合格報告㉛~STEP1:和医大6年の崎山君が244で合格!~後編

合格報告

合格報告~和医大6年崎山君:後編~

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。さて前回の続きで、今回は和医大6年崎山君の合格体験記の後編です。しかと、ご覧あれ。

合格報告㉚~STEP1:和医大6年の崎山君が244で合格!~前編
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勉強編の続き

4年生の2月からはオンライン問題集Rxを開始しました。全範囲、時間制限なしのモードで解いていきました。まだ思考力が養われていないと思ったからです。時間について意識するのはその後だと思いました。Rxは解説の最後にFAの該当ページが書かれており、勉強しやすかったです。1周目の正答率は60%くらいでした。2週目は間違った問題のみを解きました。6月中旬には終了しました。

➡確かに最初は時間は気にせず解くのが良いです。時間を気にするのはもっと後でOK。ただ、序盤から模試を受けて必要とされるスピードを把握しておくのも大事です。4カ月くらいでRxを復習まで終えるとは結構早いですね。

5年生の6月中旬にRxを終え、UWORLDを開始しました。開始前にUWの模試(UWSA)を受けました。スコアは183でした。この時、辻本先輩に模試毎に自分で総評しておくと良いと言われました。時間的余裕はあったか、間違えた問題は知識がなかったからなのか、そもそも問題文をしっかり読めていなかったからのか、自分が弱い分野が何かのか、などなどをメモに残しておきました。先輩の助言のおかげで、模試を有効活用できたと思います。

➡ん、あれこのアドバイスって僕が辻本君に送ったものと似ているぞ。(笑)

大事なことは、自分が何故間違えたのかを把握することですね。僕の伝えたことがさらに後輩に伝わっているようで何よりでございます。

UWORLDは全範囲、時間制限ありのモードで解きました。この時の1日の流れとしては、ポリクリが始まる前に40問を1時間で解き、ポリクリの空き時間にiPadで解説を読み、ポリクリ終了後や部活終了後に残りの解説を読む感じでした。9月末に1週終えました。正答率は60%くらいでした。1問90秒という時間制限に関しては、あまり苦にならなくなってきました。この段階でUWSAを受けたところスコアが224でした。

これは実習している医学生にとっては参考になるスケジュールだと思います。そして、部活もやっていたようで中々充実しておりますな。そして、UWで60%でNBME224というスコアもとてもリアルです。以前にTwitterでUW6割の合格率はほぼ100%で、予想スコアは220~225と伝えましたがまさにその通りでした。

5年生の10月以降は、FA全範囲の通読を行いました。苦手な分野に関しては「通読会」という会を開いて克服しようとしました。これは、まず2〜3日かけてFAの苦手分野を通読し、自分なりに理解して、さらに後輩がスムーズに理解できるように解説の練習をします。そして、ゼミ室に後輩を呼び出し、1時間半くらいかけて、説明します。FAは素晴らしい本なのですが、初学者にとっては、文字の羅列に見えてしまい、どこが重要かがはっきりしないのも事実だと思います。そんなFAに息を吹き込んであげるように、よく問題集で問われるところや実臨床で大切なところを重点的に教えました。1時間半の説明後には、後輩の質問タイムを30分設けました。この通読会は後輩にとっても、僕にとっても有益で、Win-Winなものになったと思います。後輩にとっては、FAの重要箇所が浮き彫りになるし、1から理解するよりもだいぶ時間が節約できます。また、僕にとっては、他人に説明することで自分の理解が深まりました。また意外と後輩の方がよく知っている部分も多々あり、勉強させていただきました。笑

➡この話を聞く限りでは、崎山君にも有望な後輩たちがいるということですね。それはとても楽しみです。このFAの「通読会」はとてもいいですね。自分だけで通読していると、理解した「気になっている」状態に陥りかねません。そこで、このように理解したことをアウトプットする場があると、本当に理解していることと、していないことが浮き彫りになり、とてもいい勉強になるのではないかと思います。

