米国マッチング②~マッチング参加前にすべきこと~

マッチング(米国)

マッチングに参加するまでにやるべきこと

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。こんなご時世なので中々外出することもできませんが、こういう時こそやるべきことを粛々とやるしかありません。万事塞翁が馬。一喜一憂せずに目の前の課題をクリアしていくのみです。僕の場合は、記事を書いたり、サロンを運営したりということになります。

さて、今回は米国マッチング参加前にすべきことについてお話をします。先日紹介したNY先生の体験記より個人情報を引いて、情報を一般化したものを掲載しようと思います。原文はサロン限定で公開しております。

米国マッチング①~小児科マッチNY先生のUSMLE体験記~
米国マッチング① ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。毎年3月はマッチングの時期です。え、夏でしょ!って?違います。「アメリカの」マッチングのシーズン...
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・USMLEのこと

御存知のようにUSMLEのスコアはマッチングで重視されるので、可能な限り良い点数を取ることが重要になります。従来、STEP2CKよりもSTEP1のスコアのほうが重視されていましたが、2021年よりSTEP1の結果が合否判定のみとなり周りに差をつけることが難しくなりました。いずれはSTEP2CKも合否判定のみになると予想されますが、現時点ではSTEP2CKではできるだけ良い点数を取っておくことも重要な戦略です。基本的には足切りにかからない点数が必要であり、出来れば230、最低でも220は欲しいところですが、他のIMGと差を付けるためには内科では240/250、小児科では230/240くらいは求められます。

STEP2CSに関しては1度で合格することが非常に大事であり、一度でも落ちると足切りされるリスクがグッと上がりますが、かといって1度落ちてもマッチする場合はありますので諦める必要はないと思います。CSは約4年毎に評価基準の改定が行われており、毎回難易度が上がっています。日本人にとって最難関であるため、なるべく早めに仕留めておきたいところです。

STEP2CKはなるべくハイスコアを狙うべし
STEP2CSは一発で合格すべし

・コネクション

今後、STEP1の点数での差別化が難しくなれば、コネクションの有無がより重要になってくると考えられます。コネクション作りに王道は無く、とにかく色々な方に連絡を取りまくることがポイントです。スコアのような明確な指標がなくなるほど、信頼できる人からの推薦が意味を持つようになります。アメリカは日本人が思っているよりずっとコネ社会なのです。

質問コーナー⑯~臨床留学前のキャリアについて~
挨拶 ハイ!ナイストゥミーチュ!セザキングです。 うむ、色々やっております。とりあえず手稲の資料は作成しました。 引っ越しもあるから何かと忙しいで...

その方法の一つとして、米国の特定の診療科のメーリングリストを見つけ、そこに載っている先生に片っ端からメールをするという手段もあります。もし米国で診療している日本人の先生の話を聞けば、何とかして連絡を試みて会いにいくことです。それは日本でも出来ることであり、臨床留学の経験がある先生を見つけたら何とかコンタクトをとってみたり、アメリカ人医師が来日されると聞いたらそこまで足を運んでみることもできます。そして、幸運にもお話をする機会を得たら、その先生の経験談やマッチングの実情について質問してみましょう。そうすることで、現実的にその先生の所属する病院よりインタビューの招待を得ることがあります。

ありとあらゆる手段でコネを作るべし

・アポイントを取った時に注意すべきこと

連絡を取る場合には少なくとも最低限の礼儀は守る必要があります。例えば、相手の先生の経歴、現在の所属などわかる範囲で調べることです。こちらから連絡しておいて相手の事を何も知らないのでは大変失礼に当たります。自分の英語力やUSMLEのスコアについて、そしてマッチしない場合どうするかなど、想定される質問に対して明確に答えることができるようにしましょう。その病院のインタビューに呼んでいただくよう便宜を図って頂くことが最終目標かもしれませんが、最初からその意図を前面に出さずに、まずは親交を図っていくのが第一です。このような活動は臨床留学を志した時点から開始しましょう。

面接に呼んでもらうことが目標でも礼を失することなかれ
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・Personal Statementなどの書類作成やボランティアについて

特に学生の場合はできるだけ色々な活動をしておくとPSなどの書類作成や面接の際に役に立ちます。ただでさえAMGはボランティア活動なども精力的にやっています。在学中の留学経験はUS clinical experienceに含めやすいので、可能であれば学生のうちにアメリカでの実習経験が積めればなおよいです。「学業一辺倒でアピールポイントはUSMLEの点数だけ」という状況ではほかのIMGとも差がつきません。良いプログラムであるほど、課外活動やeducational experienceなどについて聞いてくることが多いようです。

在学中にボランティアやアメリカでの実習経験を積むべし

・研修先は慎重に選ぶべし

フェローや研究をしてその後レジデンシーをする可能性もある場合、できるだけIMGフレンドリーな病院や州を選ぶことが肝要です。所属する病院がIMGを全く採用しない場合もありますので、それらは事前に調査しておく必要があります。特に田舎にあるプログラムほど地元に近いところに住んでいる人を優先する傾向にあります。これは環境の激変や不便さからメンタルをやられてしまったり、「こんなはずではなかった」とドロップアウトすることを防ぐためです。

事前のIMGフレンドリー具合を調査すべし

 

以上となります。このように今後も米国のマッチングに関する情報を提供していきます。幸いなことに知り合いでマッチされる方が多いので、それらの方から少しずつ情報を頂き、それらの情報から重要な要素を抽出しブログで紹介していきます。

それでは!しーや。

 

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