受験方法④~改・USMLE受験方法完全版!!!~

受験方法

改・USMLE受験方法完全版

挨拶:コネクトセミナー大盛況のお礼

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。お元気でしょうか。先日のコネクトセミナーはお疲れ様でした。お蔭様で大盛況で終わりました。セミナー後に新たにSMCに入会して頂いた方や、セザ本を購入して頂いた方がおり、本当に有難い限りです。

セミナーで経て感じたことですが、僕は話者よりも司会者のほうが向いているのかもしれません。気持ちはもはや田原総一朗の如く、話者に疑問を投げかけておりました。実際にセミナー後の感想でも、そのような感想を頂いたのですが、質問にはコツがあると思います。質問する際には、単に疑問思ったことを聞くだけでなく、視聴者の気持ちを代弁する必要があります。また、質問するためには質問者の中にある程度の知識や答えが無いと相手の答えをうまく引き出せません。そこで、普段から色々考えているか、という点が非常に重要になってきます。皆さん、日頃より積極的に知識を身に着けていきましょう。

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USMLE受験方法の変化

さて、今回はお待ちかねの「新」USMLE受験方法です。これまでに3回に渡って受験方法の記事をお届けしてきましたが、その方法があまりにも変化しすぎてしまい、記事の内容とは異なる面が多くなってきました。その記事でも逐一お伝えしてきたように、USMLEに関する情報は日々刻々と変化しています。僕はどう転んでも「当事者」には慣れないため、情報を最新化するためには「受験者=当事者」である皆さんの協力を得る必要があります。そこで、SMC(オンラインサロン)のメンバーにも協力して頂き、情報収集を続けてきました。それを続ければ続けるほど、このUSMLE受験申請は複雑で、しかもある意味決まった形の無いものだと気が付きました。しかし、ようやく全体像が見えてきたのでここ記事を刷新する準備ができたといわけです。SMCではこれらの情報を常に更新しており、今後もどんどん加筆・修正していく予定です。

USMLE受験方法の全体像

(2020年10月現在の)USMLE受験申請の全体の流れは、

ECFMGでのID作成➡ECFMG certificate 申し込み➡オンライン公証(=Form186の提出。以前はSTEP3のみ求められたが今は全てのSTEPで必要となっている)➡各STEPの申し込み・受験料支払い(ここで3カ月の受験期間を決める)➡自大学がEMSWPに所属していない場合はForm 183などの提出(郵送またはオンライン)➡プロメトリックで受験日決定

となっていますが、順調にいっても受験日決定までに1カ月程度かかります。最近では、コロナの影響で予定よりもかなり遅れることもあるようです。場合によっては3か月くらいかかると見越して出来るだけ余裕をもって申請しましょう。

A:ECFMG IDの作成

受験申込の第1歩目はECFMGでのIDの作成です。ECFMGにアクセスし、IWA/Apply for examinationから情報を入力してIDを作成していきます。ID作成を申請してから完了するまで5 business daysかかります。

ECFMG | Educational Commission for Foreign Medical Graduates

B:ECFMG CERTIFICATEの申し込み

ID作成後はECFMG Certificateを申し込みます。これをゲットするのがまさにUSMLE受験する本来の目的であり、ここで申し込んでおくと、後にSTEP1・STEP2CK・STEP2CSの3つに合格すると自動でCertificateが発行され、国際郵便で自宅まで郵送されてきます。

画面上に指示に従いチェックを付けながら申し込みを進めていきます。ここでCertificate fee約150ドルをクレジットカードかPaypalで支払います。このfeeも年々上がっているので注意です。

C:オンライン公証

支払いが完了すると、次に公証を行う必要があります。支払い後に公証に必要なForm186がダウンロード可能になります。

*法務省HPより

公証制度:国民の私的な法律紛争を未然に防ぎ,私的法律関係の明確化,安定化を図ることを目的として,証書の作成等の方法により一定の事項を公証人に証明させる制度です。

つまり公証とは「これまじで自分の(サイン)っす。まじっす。」っていうのを証明するために公証人という方の前でサインすることですね。

以前はこの公証は大使館や領事館で行う必要がありましたが、現在はNotaryCamという専用サイトで公証人とビデオチャットを行うことで、オンライン上で公証を行うことができます。アメリカのサイトなので当然全て英語ですし、公証人とのやり取りも英語になりますが、単純な英語のやりとりのみなのでそこまで心配する必要はないです。

*ちなみにSMCでは、メンバーの一人がこのオンライン公証の様子を動画を用いて説明してくれています。大変助かります。。。

オンライン交渉の詳しい流れは以下のようになります。

①Form186をダウンロードしNotaryCamにアクセスする。

②NotaryCamのアカウントを作成する。

③Form186とパスポートをアップロードする。

④NotaryCamより公証のスケジュールが送られてくるので返信するとLinkが教えられる。

⑤公証人にパスポートを見せて書類上の顔写真と相違無いか確認される。

⑥ビデオチャット上で写真撮影し、Form186にWeb上でサインする。(実際には字体を選択するのみ)

