合格報告⑱~STEP1:和歌山医大の辻本君が伏線回収Part3~

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ハイ!ナイストゥミーチュ!セザキングです。合格報告の続きいきましょう!

合格報告⑰~STEP1:和歌山医大の辻本君が伏線回収Part2~
合格報告⑰ ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。前回からの続きです。臨場感ありすぎて、合格報告というか物語みたいになっております。本当にリアルな文章や...

 

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その後NBME form19を受験し205であった(ただし操作ミスで30分ロスした後再受験したときの点数であることも併記しておく。かならずNBME模試では、青い画面から白い画面にもどったことを確認して休憩時間に入ろう)。これを受け、3月から4月初旬にUWで1周目に間違えた問題約1200問を解き直した。ここからはすべてタイムドで行った。知識のつながりや解説の理解を大切に、ペース守って1時間で40問解き4時間で解説 を読み、FAに書き込むことを繰り返した。このころから失点が英語読解によるものが目立ってきた。USMLE的な雰囲気や知識量に関してはそこそこやり方が見えてきたところではあったが、問題から迅速に正確に情報を読み解く能力も確実に必要であることは目に見えていた。これは地の英語力の問題である。自慢ではないが、私は英語力が瀬㟢先生のお墨付きで、「ない」ので、こればかりは過去にもっと一般英語のちからをあげておけばと後悔した。USMLEに英語力は関係ないというのが通説だが、個人的には根幹で重要なファクターだと考えている。これからCKに立ち向かっていくに関して、教材も考える必要があると思う。

 

なるほど。補足しておきますが、「STEP1やSTEP2CKに合格するためには英語力はそれほど大事ではない」というのが自論です。しかし、もちろん英語力があればあるほど当然有利ではあります。特に行動科学の分野では大きな差がでます。僕も英語力は皆無でしたが、キーワードを効率よく拾っていく「USMLE力」という特殊な力で乗り切っていました。

英語の試験なんだからある程度の英語力は当然必要です。でも敢えて必要ないと言わないといけないのです。何故なら、仮に「STEP1受験の前に英語の勉強が必要」とするのであれば、間違いなくUSMLE受験が遅れます。そしてどれだけ英語力を付けたらUSMLEを開始していいのか、という明確な判断基準も無いため結果的にUSMLEに移行することが難しくなります。そして、STEP1や2CKに合格できたら自然と2CSが見えてきます。そこで必然的に英語力を磨くことになるのです。STEP1の前にやる英語の勉強とCS受験のためにやる英語の勉強では質・量ともに全く違います。その違いは辻本君もCSを目の前にし痛感することでしょう。

 

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4月上旬のNBME form20は196であった。やや点数はさがりまた絶望が見え始めた。ここでUWのリセット機能を使い、5月いっぱいまでを使ってUWの完全2週目を行った。このころは病院見学もありそれがペースを乱すのが辛かったが、あとから借金を返済するように詰めて行った。また6月初旬にankiカードを時間を取って詰め、また通読二回目も行った。ここでは書き込みなど自分が過去に問題で解いた関連のトピックス積極的に復習し、通読するところとしないところに緩急をつけて行った。

6月初旬にはNBME form 21を受験し213となった。点数的にはややスランプを抜けた感じがするもさらに正確にFA、UWからおろしてきた知識を有機的につなげて詳しい部分の機序まで覚え抜くこと、行動科学が左にまだ寄っていたので、これを右に寄せる必要性などを痛感した。

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6月中旬にはNBME公式サンプルを使用した(Free120と俗に言われている。テスト形式で行えるものが40問の3ブロックである)。redditでは80% で予想スコア230と言われているところだが、実際は75%程度でやはりやや物足りなさを感じていた。6月下旬にはUW3週目を開始した。このころになると本番が近いこと、思ったより点数が伸びないことに焦りを感じていた。しかし淡々と毎日決めた課題を行う以外出来ることなどなく、別の教材などに目移りしないよう自分を律していた。毎日出来る課題は限られており、それを分単位で時間どおりに軌道に乗せることこそ最も大切であると信じる他なかった。

