USMLE概要⑫~結局STEP1と2CKどっちからやればいいのよ問題~

USMLE概要

社会人は最初にやるべきはSTEP1、それともCK問題

挨拶

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。超久々のブログ更新です。さぼっているわけではなく表面的に見えない活動をしているだけなのですが、色々と準備もできてきたので動画(YouTube)やブログでも新たな企画を展開していきたいと思っています。

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永遠の問い

今回の記事は久々にUSMLEの話をがっつりしていきます。(USMLE界隈で真新しい情報があまりないんよね)社会人受験生の中でずっと話題になってきた問題があります。それは「社会人はSTEP1から始めるのか、それともCKから始めるのか」問題です。以前より僕自身は「STEP1派」でしたが、賛否両論もあり「STEP2CK派」も容認してきました。どちらにもメリット・デメリットがあると感じていたからです。

しかし、コンサルトを重ねる中で自分の立場がさらに固まりつつあります。結果として、「社会人もSTEP1から開始すべき」が現時点での結論となりました。STEP2CKから開始することの代表的なメリットとしては、「臨床の知識が活かすことのできるCKのほうがとっつきやすい」というものがあります。確かに基礎医学の勉強から離れて久しい社会人にとってSTEP1の勉強は非常に大変です。(誰にとっても苦痛ですがw)ただ、初動の大変さはSTEP1と比較するとやはりマイルドであるため、勉強の習慣付けがしやすいという点においては、CKから開始するほうが有利であり、CK合格後にSTEP1に移行しスムーズに合格する人がいるのも確かです。しかし、その一方でSTEP1の知識がない故にCKで苦労している人も一定数いるのです。冗談ではなく成功者(特にエリート)の言うことは鵜呑みにしてはいけません。3カ月で合格する人もいれば、何年やっても合格できない人もいるという事実が確かにあるのです。ただ、その影にスポットライトが当たることが殆んどないというだけの話です。

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CKの相対的重要性

一昔前までは「CKのほうが簡単」という謎の噂(?)と、「STEP1のほうが大事」という確かな理由からCKは軽視されがちでした。ただ、この数年でその風潮は大きく変化しつつあります。何よりもSTEP1がP/F化となったことは特筆すべき変更点でしょう。これはSTEP1がP/F化されたこと自体が問題なのではなく、それによってSTEP2CKが相対的に重要になったことが問題なのです。

STEP1のP/F化による影響に関しては、これまでにも様々な推察が飛びかっていましたがこれまでに確かなものはありませんでした。しかし、実際にCKのスコアがマッチングの足切りに使われているという話も聞くようになってきました。(あるプログラムでは足切りが258とか・・・やばす)

僕個人としては、そうなってはSTEP1のスコアを廃止した意味が全く無いと思っていますが、この点に関してはこれ以上に言及しないでおきます。そして、さらに問題となるのはCKの合格最低スコアの上昇です。2022年11月現在では214まで上昇しています。この10年間でなんと20近くも上がっているのです。ただこのスコアも算出方法は不明ですし、相対的なものではあるので、その上昇=難易度UPと関連付けられるわけではないものの、実際に受験生の負担になっているのは確かなようです。

STEP2CKから始めることによる弊害

これらの理由により、USMLEの中でSTEP2CKの相対的な地位が上昇していると考えます。もちろんフェロー狙いであればスコアは関係ないと思いますが、そうであっても少なくとも合格はしないといけません。話を戻すと、CKにはSTEP1の知識が非常に役に立ちます。名前の通り「STEP」なので、段階を追って勉強するのが最も効率的なのでしょうが、CKではSTEP1の知識が必要であり、STEP3ではこれまでの全てのSTEPの知識が求められるというわけです。STEP1の知識がなくともCKをクリアできる人も一定数いますが、やはり苦労されている方もいます。その苦労する理由をよく観察してみると、STEP1受験生にとって常識であることがCKから開始組には常識ではないという問題があるようです。具体的には小児の代謝性疾患や免疫異常症などのSTEP1の生化学や免疫学、微生物学で必ず押さえなければならない分野が非常に手薄になる傾向があり、これはCKの問題を解くだけでは十分に身につかないという恐れがあるのです。

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学習能力の個体差は大きい、しかし・・・

学習能力には個体差があります。あまり言及されない話ですが、医師であっても医学生であっても能力差はあるのです。ただ、留学を達成するかどうかはまた別次元の問題です。(ここではあまり触れないですがUSMLEに何回も落ちても現在米国で活躍されている人はいます。)合格さえしてしまえば何とかなる可能性がありますが、合格しないとどうにもなりません(いやこれすらも例外もあるんだが。。。)たとえ勉強や英語が苦手であっても、あらゆる手段を講じれば9割くらいの方(独学だと5割という印象)は何とか合格まで持ち込むポテンシャルがあると思っています。その手段の一つとして、「STEP1から受験する」があるわけです。そういう理由から、少しでもECFMG取得の可能性を上げるためには社会人でもSTEP1から始めるべきという結論に至りました。

というわけでこれからUSMLE受験を開始される方は是非STEP1、つまり辛いほうから始めてください。ただSTEP1さえ乗り切ればあとはなんとかなります。何とかなるというよりも、後に引けなくなるというのが正解かもしれませんが。最新のSTEP1受験事情に関しては後日またお話しをしていきましょう。

あ、YouTubeで大きな展開がありますので是非みてくださいね!(=チャンネル登録よろしく)それでは、またシーヤ!

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