USMLE概要①~USMLEとは~

USMLE概要

 

初めての方はこちらから!

ハイ!ナイストゥミ―チューDr瀬嵜です。自己紹介も終わり、いよいよUSMLEの合格体験記に移行していきたいと思ってますが、その前に一度立ち止まってUSMLEとは何かというところを説明していきます。

基本的には後日メディックメディアで公開されるマニュアルを参考にして頂ければと思いますが、ここでも少しずつ紹介していこうと思っています。

この記事では

・USMLE概要

・STEP1,2CK,2CS、3

 

の簡単な紹介をします。

USMLEの概要

・USMLE概要

USMLEとはUnited States Medical Licensing Examinationの略称であり、つまり米国の医師国家試験のことです。

USMLEは、FSMB(Federation of State Medical Boards:医事審議会連合)とNBME(National Board of Medical Examiners:国立医療試験審議会)によって主催され、アメリカ合衆国各州で医師免許取得の際に行われる試験です。

一般にアメリカ合衆国内のメディカル・スクールの在学生・卒業生(M.D.)は、各州で医師免許取得の際にUSMLEの3段階の試験に合格することが要求されます。

また、アメリカ合衆国以外における医学校を卒業した学生(International Medical Graduatesのこと。IMGと呼ぶが、今後よく出てくるので覚えておいてください。)がアメリカ合衆国各州で医師免許を取得し診療を行う場合にも、USMLEの3階段の試験に合格することが必要となります。

・USMLEの構成:STEP 1, 2CK、2CS、3

USMLEは随時受験(試験による)でき、アメリカの臨床研修指定病院に研修希望する際にはここでの成績がマッチングの選定に影響します。 試験はMCQ (Multiple Choice Question)方式のコンピュータによる学科試験によって行われます。

日本の医学生が4年次に受けるCBTはUSMLEをモデルとしており、試験方式も殆ど一緒です。USMLEはSTEP1、STEP2(CK・CS)、STEP3の3段階の形式で構成されています。STEP1とSTEP2CK、STEP2CSはどの順番でも受験が可能ですが、STEP3だけは最初の3つを合格しないと受験資格が与えられません。

STEP1:

基礎医学分野からの出題です。試験はマルチプルチョイスの問題で構成され、問題数は1ブロックあたり40問以内であり、全7ブロックであり合計で280問を超えないようになっています。

一般的な米国の医学生は2年次の終わりに受験するようです。また日本人では、基礎医学修了者に受験資格があると聞いたことがありますが、USMLEのホームページで確認したところ医学生または医学部卒業生であれば誰でも受験可能なようです。しかし、実際の受験時期は4年生後半以降が現実的でしょう。2018年6月時点の合格最低スコアは194です。STEP1のスコアの詳細は後ほど詳しく説明します。

STEP2CK(Clinical knowledge):

臨床医学からの出題であり、一般的な米国の医学生は4年次に受験するようです。STEP1と同様にマルチプルチョイスです。問題数は1ブロックあたり40問以内であり、全8ブロックで構成されており合計で318問を超えないようになっています。

問題の中には論文の1部を読ませて問題を答えさせるような長文問題も含まれており、そのような問題を含む場合は1ブロックあたりの問題数が減ります。合格最低スコアは209です。ここ数年で合格最低スコアが189→209と20も跳ね上がっているように、徐々に合格が厳しくなっている印象です。

 

STEP2CS(Clinical skills):

基本的臨床技能に関する技能試験です。日本のOSCEに相当するものだと考えてください。12種類のスタンダードな症例に対し、模擬患者役から、問診、診察、診断等を行っていくというものです。

試験会場は全米でフィラデルフィア、シカゴ、アトランタ、ヒューストン、ロサンゼルスの5都市で開催されています。STEP1, 2CK, 2CSまでを合格するとECFMG certificateが発行されます。これを取得するとレジデントとして働く権利が得られます。

 

STEP3:

総合的な医療知識と実践に関するCBT形式の試験です。試験内容はSTEP1やSTEP2と同様にマルチプルチョイスの試験と、STEP3に特有なCCS(Clinical Case Simulation)という試験で構成されます。(試験の詳細はSTEP3受験マニュアルをご参照ください。)

STEP3はその州で働くための州免許試験のような役割があります。アメリカ人の多くはレジデンシーの初年度に受験するようです。試験は2日間に渡って行われます。合格最低スコアは196です。

 

こんな感じです!僕は既に全て終えておりますが、どれも大変なものでした。

これから勉強方法もどんどん書いていきますが、とにかく大事なことは

・正しい情報を知って、目的に向かい真っすぐ進むことです。

田舎ではどうしても情報が不足しがちで自分流の勉強になりがちです。それはとても危険なことで、情報が不足しているがゆえに失敗してしまうケースを幾度も見てきました。特にCSでは本当に情報戦になっており、絶対失敗できない試験だからこそこのサイトから正しい情報を確実に得て欲しいと思っています!

それではまた次に記事でお会いしましょう!シーヤ!

その②:スコアの見方はここから。

コメント

  1. […] ★USMLEって何?という初心者さんは:USMLE概要から。全体像を把握できます。まずはそこからね。 […]

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