「USMLEはじめの100問~完全版~」初学者必見!唯一のUSMLE日本語講義動画の紹介
・4年生~(高学年やお医者さんたちはここから)
とにかく最速で合格したい。(継続できる意思があるならば)もうQ&Aは必ずしも必要ではないので、いきなりUWから開始する。今や3700問を越える膨大な量になっているが、まずはこれを1周することを目標にする。最初は1日10~20問しか解けないが、徐々にペースを上げていき1周を終える頃には最低でも1日40問は解けるようにしたい。3~6か月をかけて1周し、模試を受けて復習を開始する。復習は「マークをつけた問題をゼロにする」ことを目標とする。これを1~2か月で終える。最後の1か月でUWの模試を2つと、NBMEの連続模試、そして最後の2週間を使ってFAの通読を行う。直前期のサンプル問題も忘れてはならない。これにてSTEP1はほぼ確実に合格できる。
ただ口にするのは簡単だが、行うは難しである。正直、めちゃくちゃしんどいと思われる。特に正答率が40%を超えないような場合には最短を諦めて一度Rxからやり直すことをオススメする。
UWorld | Test Prep for NCLEX, SAT, ACT, MCAT, USMLE & More!
在学中にECFMG取得を狙う医学生なら4年生末~5年生夏までには合格しておきたい。この期間に合格するために必須条件は「CBTとOSCEの準備に時間をかけないこと」だ。最長でも1か月で、それ以上は絶対にかけてはならない。社会人なら1年で合格できればほぼ最速クラスだろう。(東大クラスの頭脳だと半年でもっ合格可能なのだが、悲しいかな普通は無理です)
これが合格を「確実にする」最短の勉強方法だ。さらに時間を短縮したい(=合格率を下げることになる)場合には、UWSAは削っても良い。NBME連続模試は極力やっておきたいところであるし、本番で同一の問題が出得るサンプル問題は解いておいたほうが得策だ。
実はFAすら使わずに文字通りUWのみで合格してしまう人がいる。恐らくこの方法が最も省エネと言えるが、これは万人にはオススメできない。いかに知識を頭に保持するのかという点が重要なのだが、FAでなければAnkiという手もある。稀に何も必要とせずに問題を解くだけで暗記してしまう人がいるが、これも才能の世界なので決して全員にできる方法だとは思わぬこと。興味があれば試す価値はある。
(人によっては)UWのみでもSTEP1に合格することは可能だ!
STEP2CKに最短で合格する
STEP1に合格する力があれば2CKの合格はもう遠くない。正直、STEP1にかける半分の時間で合格が可能だろう。5年生中、遅くとも6年春にはCKに合格したい。加えて、マッチングのための勉強に時間を割くことは絶対に避けるべきだ。マッチングは学力を競う試験ではない。病院のニーズを鋭敏にキャッチして、その資質があるかのように振る舞う試験である。学力は指標の一つに過ぎない。
やるべきことはとてもシンプルでUWをやりこむのみ。勉強方法はSTEP1と近いが、異なる点はFAが使えない(=有用ではない)ことだ。STEP2CKではEvernoteやankiなどの暗記アプリを積極的に使って、UWで得た知識は全て覚えるつもり勉強する。STEP1と比較して、UWの優位性がさらに高いのが特徴だ。
これが最短でSTEP2CKに合格する方法だ。もしさらに省略するとすればUWSAとNBMEくらいだろう。STEP1と違って直前期にFA通読の必要はないが、その代わりに自作のEvernoteやAnkiを繰り返すことも重要だ。最初から1日50問以上のペースでやれば3か月でUWを1周できる。
STEP2CKではUWのみで合格可能と記載したが、最近UWの情報をいかに集約するかという点がよく議論されている。「FAがなければ自分で作ってしまえばいい」という発想で、UWの情報をevernoteやgoodnoteにまとめるのが主流となっている。
本記事は「最短で」合格を目指す方法について記載しているため上記の方法を提案しているが、CKでハイスコアを狙う場合にはまた別の戦術が必要になる。最近では特にAmbossの意義が見直されており、ハイスコアを積極的に狙うのであれば是非挑戦したい。
STEP2CSに最短で合格する(2024年3月現在CSは廃止)
*CSは廃止となっているためここは読み飛ばしてもよい
CS合格に必要な期間は英語力によって大きく異なり、3カ月~2年の幅がある。帰国子女なら3か月でも合格できるが、英語力が無いと年単位必要となる。しかし、(仮想現実の)セザキングは低学年のうちにTOEFL80を越える英語力を身に着けていたので、CK合格後に速やかにCSの準備に移行することができた。純ジャパの場合には最短でも4カ月、普通なら半年は準備期間が欲しい。何故なら膨大なフレーズを暗記し、さらに発音矯正をする必要があるからだ。
