STEP2CS対策⑦~具体的な勉強方法~受験生(ガチ勢)向け 全力で執筆しますた

STEP2CS対策

ガチ勢の皆様、これを見れば大丈夫!

あー、こんな時間だ。グッドナイト!Dr.瀬嵜です。

前回医学生向けの記事を書いたので、CS受験のガチ勢から「はよ続き書かんかい!」という無言のプレッシャーを感じ、目をこすりながら記事を書いております。(笑)なんか久々にモーニング娘。聞くとなんで昔と今でどうしてこうも楽曲のクオリティが違うのかと不思議になりますな。どうでもええか。

ガチ勢もスタート地点は医学生と一緒なので前回の記事は必ず読んでください。

それに加筆するような構成で解説していきます。

果たして「Hello!」とは言わないほうが良い理由はなんでしょうか?

青:前回の記事と一緒 黒:ガチ勢向けに加筆

⓪勉強に必要なもの・人を準備する。
基本的にはFIRST AIDとマニュアル製本版です。最悪FIRST AIDだけでもOKですが、フレーズへの対応が中途半端なのと語呂合わせが一切載っておりません。


あとはメンバー集めです。医療面接という性質上一人での勉強には限界があります。興味があるメンバーを集めて勉強会を開くことをお勧めします。今回は2人で行うことを想定し話を進めます。

ガチ勢に告ぐ(アドルフに告ぐ的な)

やはり理想的には同じくCS受験者を見つけることでしょう。僕は運よく優秀な医学生と一緒に勉強できたので非常に助かりました。現在ではUSMLEのライングループなども数多くあるのでそういう場を利用して受験者を見つけるところから始めましょう。都内では定期的にCS勉強会をしているようなグループもあるようです。

①基本的なフレーズを暗記する

ここで言う基本的なフレーズとは
・挨拶
・現病歴 OPDCSFLIQRAAAのこと
・既往歴など PAMFOSWADSADTOESのこと
・締め
に必要な英語を覚えることです。さすがにこれくらいは覚えておかないと面接が成立しません。例えば痛みの程度を聞こうとしても覚えていないと聞けません。だから最低限、On a scale from 1 to 10, with 10 being the worst pain you have ever had, which number would you rate the pain?と言えるまでは暗記する必要があります。暗記は勉強会でする必要はないため自習としたほうがいいでしょう。
だから今回は最低ここまでは覚えてこようねって約束しておく。一つの質問に数種類の聞き方がありますが、それらを全て覚える必要はありません。自分が覚えやすいものをピックアップして覚えていきましょう。
現病歴や既往歴の語呂も最初は大変ですけど覚えたほうがいいです。これは英語とは関係なく臨床現場でも使えるものなので、これらを医学生の内に学べるということは非常に贅沢なことです。

ガチ勢に告ぐ

最初に覚えるべきは医学生と一緒です。上記の基礎的なフレーズを暗記することから始めます。ここで気を付けるべきは最大限簡単なフレーズを選択する事です。多くの人が欲を出してフレーズに多くの情報を盛り込み、そして高級な英語を選択しようとします。ここに落とし穴があります。そのような選択をすればするほどSEPでの減点リスクが高まります。日本人にとって正確に発音しにくい単語は極力避けていきます。

例えばHelloはお勧めしません。helloというくらいならなるべくGood morningです。というのもHelloを正確に発音するのは意外に難しいからです。例えば、あなたが外国人の医師の診察を受けることになり、最初の挨拶で「こんにちぃわ」とか言われたら「こいつ大丈夫か?」ってなりませんか。同様の理由でphysicianもお勧めしません。絶対doctorのほうが無難。このような細部に気を遣うことができているかどうか。それが重要だと思うんです。その積み重ね。だから基礎的なフレーズを覚えるときも極力シンプルなものにすること。これ重要です。

