【告知】m3にUSMLEがテーマの連載が出ます!

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m3にUSMLEの連載決定!

挨拶:マッチングの時期で色々思ふ

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。6年生の皆さん、マッチングの準備はいかがでしょうか?最近僕も履歴書に目を通す日々ですが、ある学生の履歴書を添削したら「このまま出します!」と言われてワロタでした。それは冗談として、色々な履歴書を見ていて思うこととしては、「日本語の上手さに結構差があるな」ということでしょうか。

日本語の書き方講座⓪~まえがき~
日本語の書き方講座の紹介 胃もたれDr.瀬嵜です。 さぁ今回から「日本語の書き方講座」もゆっくりと展開していきます。 なぜUSMLEとは一見関係ない「日本語...

これって自覚していない人が多いと思うんですわ。この得手不得手が結果にクリティカルに響くかどうかはわからないけど、文章を「正しく」書くためには当然論理性が必要なわけです。なので、いかに優秀な成績でも「下手な」文章を書いていると、僕個人としては「うーん、ちょっとな」と採用に二の足を踏むような気がします。いわゆる地頭ってやつね。

「セザ本」でも主張しているんだけど、その日本語の正しさを確認するには「英訳する」ことがオススメです。日本語って「とって、あれを」みたいな文法がめちゃくちゃな文でも意味は通じるけど、一方で英語では単語の順番が逆になったり、主語述語関係が崩れると途端に意味が変わってしまうのよね。だから、逆説的に聞こえるかもしれないけど、「正しく英訳できる文章は正しい日本語である」ってのが僕の主張なわけです。履歴書を見てると「うーん、言いたいことはなんとなくわかるけどこれは英訳できないよな」って文章が多いのですわ。皆、履歴書を書く時は多くの人に目を通してもらいましょうね。医療系じゃない人にも目を通してもらうのもありだと思います。日本語と英語の関係をもっと詳しく知りたい方は是非「セザ本」を手に取ってください。

「セザ本」絶賛発売中!Amazonでベストセラー1位!「あめいろぐ」ともコラボ中
「セザ本」絶賛発売中! ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。 僕の処女作「Dr.セザキング直伝!最強の医学英語学習メソッド(通称:セザ本)」が4月13日...
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全5回のUSMLE記事

さて、本題。なんと、m3に連載を持たせてもらうことになりました!といっても、既に全5回のうち3回が世に出てしまっているのですが(笑)。

第1回

英語ができなくてもUSMLEに合格できる その真意は?
United States Medical Licensing Examination(以下、USMLE)は米国の医師国家試験であり、米国で医師として働くには合格することが必須です。今回は、英語偏差値

第2回

臨床の知識よりも重要 医学生の最強武器とは?
United States Medical Licensing Examination(以下、USMLE)は米国の医師国家試験であり、米国で医師として働くには合格することが必須です。今回は、英語偏差値

第3回

USMLEコンサルタント直伝!突破の鍵は「役者魂」
United States Medical Licensing Examination(以下、USMLE)は米国の医師国家試験であり、米国で医師として働くには合格することが必須です。今回は、英語偏差値

m3って?

医師・医学生の方であればm3の説明は不要かと思いますが、一応説明しようと試みたところ「あれ?m3ってなんだ?」となってしまいました(笑)。よく考えるとm3って一部上場の大企業で様々なサービスを提供されているので、一言で説明するのは僕には中々難儀でした。そこで、Wikiの力を借りることにしました。

以下、wikipediaより転載

「インターネットを活用した医療関連事業を行うために、ソニーコミュニケーションネットワーク(現 ソニーネットワークコミュニケーションズ、通称 So-net)の出資により設立された。 医師・医療従事者向けの医療情報ポータルサイト「m3.com」[注 1]を運営している。社名のエムスリーは、Medicine(医療)・Media(メディア)・Metamorphosis(変革)の3つの言葉の頭文字に由来している。」

