挨拶
ハイ！ナイストゥミーチュー！セザキングです。
おひさです。先ほどもジムにいってきましたが、地獄でした。笑
セッションの最後にサイドレイズ（おもりを持ってうでを横に上げる動作）をしたのですが。トーレナー「地獄のサイドレイズ」と称するように地獄でした。10分間サイドレイズって何？腕がもげるかとおもった。
問題集を完璧にする方法
さて、本題へ。今回のテーマは「問題集を完璧にする方法」という皆が求めているようなものをお送りします。今更かよ！っていう声が聞こえてきそうですが、僕としては講演会でも毎回伝えているし、これまでにブログでも色々と書いてきたつもりだったのですが、最近になって実はあまり詳しく書いてないのではないかという心配が出てきたのでここで再度記載していきます。
この勉強方法はUSMLEに限らずどの勉強にも応用できる至極の方法だと自負しております。ではまいりましょう！
大原則5つ！
① 「完璧にする＝1周する」ではない
② 完璧に理解できた問題以外にはチェックを付ける
③ 2週目以降はチェックした問題だけを解く
④ 完璧に理解できて正解した問題のチェックを外す
⑤ 全問題のチェックが外れるまで何度も解きなおす
上のように大原則を5つにまとめましたが、基本的にこの流れ通りに進めていけば問題集を完璧に理解することができるようになります。では、一つ一つの流れを確認していきます。
① 「完璧にする＝1周する」ではない！
最初にこれを強調してお伝えしておきます。同じ問題集を使っているのに成績が伸びない人と伸びない人がいるのは何故でしょうか。それは問題集の使い方が違うことに他なりません。成績が伸び悩む人の中で特に多い過ちが「問題集を1周しかしない」ことです。これは絶対やってはいけないことです。
どんどんと新たな問題を解きたいという気持ちは理解できますが、それでは折角の問題集が未消化のままで終わってしまいます。さらに具体的にお話をしましょう。
例えばあなたがUWORLD（オンライン問題周）の1周目を解き終えたと仮定します。その正答率はどれほどでしょうか。人によって大きく異なりますが、多くの人は50－60%に収まると思います。では、仮に60％だったとしましょう。
さて、改めて「あなたは何割の問題を理解できましたか？」という問いに対する答えを考えてみましょう。
ここで「6割」と答えることはできないはずです。それは、正答した6割の問題の中には偶然正解した問題が含まれるからです。
全く理解できなかったけどたまたま正解だった問題から、2択まで絞れて運よく正解した問題、そして恐らくこの選択肢が正解だと思うけど確信は持てないような問題、どれも問題を完璧に理解し自信をもって正答しているわけではありません。恐らく、6割程度の正答率であれば、理解度は3割くらいでしょう。
つまり問題集の3割くらいしか理解できていないのです。その状態で次なる問題集に移行すると「解き切った」という満足感だけが残り、知識はあまり蓄積されていないことになります。
繰り返しになりますが、「完璧にする＝1周解く」ではないことを確認しましょう。
② 完璧に理解できた問題以外にはチェックをつける
上で浮上した問題は「問題集を1周しても理解していない問題がたくさんある」というものでした。
では、その状態から完璧を目指すためには、最初に理解できている問題と、できていない問題を明確に区別する必要があります。そのために、問題を解いている時に「完璧に理解して解けた！」と感じる問題以外にはチェックを付けます。この作業を繰り返すことで、1周を解き終えた時には（正答率が6割であれば）7割近く問題にチェックが付いていることになります。
③ 2周目以降はチェックを付けた問題だけを解く
ここまで来ればもうやるべきことは理解できているはず。一つ一つの問題をしっかり理解して「問題のチェックを外すこと」です。2周目は1周目と同じ問題を解くのではなく（解ける問題を繰り返して解いても得られる知識は少なく安心感が得られるのみ）、このように理解できていない問題を重点的に解くべきなのです。
では、次の記事では④－⑤についてお話していきます。眠い！しーや。
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