そして、この「FAに息を吹き込む」という表現は中々間を得ていて良いですね。僕も使わせて頂きます。(笑)

5年の11月30日にNBME form20でスコアが209でした。もう少しスコアを上げたいとも思い、UWORLDをリセットして2周目を開始しました。2周目はかなり綿密に解説を読みました。正解以外の選択肢も理解し、なぜこの選択肢が不正解なのかをしっかり考えました。2周目は1度解いた問題をするわけだから、ただ正解して満足するだけでは、もったいないと思います。このように時間をかけてやっていたので、だいぶ長いことかかりました。ですが、その甲斐あってか5年生の1月24日、3月18日の模試では、それぞれスコアが222(Form21)と229(Form22)と上昇しました。

➡本当にUWを完璧にしたのでしょう。実際にSTEP2CS以外では、このUWを完璧にすることが超王道の勉強方法なので皆さんも可能な限り完璧を目指してください。

対策⑤:絶対に模試を受験すべき【STEP1】
STEP1対策⑤~模試のススメ~ ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr,瀬嵜です。さぁどんどんいきます! 現在ワークショップの準備もしていますが、STEP2C...

6年生の4月にUWORLD2週目を終え、5月からは通読(2回目)と今までの模試の復習を行いました。この時は瀬嵜先生のブログに載っている、「直前期の過ごし方」を参考に毎日勉強していました。FAでまだ覚えきれていないところをiPad のGoodNotes に一問一答形式で書いていきました。合計で340問くらい作り、その問題をどんどん覚えていきました。直前期の詰め込みはとても有効だと思います。できれば受験前は1ヶ月ほどのまとまった休みを取れるようにしたらいいと思います。また、この時すでにSTEP1受験を終えていた石田先輩(以前瀬嵜先生のブログで合格報告されている)が後輩のために、今まで作ってきたゴロ合わせをWord約2ページ分にまとめてくれました。このゴロ合わせは秀逸でした。1つ例を紹介させていただきますと、抗HIV薬Integrase inhibitors の副作用でCKが上昇することの覚え方ですが、「Integrase→tegra→てぐらもり監督(サッカー日本代表監督)→サッカーだからコーナーキック(CK)」などです。

対策⑨:直前期の過ごし方:スコアを10上げる方法【STEP1】
ハイ!グッドナイト!Dr.瀬嵜です!眠い!やることありすぎてカオス状態です。なので夜遅くから書き書きします。 あ、メルマガは明日配信予定です。お待たせして...

➡直前期も過ごし方はとても重要です。崎山君も実行されているように、とにかくFAを完璧に暗記すべく、暗記できていない箇所を自分で問題にしてしまうことを強く推奨します。これを実行した人の多くはスコアを10伸ばしています。崎山君も229から244と15伸ばしており、本人も推奨されております。

また僕も語呂を使って覚えていました。しかし、この発想からは完全にサッカー部所属であることが想像されますね。(笑)

合格報告⑳~STEP1:和歌山県医大6年(現研修医1年目)石田薫平君~
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またこの頃は週に1回くらい、本番を想定して、朝9時ごろから「1時間勉強+5分休憩」のサイクルを7回やっていました。本番を想定することはとても大切だと思います。だいたい5サイクル目で疲れてくるなぁ、など自分について理解してるのとそうでないのは、本番に大きな差を生み出すと思います。本番の2週間前ほどにFree120という公式サンプル問題をしました。86%くらいでした。

➡これは僕が提唱する「2連続模試」の応用版ですね。ただ、言いたいことは一緒です。本番が「初の」長時間試験であってはならぬのです。

合格体験記~STEP1⑥:2連続模試!~
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本番について

本番前日は試験会場に行き、明日の受験で必要なもの(パスポートとIDの書かれた紙)を受付の人に確認しました。また、トイレの場所も確認しました。前日は試験会場から徒歩5分の東横インに宿泊しました。