②FIRST AIDのPractice Caseで練習してみる

医者役と患者役に分かれて練習します。医者役は事前にDoorway Informationのみを見ることができます。ちゃんとやるのであればその部分だけをコピーしてドアの外に貼り付け、医者役は外で待機をすると臨場感が出ていいかもしれません。
患者役の人はFIRSTAIDに書いてある患者情報を読みます。基本的には聞かれた質問に対する受け答え方が全て書いてあるので、自由英会話の必要はありません。またチャレンジングクエスチョンなども掲載してあるので見逃さないようにしましょう。
またマニュアルに書いてあるようなメモ書きを利用することをお勧めします。これは僕が実際に書いたメモ書きです。

詳しい説明はマニュアルをご覧ください。このように事前に紙に語呂を書いて入室することで効率よく問診をすることができます。

ガチ勢に告ぐ

受験生であればメモ書きをすることは絶対です。必ず1分時間かけてメモ書きして語呂を書いてから入室してください。事前に語呂を書いておくことでアドリブを防ぐことに繋がります。現病歴の語呂:OPDCSFLIQRAAAと既往歴などの語呂:PAMFOSWADSADTOESは絶対に書いたほうがいいです。主訴毎の語呂は意見が分かれるところですが、暗記する余力があれば書いたほうがいいです。もしその余裕がなければ、せめて思いつく鑑別疾患だけでもメモしてから入ったほうが落ち着いて問診ができます。

毎ケース時間を測りましょう。恐らく最初は時間内に終わらないと思います。身体診察は全身行う必要はありません。主訴にフォーカスした部位だけ行います。また問診も語呂の全てを聞く必要はありません。適宜削ることが肝要です。

③練習で言えなかった英語を復習する

覚えたはずなのに言えなかったフレーズや、なんて答えていいのか皆目見当もつかなかった質問への答えをFAやマニュアルで確認し、各自覚える。

ガチ勢に告ぐ

これは医学生と一緒ですが、受験生は徹底的に覚えます。一字一句です。三単現のsを抜かしたら死ぬと思いましょう。ここで効率良くフレーズを覚えるためには複数の質問に対してなるべく1つの返答で答えるようにしていくことです。

例えば、以下に3つのchallenging questionを示します。

Am I going to die?

Will I lose my feet, doctor?

What’s causing this? Is it my thyroid?

さてどのように答えますか?

 

僕の答えはこちら。

I understand your concerns. But, we are not sure what is causing your problems exactly now. In order to give you an accurate answer, we need to run some tests. After that, we should be able to give you the more accurate answer. Is that ok?

全部これで問題ありません。だから余計な記憶なんてする必要はない。

この返答方法はさらに応用できます。仮に相手の質問が聞き取れなかった場合はどうしたらいいでしょうか。質問は大きく2つに分類されます。

A,患者の病気や症状に関する質問

B.それ以外の質問(保険とか)

質問の内容が正確に聞き取れなくても恐らくAと思われる場合は

I understand your concerns. But, we are not sure what is causing your problems exactly now. In order to give you an accurate answer, we need to run some tests. After that, we should be able to give you the more accurate answer. Is that ok?

でOKです。だってその時点では確定診断なんてできないんだから実際にこれ以上に答えようがない。

Bの場合は多くが保険や移動手段に関する事です。

How will I be able to get a ride to the office?

My child is at home alone. I have to leave now.

これらの質問は以下でOK。

I understand your concerns. In this hospital, we have a lot of good social workers who can help you with your problems. If you like, I would be happy to refer you to the social workers after our meeting.

