勉強方法総論②~USMLE勉強大鉄則2つ①!(全ての勉強に有効)~

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ハイ!ナイスショット!Dr.瀬嵜です。

この記事を見る前に絶対読んでくださいね

ハイ!ナイスショット!Dr.瀬嵜です。さぁ恐らく皆さんがお待ちかねの勉強方法シリーズの続編をお届けします。もうこれ超超重要ですからね。

「こういう教材やれー」

「これだけ解いたらOKだー」

みたいな記事を書いているサイトは多いと思いますが、実際に具体的な勉強方法を書いている記事って殆どないです。だからみんな困るんですよ。

だって、

「どうやって勉強したらいいかわかんないんだもん」。

つまりですね。whatではなくhowなんです。今回はそのhowを丁寧に解説していきます。(もちろん後日whatに関しても詳しく紹介していきますからね。)

USMLE勉強の鉄則

ではUSMLE勉強の鉄則中の鉄則2つから紹介。そしてこの鉄則って実際にはUSMLE以外の勉強にも使えますから、本当はみんなに見て欲しいです。

①とにかく多くの問題を解く
②情報をできる限り一つにまとめる

この2つです。細かいことを言えば大事なことは色々ありますが、何より大事なのはとにかくこの2つ!その理由を一つ一つ見ていきます。

①とにかく多くの問題を解く

これは世界中のUSMLE受験生の定石となっております。できる限り多くの問題を解くことが理想的ですが、STEP1に限って言えば具体的には

合格するためには3,000~4,000問
230-250取るためには6,000~8,000問

は解く必要があります。問題をたくさん解くというストラテジーの対極に位置する勉強法が「FIRSTAIDを最初から読む」です。これド禁忌です。ダメ絶対。

上記の理由を説明するためには「STEP1で230以上をとるためには何をすべきか」ということに焦点を当てる必要があります。

答えは「FIRSTAIDを完璧に覚える」ことです。FIRSTAIDはSTEP1受験におけるバイブルでありマストハブです。これら参考書に関してはまた後日記事にしていきます。絶対必要なので興味ある方はいますぐ買ったほうがいいです。

要約すると、

230を目標とする→FIRSTAIDを全て覚える必要がある→たくさんの問題を解く

という構図となります。

FIRSTAIDは読むものではなく辞書的な参考書であるため、最初から読んでも絶対に頭に入ってきません。単語と図の羅列でしかありません。つまり本一冊丸暗記をすることになるので非現実的になります。

そこで問題を解きながらFIRSTAIDで調べる方法を提案しています。

問題を解きながらFIRSTAIDで調べる方法

①問題を解く

②解説を読む

③FIRST AID(以下FAとします)の該当箇所を読む(例えばSLEの問題を解いたらFA内のSLEの部分を読む)

④マークを引く・もしFAに載っていない知識であれば余白に書き込む

*FAには載っていない疾患が出た等のケースの勉強法はまた後日掲載予定

 

問題を解くという行為は①~④の一連の流れを行うことです。つまり3000問解くということは①~④を3000回繰り返すということになります。これを繰り返すと何が起きるのか。FAをつまみ読みしていくことになるので、FAを虫食い状に読んでいくことになります。すると3000問くらい解くとFAの全貌が何となくつかめていきます。6000問で内容をほぼ網羅でき、8000問も解けば通読したと同じ状態になります。

このように勉強していくと、FAの情報がただの知識ではなく、意味のある物語として頭に入ってくるようになります。そして色々な知識がどんどんリンクしていく感覚を得ることはできます。

※FAをさらに完璧に覚える方法もまた後日記事にします。

USMLEに関して言えばFAに掲載されている知識は全てが重要なので取捨選択する必要がありません。しかし一般的な教科書はそうではありません。重要度に濃淡があるはずです。

その場合でも問題を大量に解くことは非常に有効な戦略です。問題を解くという行為は「何が重要か知る」ということです。つまり問題を解くことを繰り返すことで知識の濃淡がはっきりと見えてくることになります。

これは定期試験でも非常に有効です。試験前にはまず過去問を3-5年分解くことから始めます。そしてその知識がどこから出題しているのか把握し、その周辺知識を重点的に覚えていきます。

僕も大学4年生以降は上記のようなやり方で試験対策をしていましたが、不合格になることはまずありえませんでした。

記事が長くなってしまったので次の記事に続きます。

シーヤ!

その③:2つめの鉄則はここから!

コメント

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  2. […] その②:USMLE勉強の2大鉄則とは? […]

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