僕なら(=医学生なら)6年生の春から秋にかけて準備をして、卒業試験1か月後くらいに受験したい。もしCS受験のために半年を費やすとした場合には、最初の1か月は発音矯正のために発音の本を1冊仕上げる。その後、または同時並行で、FAのPractice Caseで練習しながら、その都度セザキングマニュアルを使って、フレーズ暗記と修正を繰り返す。Practice Caseは最低でも2周したい。その際に練習相手が必要なので、CS練習開始前に何とかして練習相手をみつけておく、受験生が理想だが、難しい場合にはネイティブで協力してくれる人を探す。オフラインで相手をみつけることが難しければオンライン英会話を利用するのも良い。セザキングメソッド(SEP鬼の鉄則)を脳に刻み、あとはひたすらフレーズ暗記を繰り返すのみ。
この流れで十分に戦えるが、最後にものをいうのは「発音」だ。これを疎かにしては、いかに他の能力を積み上げてもCSの合格には及ばない。とにかく発音を大切にすることだ。そして、その矯正には数カ月単位、場合によっては年単位必要になることも留意されたい。
自分は英語が得意!と思っている人ほど注意だ
OETの合格を目指す場合にはCSほどの準備期間や英語力は必要としない。しかし、OETのリスニングはオーストラリア訛りがかなりきつく手こずる人が多い。リスニング次第では1年必要とするケースもある。ポイントは普通にリスニング力を強化するだけではなく、OET用に強化していく必要がある。OET onlineなどのリスニング教材をフル活用し、頻出単語を徹底的に覚えるのも有効な手である。
STEP3に最短で合格する
めでたく在学中にECFMGを取得できた。あとは卒後にSTEP3のみ合格すればよい。STEP3はMCQの中では最難関の試験であり決して甘く見てはいけないが、受験者全員がECFMG取得者という猛者ばかりであるため、今まで通りしっかり対策すれば殆ど合格できるはずである。MCQ対策はこれまで通りUWでOKだが、STEP3にはCCSという特殊な試験がありこれはUWよりもCCS Casesを利用したい。
STEP3はMCQ+CCSの構成となっているが、MCQはこれまで通りに勉強すればいいので特に言い伝えることもない。ただ、CCSはそもそもルールが分からないので、そのルールを把握することから始めるのだが、肝心のそれがどこにも載っていないので、USMLE GO!!を見るしかない。(手前味噌!!)とにかくブログのSTEP3関連記事を通読して基本情報を頭に叩き込む、その上でCCS Casesをひたすら解く。詳しい勉強方法は別記事を参照されたい。UW1周後に模試を受け、その後UWを復習しさらに模試を受けて完成である。この段階であれば自分自身の勉強方法は確立されていると思うので、最短で3か月あれば合格可能だろう。この流れを可視化すると以下のようになる。
UW:MCQ➡MCQ復習➡NBME➡ブログ通読➡CCS Cases:CCS➡ CCS復習➡本番
かくして、(仮想の世界の)セザキングは在学中にECFMGを取得し、初期研修中にSTEP3に合格できた。
最短で合格する方法は最安で合格する方法でもある!
「ECFMGを最短で取得する方法」をまとめ
以下に改めて「ECFMGを最短で取得する方法」をまとめてみる。カッコ内は省略可とする。
おわりに~USMLE受験はFAとUWで完結できる~
ECFMG取得にSTEP3の合格は必要ないがおまけとして掲載してみました。こうしてみれば一目瞭然ですが、USMLE受験はFAとUWで成り立っていることが分かります。どうしても最短で合格したく、しかもあまりお金をかけたくない(かけられない)方はとにかくFAとUWを徹底してやり込むことが大事です。また、医学知識が十分でない低学年の場合は逸る心を鎮めて、まずはしっかり基礎英語力を築くことが肝要です。そして、現在であればOET対策になりますが、今後起こりえるあらゆる変更に備えて基礎英語力を身に着けておくことが決定打となります。留学している日本人は口を揃えてこう言います。「英語がとにかく大変」だと。そして「CSが本当にいい勉強になったし、あれくらい合格できないようでは働くのは厳しい」と。本当に長期的な戦略が大事になるということです。
いいか!在学中にECFMGを取得するんだ!(ドラゴン桜風)
今回はこんなところで、皆さんにとって道標になれば嬉しいです!!!!
それではまた。しーや!
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