⑦完了後にNotaryCamがそのデータを直接ECFMGに送信してくれる。

このように以前のように学務課や大使館に行く必要がなくなりました。この後はECFMGと学務課が直接やり取りをしてくれるので、こちらからは何もする必要はなく、(10 business days=約2週間)結果を待つこととなります。ここまでは学生・医師ともに同じ流れかと思います。

D:各ステップの申し込み・受験料支払い・受験期間の決定

公証後にいよいよ各STEPの申し込みを行います。ここで受験料を払い、受験期間の3か月を決定します。9月末~10月初旬にならないと次の年の受験予約ができないので注意です。また今年はコロナによる特例で2020年12月末までは受験期間が伸びております。

E:Status Verification(EMSWPまたはForm183)➡卒業生の場合、追加資料の提出

このプロセスが非常に煩雑です。ここは「受験者は卒業生ですか?それとも学生ですか?」と、ECFMGが受験者の現状を確認する作業となります。

所属する医学部がEMSWPに登録しているかどうか鍵なのですが、登録している場合には、大学とECFMGが常にオンラインでつながっている状態になるため、わざわざ追加の資料を提出する必要はありません。しかし、登録していない場合(公式HPの文言からは、登録している場合でも、その医学部が紙の資料を提出することを希望する場合もあるのかもしれません)には、追加資料としてForm 183を提出して、受験者の現在のステータスをECFMGに伝える必要があります。これは1回のみならず毎STEP行う必要があるので非常に面倒です。

皆さんの大学がEMSWPに登録しているかどうかは各自確認してください。オンラインでの確認方法は見つけられませんでした。2020年6月に近畿大学が登録したことがニュースになっていましたが、聴取したところまだ3割くらいの大学は加入していないようです。

*SMCではメンバーより各大学のEMSWP加入状況をチェックしてまとめています

Form183を郵送する場合には、コロナの影響で現在は普通郵便(EMS)が使えないため、割高になりますが、FEDEXやDHLなどの国際宅急便を使う必要があります(5000~10000円)。また、交渉次第ではオンライン申請が可能になる(←意味不明ですが。)ようなので、郵送のリスクも考慮すると頑張ってオンラインで申請できるようにしたいところです。

上記のプロセスは全員必要なのですが、卒業生になると追加の資料が求められます。

日本語版卒業証書、英語版卒業証書(無い場合あり)、英語版卒業証明書、英語版成績証明書、役員リスト(無い場合あり)

注:卒業証明書と卒業証書は別物です

現在はこれらの資料の提出が必要になると聞いていますが、実際には時期や人によって異なる可能性があるのでECMFGの指示に従ってください。これらは必ずしも大学を介する必要は無く、宅配便やメール、My ECFMGというアプリからの提出です。特に卒業証書は卒業時に発行されて手元にあるものなので、自分自身で提出する必要があります。また、大学によっては英語版の卒業証書を発行してない場合もあるようなので、その場合には大学とECFMGで交渉してもらい、英語版卒業証明書で代用することを許可してもらう必要があります。ECFMG ID作成済みの場合、その後の卒業確認のプロセスにも1~2か月程かかります。

また結婚などにより姓名が変更になった場合には、戸籍謄本(Strykerなどの公式な翻訳サービスを利用する)も必要になります。これにも1~2か月要します。

F: Prometricを介して受験日決定

上記のプロセスが完了すると、約2週間でECFMGよりScheduling numberが送られてくるので、このナンバーを使ってPrometricを介して受験日と会場の決定が可能になります。Prometricは、米国の認定試験(USMLEを含めた)を実施する機関で、ECFMGやNBMEのようなUSMLEを主催する機関が、試験の運営業務をPrometricに委託しているようです。会場の予約は3カ月前から可能になる(=空きが出る)ようになるので、受験を予定している日程の3か月前には会場の空き状況を確認するようにしましょう。また、最初はあまり空いてなくてもその後徐々に空きが出てくることが多いので、理想の日程が空いてなくても暫定的に予約しておき、その後も頻回にチェックするのがいいかと思います。

まとめ

僕が知る限りでは以上になりますが、一番困るポイントは公証後の書類申請でしょう。まずは自大学がEMSWPに登録しているかどうかを確認しましょう。登録している場合には基本的にはオンラインでのプロセスになると思います。していない場合には国際宅急便を使った申請になるかと思いますが、コロナの影響もあり平常時ではないため交渉次第ではオンラインでも受理される可能性があるという認識です。

今回の記事は僕の力を相当注ぎ込みました。そして、周囲からの力添えが無ければこのようなクオリティの記事は完成しませんでした。本当に感謝しております。きっと、この記事が多くの皆様のお役に立てると信じています。

それでは、また。しーや!

↓最近コラボしている英語学校です。

 

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