 受験当日、8時30分に試験会場に到着すると、おそらく別の試験と思いますが、もう何人かは受付をしていました。僕は5番目でした。一旦受付を終えると、1番の人から1人ずつ写真撮影や注意事項の説明や持ち物チェックなどが開始されます。5番目の僕が呼ばれ個室に入り、写真撮影、試験の注意事項の説明、持ち物チェックがありました。僕はメガネと耳栓を持ち込みました。各パソコンの横に遮音用のヘッドホンはありました。ただ、あれをつけ続けるのは重くなりそうだなぁと思いました。

➡僕も耳栓は持参しました。タイピングする試験を受けている人もいるので、音が気になるリスクを避けるために耳栓を持参するのも大事かと。

合格体験記~STEP1⑦:完結編。死闘の果てに~*長文
ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。今日はドラフト会議を食い入るように見ていました。あんまり普段から大きな感動をすることってないんですけど、今回のドラフト...

9時少し前に1ブロック目が始まりました。難易度的にはUWORLDとほぼ同じくらいか、やや易しく感じました。文章の長さもUWORLDと同じくらいでした。時々かなり長い問題もあるのですが、逆にすぐ解けてしまう問題も多くあります。トータルで見たらそれほど時間はかからなかったです。難しい問題を見た時は、他の9割くらいの受験生も難しいと感じているはずだと、考えるようにしました。また、仮に1つも選択肢を絞れなかったとしても、20%くらいの確率で正解してしまいます。そんな風に考えて、良い意味で楽観的に進めていきました。またちょっとした工夫ですが、ヘッドホンを使う系の問題は、少し時間がかかり、また付け外しが煩わしく感じるので、一旦飛ばして、後からゆっくりやりました。

➡やはりUWよりは少し易しいというのは経験者の総意だと思います。UWの模試もUWの問題集よりはやや簡単なので、もしかするとUWの模試と同等の難易度か、またはそれよりももう少しだけ易しいかなという印象です。

僕は毎回ブロックが終わると5分程度外に出て、チョコレートやゼリーを食べたり、トイレに行ってました。また、軽くストレッチしたり、目薬を差したりして気分転換してました。さっき解いたブロックや先のブロックについては何も考えず、ただただ目の前の問題に集中して進んでいきました。人事を尽くして、後は天命を待とうと思いました。全体を通して、各ブロック間での難易度の差は感じられませんでした。全てのブロックを終えると、最後にアンケートに答えて終了です。

➡事前に長時間の試験に慣れていたことも本番で落ち着いて行動できた要因でしょう。素振りせずして本番でヒットが打てるわけがないのです。

結果と御礼

16日後の6月17日の夜にメールにて結果が届きました。スコアは244でした。思ってたより高かったです。家族や勉強会のメンバー、お世話になった人たちに結果を報告して、STEP1受験は終了しました。

 最後に、瀬嵜先生、支えてくれた家族や勉強会のメンバー、その他USMLE受験に関わっていただいた多くの方々に御礼申し上げたいと思います。皆さんの助けなしにはここまで来れなかったと思います。本当にありがとうございました。

勉強法や受験に関して質問などがあれば、気軽にご連絡ください。

和歌山県立医科大学6年

崎山智基

tomokisakiyama7@gmail.com

➡いや、本当にお疲れさまでした。そして、244での合格おめでとうございます。しかし、和医大はどんどん合格者が出てますね。以前に紹介した松林君が合格した時は、和医大でもかなりの話題になったようです。それが今やぞくぞくと合格者が出ている状況です。記事にはしていませんが、最近もう一人和医大の方より合格報告を頂きました。

他の大学もこれにならって是非どんどんチャレンジしていってほしいと思います。僕の仕事は可能性を秘めた皆さんの背中を押し続けることです。

崎山君、改めて合格体験記ありがとう!引き続き頑張ってください。

それでは、しーや。

USMLE STEP1対策・勉強法のまとめ

 

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