確かにこれだけでは答えることができない質問もあります。だからこのように場合分けをしてフレーズを準備して暗記していく必要があります。

厳しいこと言えば、英語力がそんなにない人が一生懸命複雑なフレーズをなんでもかんでも丸ごと覚えようとするからあかんねん。

自分の持っている力を最大化する戦略をとることが何よりも重要なのです。

④余力があれば鑑別に必要な語呂を確認してみる。

まずはFAの解説を読みます。例えば腹痛が主訴なら、「abdominal pain」と見た瞬間にいくつかの疾患が頭に浮かぶ必要があります。それはマニュアルに書いてる語呂で対応するのが良いです。学生のうちからこんなに鑑別疾患の練習をする機会はそうそうありません。

ガチ勢に告ぐ

受験生は殆ど全ての主訴からすぐに鑑別疾患が想起されるまで何度も練習してください。heel painと聞いた瞬間に鑑別疾患が7つくらい出るまで暗記を繰り返す必要があります。

⑤さらに余力があればカルテ作成してみる

FAの解答例を真似るか、マニュアルのストラテジー通りに書いてみるしかありません。医学英語を正確にスペルアウトする練習になります。

ガチ勢に告ぐ

必ずUSMLEのホームページにある練習フォームで練習してください。10分という時間は非常に短いのでとにかく早く効率的に書く練習をします。必要なら僕のマニュアルも参考にしてください。ポイントはとにかく多く書くこと、陽性所見だけではなく陰性所見も書くこと。例えば、熱がないならno feverと書いたほうがいいです。余程変なことを書かなければ減点はされないと思います。検査は簡便で安いものから書いてください。

 

⑥最後はひたすらフレーズ暗記と発音矯正

 

上記のことができるようになったらあとはひたすら暗記と発音矯正です。発音の参考書を1冊必ず仕上げます。舌の使い方分からないでどうやって矯正しますか。あとはネイティブによる発音矯正です。できれば音声を録音し、それを聞いてもらい細かく指摘してもらうといいでしょう。

⑦日頃からリスニング練習

リスニングだけはごまかしがきかないので毎日英語を聞く習慣をつけるしかないです。別にドラマなんか聞こえなくたって合格できます。

⑧直前に予備校の模試を受ける

予備校の模試を受ける理由は「本番慣れするため」だけです。いやまじで。予備校受けまくる人とか、予備校で受けたことを真に受けてそれをベースに勉強する人いますけど、それはまじでお勧めしません。何よりも費用がバカ高いです。そして予備校の講座って当然英語ができない日本人向けには作られていません。

一旦落ちつきましょう。日本人は何で落ちるのでしょう。そうSEPですね。予備校のコースや模試に参加してSEPが改善しますか?

絶対しませんよ。英語やべー、予備校受けまくろう。ってもう完全に戦略ミスですもん。日本で完璧になるまで練習していく、それを吐き出す練習の場が予備校の模試です。そこで学ぶことなんて殆どない。と僕は思う。そもそも予備校毎に違うこと言ってるのに何を信じたらいいか分かりませんよ。

⑨本番ではひたすら笑顔と聞き返しノー宣言

個人的な意見ではありますが、アメリカではとにかく自信がある感じが大切だと思うんです。だからおどおどしている日本人とかもう最悪。緊張感だって絶対伝わります。常に笑顔で自信がある感じを出していきます。だからこそ喋るのもゆっくりはっきり。早口は駄目です。焦っている感じがでます。そして本番では一切聞き返しをしません。これもSEPを上げるための超重要な戦略。これに関してはまた別に記事にしますか。

 

こんな感じでしょうか。他に思いついたことがあれば追記していきます。

とにかくお伝えしたいことは、

「自分の力は大したことないと謙虚になり、真向勝負することを避け、とにかく戦略的に自分の持っている力を最大化する」ことです。

うわ、もう2時やんか。。。

ねまひょ。シーヤ!

しつこいかもしれませんが本当にマニュアルお勧めです。僕が言ってもあまり信憑性ないかもしれないですけどね。笑

 

 

コメント

  1. […] 今回は前回の記事に付け足しをします! […]

  2. […] 次はCSに挑むガチ勢への勉強方法を提言してみます。シーヤ! […]

  3. 増田憲保 より:

    瀬嵜先生侍史
    初めてメール致します。2019年1月19日に昭和大学で行われるCSseminarについて伺いたいことがあります。一度ご連絡を取りたく連絡しました。お忙しいところ恐れ入りますがご返信お願いいたします。