まじか。m3の語源は知らんかった。また一つ賢くなりました(笑)。つまり、メディアを介して医師・医療従事者への情報提供を行う企業でしょうか。そして、恐らくこの最後のMがポイントで、変革を重視することが今回の「USMLE(というマイノリティだけど面白い)をテーマとする連載」に繋がっているのではないでしょうか。前衛的というか、革新的というか。

数年前USMLEへの風当たりは厳しかった

いずれにせよm3に連載を持たせてもらえるとは非常に有難い限りです。思い返せば5-6年前、USMLEに対する風当たりは今よりも厳しく、正直受験生に市民権はありませんでした。言い過ぎかもしれませんが、マイノリティ過ぎてある大学ではその存在すら知らない人が殆どということもありました。そんな当時、色々な企業にUSMLE企画を持ちこんでみましたが、基本的に帰ってくる言葉は「面白いけどね・・・(マイナーすぎてコンテンツにならないよ)」でした。そんなUSMLEが今となっては全五回の連載になるとは時代が変わったものだと痛感しています。

USMLEが周知されることのメリット

大事なことなので何度も言いますが、僕自身は決して臨床留学を推奨する立場ではありません。USMLEも臨床留学も全て人生の選択肢の1つであり、興味ある人が挑戦すればいいだけです。そこに強制力は一切ありません。ただ、多くの医師・医学生にとって「質の良い教材で医学英語を勉強すること」は大事なことかなと思い、USMLEの布教(?)活動をしてきたのです。

USMLE STEP1対策・勉強法のまとめ~2023/4/27更新~
ハイ!ナイストゥミーチュ!セザキングです。 徐々にブログの情報も飽和してきており、改めてここで「USMLE STEP1に関する情報のまとめ」をお届けしたいと思...

ですから、USMLE以外にやりたいことがあれば当然それをやればいいわけです。ただ大事なことは、USMLE「も」選択肢の1つであるということです。これまでの「USMLEや臨床留学はエリートだけの特別なもの」から、「誰でも挑戦できるもの」にハードルが下がることで多くの人にとっての将来の選択肢が増え、もっとワクワクして過ごすことができるのではないでしょうか。

そういう意味において、m3というより多くの方に目を通して頂ける媒介に連載を持たせて頂いたことは、さらに多くの方が夢を持つことができるチャンスになったのではないかと思います。本当にありがとうございます。

実数は分かりませんが、体感として明かにUSMLE受験生は増えています。特に社会人の割合が増えてきている印象であり、卒後10年以上経過してから留学を目指す方がいるのはもちろんのこと、「日常診療がまんねり化してきてしまった」ということを理由に勉強を開始される人もいます。やはり医学英語を学ぶ上では最高のツールということなのでしょう。

m3との出会いを通じて

今回の連載を機にm3さんとの関係性を築くことが出来ましたが、そんな中で思いがけないこともありました。ご存知の通り今USMLEコンサルタントとして活動していますが、その活動の一環として「USMLEを勉強しやすい」または「臨床留学の準備をしやすい」ための環境も提供しています。例えば、留学準備のための時間やお金を求めている方に病院や医師の紹介をすることもあるのですが、今回m3さんと繋がったことで転職サイトであるm3キャリアにも紹介しやすくなりました。既に何人か紹介させて頂き喜んで頂いております。このようにご縁が広がっていくのは大変有難いことです。

エムスリーキャリア株式会社
エムスリーキャリアは、医療に特化したキャリアサービスを基盤に組織や人が抱える課題を解決することで健康社会の実現を目指しています。

今後は起業家としての側面も見せていきたい

本連載では、USMLEの基本情報は勿論のこと、USMLEコンサルタントの成り立ちから具体的な活動内容まで紹介させて頂いております。今後は医師でありながら臨床医や研究医以外の道で活動をしていく起業家としての一面も見せていきたいと思っています。

それでは是非連載をお楽しみくださいませ。しーや。

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