6月下旬、NBME form23模試を受験した。松林先輩と電話で、今回225を超えないと延期する覚悟をしたほうがよいという相談をしていた。当日は極限まで自分を追い込み目をギラギラさせて受験したが221であった。ここからの伸びはUWで細かいところをどこまで自分の中でマニアックに処理できるかというところにあると当時考えていた。例えばアナプラズマはUWの解説文でチラと出てくる項目であるが、そこまでマスターするまでUWをやりこんでいないことも痛感した。また時間制限を守ることなども基本的だが再認識するに至った。落ち着いて考えれば出来たかもしれない、その1問が点数の命取りになる。ペースを崩さないようにすることも十分正解率上昇に繋がると思われる。考察系の問題に対する限界も課題であった(これに関しては英語力が特にに出ると感じる)。出来ることは限られているとし、その後も模試直し、UW(特に時間を意識して60問を45分で解く)、anki、FAを愚直にまわすことに専念した。目標ギリギリだったこともあり、もう1度ラストチャンスをその2週間後に設定した。7月中旬、実習先のホテルの部屋で発狂しながら受けた2連続模試UWSA2+NBME form23は233/215であり、これにて延期決定となった。本当に目標とする点数に届くのか?このまま続けていたら精神が破滅するかもしれない、つらい、もっとわかりやすく点数が伸びる方法が知りたい、そういう感情が渦巻いたままマッチングシーズンは訪れた。

ひたすら大変さが伝わってくる文章になってきました。読んでいて辛い・・・

 

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ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です! 昼寝したい気持ちを抑えてブログかきかき。 ブログのアクセスを解析してみると「はやく合格体験記を完結させて...

マッチングは8月の中旬までかかり、また9月中旬の学内卒業試験も控えていたため、9月中頃まではUSMLEの勉強はかなり下火となってしまった。今思えば、マッチングの対策(特に面接対策や国試問題をさらうなど)に時間をかけすぎたと後悔する思いもあるが、当時手を緩める選択肢は無かっただろう。8月下旬からは卒業試験対策に3週間ほどかけ、ここで臨床知識のオーバービューを行うことができた。ただし英語に対する感覚は鈍ったのを感じた。卒業試験がない大学のほうがこのあたりは相当有利なのではないかと思う。自分は2つを並行して行うことに失敗したが同級生でUSMLEを勉強している友人は、上手く両輪を回していた。

秋はとにかく勉強の方向性が定まらず、そのやり方を信じることができなかった。とにかく何をすれば正解なのか、点数が伸びるのかわからない。時間もかぎられ、周りは国試一色になるなかで、悪夢にうなされることもあった。医学に対する探究心などとうに消え去り、早く受けて楽になりたい、けれど今の点数で受かりたくない、点数が伸びるまで受けられないのなら、私はいつ受けられるのか?いつまで私は「Step1を勉強しているだけのひと」なのか、つらい、つらい、と只管苦悩していた。半年勉強して250等、人間なのか疑うようなIMGの記録も存在する。そのような類稀なる存在の下には先人達の汗、血、涙が染み付いていることに気付かされた。

