FIRST AIDの使い方をご紹介
さてこれまでにSTEP1対策に必要な教材を紹介してきましたので、今回はFIRST AID(以下FA)の具体的な使い方を紹介しようと思います。2021年9月に電子版FAについても追記しました。
STEP1はFAに始まりFAに終わります。
正しい使い方を確実に覚えていってください!では始めます。
FAは毎年1月に発行されますが、果たして毎年買うべきなのかという疑問が生じます。それに対する答えは以下の記事で詳しく解説しています。
1)FAの使い方
先にも述べましたが、大事なことなのでもう一度説明します。(追記:記事の後半で電子版のFAの使い方についても言及しています。)
USMLEの問題を解き進める過程で知らない知識に幾度も遭遇していきます。そこで、その疾患名やkeywordを利用して、FAの中でその内容に該当する部分を探しだし、その該当箇所を読みます。
次に問題の解説に書いてあることがFAに書いていない場合は、その不足している部分の知識をFAに書き込みます。余白が無くなるくらいまでどんどん書き込んでください。
ワンポイントアドバイスとして書き込む時には芯の細いボールペンで書き込むことをお勧めします。とにかくいっぱい書き込むことになるので細いボールペンが重宝します。僕は0,28mmのボールペンを使っていました。
また、FAに全く載っていないような疾患も問題集では出題されることがあります。その場合は、ノートを作ってそちらに書き込むか、FAの余白に書き込むかどちらかでしょう。以下の僕のFAの一部を乗せておきます。参考にしてください。
Figure5 Dr.瀬嵜のFA
Tao Le and Vikas Bhushan, First Aid for the USMLE Step1 2011:A Student-to-Student Gide, (McGraw-Hill Education, 2011), p.301,371
こんな感じです。当時のFAには手根骨の情報が殆ど掲載されていませんでした。そのため自分で上の画像のように「手根骨コーナー」を作りそこに情報をまとめていました。
あとは自分にとってベストな書き方を追求していってください。
依然「紙派」の方も沢山いますが、最近の医学生は電子媒体を使って勉強するスタイルが主流になってきています。そこでFAに関しても電子版を好んで使う方が増えてきました。電子版での使い方も色々あるので全て言及することはできませんが、ここで僕が知る方法を述べてみたいと思います。
まずFAを電子版を購入しようとする場合は、Amazonからkindle版のFAを購入するところから始まります。↓ここから電子版にも飛べます。
しかし、ご存知のようにkindleの書籍には自由に書き込みをすることができません。そこでKindleで購入したFAを文字検索可能なPDFに変換し、ノートアプリ(GoodNotes5)に取り込むことで、紙版のFAのように細かく紙面にメモをとることができるようになります。紙版よりもこちらが優れている点は、まず、iPadに入れてもち歩けるという携帯性の高さ、そして、手書きのメモもすべて文字検索可能なその検索力です。
FAをPDF化することで拡散リスクが高まってしまうため、当blogでその方法を表向きに積極的に推奨することはできません。そこでヒントだけ記載しておきますので、気になる方はご自身で調べて自己責任で実行してください。
GoodNotes5:有料だが使いやすい。基本ipad+Apple pencilが必須。
次回はまとめノートのついてお話をしていきますね!

こちらにSTEP1対策に関してまとめたのでこちらもご覧ください!

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