STEP2CS対策⑯~CISサイレント難化か?後編~

STEP2CS対策

新潟大学講演会迫る・・・!

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では、前回の記事の続きです。

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CISサイレント難化か②

前回の記事

前回の記事では「CIS落ちする日本人の出現」「CISギリギリで合格した日本人が増加」を理由としてCISが難化しているのでないか?という仮説を立ててみたところでした。また、同時期に「SEPも難化してませんか?」という質問を受けており、公式発表は無くとも現在のCSの評価基準に違和感を抱いている人は僕だけではないようです。

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もう一つの理由

さて、もう一つの理由を述べていきます。前回の記事でもちらっと書きましたがTwitterである情報を得たのです。

それは「アメリカの医学生が受けるOSCEの評価基準が変更された」というものです。具体的には「Genderへの配慮が新たに追加された」でした。

LGBTという言葉を聞かない日は無いというくらい、最近「性的マイノリティ」について話題になっており、これはアメリカのOSCEにも影響を与えているようです。元々、診察をする際には患者の名前に「Mr」や「Ms」などの敬称を付けて呼ぶことが通例でした。もちろん、この敬称には「性別」の意味合いが含まれます。Mrは「男性」を指しますし、Msは「女性」を意味する表現です。

しかし、一見した見た目が「男性的」だとこちらが判断しても、実際のその患者の「性自認」は判断がつきません。もしかしたら、自身のことを「女性」だと思っているかもしれないですし、または「無性」だと認識しているかもしれません。

つまり、相手の性自認を確認せずに「Mr」や「Ms」の敬称を付けて名前を呼ぶことは「相手のGenderへの配慮が足りないよね」ってことになるわけです。では、どうするかというと、次のように挨拶をします。

D: Good morning. Are you Robert Smith?
P: Yes.
D: I’m Sezaking, Nice to meet you. How would you like to be addressed?

このようにHow would you like to be addressed?、つまり「何と呼ばれたいですか?」と聞きます。このように相手が希望する呼び方を聞き出すのが「Genderへの配慮」というわけです。これがOSCEに組み込まれるのは、さすが差別に敏感なアメリカ、といった感じです。

 

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実は以前より提唱されていた

さて、この時点で「ん、まてよ。そのフレーズって昔からなかった?」と思われた方もいるかもしれません。正解です。「相手の希望する呼び名を聞くべきかどうか」ということが以前より議論されていました。特にKAPLANを代表とする予備校がそのように提唱していたのです。

しかし、「何故そうすべきなのか?」という疑問に対する明確な答えはありませんでした。KAPLANがあまりにもしつこく「How~?」と聞けというので、僕も仕方なく本番でSPにそのように聞いてみたところ、「は?なんでもいいよ」と反応されてしまいました。この経験から、そんな枝葉末節に拘る必要はないと判断し、それ以降日本人受験生にはそのように聞くことを非推奨としていました。

ですが、「Genderへの配慮がOSCEの評価基準に追加されたこと」と「CIS落ちしている日本人がいること」は無関係のようには思えないのです。

OSCEの変化はCSの変化に通ずる

恐らくですがこの「Genderへの配慮」が、OSCEと同様にCSでも評価基準に組み込まれた場合にはCISに影響するはずです。そして、もし、ここ最近本当にそれが追加されていたとしても、そんなことを意識している日本人は殆どいないはずなので、日本人受験生のCISは須らく減点されることになります。ここでは詳しく言及しませんが、日本人がCSに合格するためには「CIS貯金を使うこと」が必須になるため、「カウンセリングをしない戦術」などの方針の人は既に貯金をかなり使っています。そこで、この「Genderへの配慮」の追加によってさらにCISが減点されてしまうと、それが致命傷になってしまう可能性が出てきます。もちろん、この項目以外にも何か追加された可能性があり、それもCISへ大きな影響を与えているのかもしれません。

繰り返しになりますが、公式発表はありません。しかし、もしかとすると、既に「How~?」と聞くことが少し推奨であったものが、強く推奨に変ったのかもしれません。つまり採点項目自体に変化はなく、配点の濃淡だけが変更になっている可能性があります。

いずれにせよ今後もCISの動向を注視していく必要があるでしょう。間違いなくCSは「IMGの流入を防ぐための障壁の1つ」になっています。とにかくIMGが不利となる項目の難易度を上げることで、見かけ上「公平に」IMGを落とそうとしているのです。

今後もCISとSEPは難化していくと可能性高し

そこでThe IMGである我々日本人はそのような事情を考慮しながら対策を練る必要があります。もしCISがサイレント難化するのであれば、SEPがしれっと難しくなっていてもおかしくはありません。(ただ実際にSEP落ちする人は落ちるべくして落ちています。合格に不思議な合格あり、不合格に不思議な不合格なしです。追悼)

ということで今回の件に関して言えば、挨拶の際に「How~?」と聞いた方が無難でしょう、となります。この程度であればSEPに多大な影響を与えることはないでしょう。

こんな感じのことを考えていたので記事にしてみました。社会的背景まで考える必要のあるCS対策はとても奥が深いです。

では今回はここまで!しーや。

 

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