一部の超優秀者のスコアが目立ちますがこれもまた現実です。さすがにここまで苦悩を抱えている人もあまりいませんが・・・

9月中旬から10月下旬は自大学の第2回卒業試験(こちらは問題レベルが国家試験の内容準拠ということになっている)の対策とUSMLEを同時に行っていた。この期間は12時過ぎまでQBなどで卒業試験の対策を行い、あとは夜までUSMLEをやるようなタイムスケジュールを組んでいた。先述のとおりUW3周という王道的あらかたの教材を終えている状態で点数はプラトーに入ってしまっていたため、ここで NBMEを分析し直し何が足りないのかを再度洗い直した。すると英語力的なところで落としている問題がかなり多かった。結局聞かれている医学知識はとてもシンプルで、もしこれが日本語であればすらすらいけるんじゃないかというものもたくさんある。これは絶望的だ。当時は残り2ヶ月となっており、やりこんだUWをさらにもう1周でやろうという気力は毛頭湧いてこなかった。だが全てが終わった今オーバービューして思うに、このような状況に陥った人間に出来るのは、さらにUWをぶん回すことだけだ。語学力の上昇を待っていてはEligibility Period(最初に設定した3ヶ月+さらにそこから3ヶ月)は過ぎる。とにかくUWを信じて、すがりついてぶん回す。20%くらいはサブウエポンで耕す。知識量で英語力不足を破壊する、そういう打開策しかない。もし私がこのタイミングに戻れたとするなら、ここでUWを信じて4周目を行うだろう。

うん、このタイミングならAMBOSSか苦手な科目のBRSシリーズとかもありだと思います。

英語的な問題というのは、例えばニュアンス的にネイティブなら瞬発的にわかるのかなという問題である(例:NADに含まれているアミノ酸は?→adenine(nicotinamide adenine dinucleotideだから))。一朝一夕でどうこうなるものではなく、とにかく一つ一つに対して愚直に読み取るしかない。当時、この2ヶ月はUWではなくこの”耕し”すなわちAMBOSSにメインをおいてしまいUWはストップした。AMBOSSの特徴はCK教材が使えることや、コピーアンドペーストが効くこと、新規問題のバリエーションなどである。正直AMBOSSがどれほど私に効果を与えてくれたかは定かではない。久しぶりの新規問題に触れる喜びはあったが、点数に直結させるためには何回も繰り返す事が必要だったのではと今思う。11月に入ると、次はKaplanを1/4ほど不得意そうなところだけ手をつけた。正解率は80%ほどであった。ここでUWの4週目をやる気力が再び湧いてきたためUWを再開しはじめた。

対策⑪:新オンライン問題集:AMBOSSの紹介【STEP1】
新オンライン問題集「AMBOSS」 挨拶 ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。 梅雨ですね。いよいよ今週末に慶応の講演会が迫ってきました。過去最...

12月初旬に模試を受けた。これがNBME form21で215であり、結局この3ヶ月全く伸びていないという悲惨な状態であった。しかしめげずにUWを継続しつづけているとNBME form24+UW2で225/240までひょいと上昇した。このときは流石に嬉しさがこみ上げてきて、目標としていた230まではほんの少し、というところだった。さらにここから延期することも考えたが、医師国家試験が目前に迫っており、また自分の勘違いでEligibility Period以上の延期が数万円で出来ると考えていたため(実際は15万をもう一度払う必要がある)、流石にこれ以上周りに迷惑は掛けられないと思い、受験を決意した。

とにかくUWを信じて勉強したということですね。非常に迷いがありKaplanにも手を出しています。ハイスコアを狙う場合、今ならAMBOSSをやることが王道になってきている気がします。しかし、今後Pass/Failに変更されるとまた事情は変わるでしょう。USMLEはこのように受験生がSTEP1に時間をかけすぎていることを懸念して方針を変えたのでしょうね。

USMLE概要⑪~2020年2月12日に発表された3つの重大な変更点:変更点と考察編~
USMLE:3大変更点 ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。 うむ、速報ですよ。速報。既に巷では超(?)話題になっているUSMLEからの発表につ...

 

さて、いよいよ受験です。どうなることやら。

しーや。

合格報告⑲~和歌山医大の辻本君が伏線を回収Part4~完結編 試験期間延長の手続き方法も記載
合格報告⑲ ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。さて、長かった死闘もこれにて完結です。どのような結末になるのでしょうか。本記事には「試験期間の延長方法...

 

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