合格報告⑰~STEP1:和歌山医大の辻本君が伏線回収Part2~

合格報告

合格報告⑰

ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。前回からの続きです。臨場感ありすぎて、合格報告というか物語みたいになっております。本当にリアルな文章やなぁと思ってみております。巷で見かける所謂成功者の体験談よりも何倍も現実的だと思います。刮目せよ。

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合格報告⑯ ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。久々の合格報告です。しかも、今回はただの合格報告ではありません。なんと、以前にこのブログで合格宣言をし...

 

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体験談続き

6月から9月はQ and Aを主に進めていた。臨床実習がおわる17時くらいから始めて、23時くらいに15問をやっと解き終わるような生活を継続していた。終わり頃にはかなり頭が疲れていて、自習室として与えられているパソコンルームの ソファーでしばらく寝て、のろのろと体をおこしては毎日家に帰っていたのを思い出す。当時は松林さんに毎日励まされながら、進捗を報告するという恵まれた環境に身をおいていた。まさしくStep1の家庭教師がついているような感覚だ。この場をお借りして御礼申し上げたい。また松林さんはこの期間に、見事Step1に合格された。

合格報告②~STEP1:松林優児君~
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彼は直前期、模試の点数の相談や不安を私に何度か打ち明けられたが、当時は合格確実の点数なのにどうしてそんな不安になるのかと私は思っていた。つまり、USMLEの真の苦しみを全く理解していなかった。私はというと夏休みの病院見学や、気胸を患いオペを受けたことなどトラブルはあったものの、なんとかQ and Aには一区切りつけることができた。またこのころから月1で勉強会を始めていた。2人発表各陣1テーマ1時間、受講者に問題を最初に解いて頂き、発表者がその後周辺知識を質問を投げかけながら解説していくスタイルである。当時の6年生3人と5年生の私、そして後輩が参加し会を継続していった

2020年現在、和歌山県立医科大学ではこの団体は、米国医学研究会(米医研)という正式なクラブとして存在しており、大学教育センター長に顧問について頂いて勉強会を行なっている。所謂屋根瓦式でStep1/2CKに関しては月1、連続した学年(すなわち勉強会は5つ存在する)で2時間ほど行なっている。勉強会の方式は学年によって異なるものの、問題を1問ほどをつかって発表者がその周辺知識をさらっていく形式である。またCS勉強会も学年によって分別されたJuniorとSeniorの2つがあり、その内容を変化させている。

日本一USMLE系の部活が充実している大学ではないでしょうか。三重大学でも講演会を行いましたが三重でも公式な部活で出来たようで非常に盛んとのことです。このように部活として存在するようになるとUSMLEが特別視されにくくなり、興味ある人も他人の視線を気にせずに堂々と勉強できるようになっていきます。本気になってからは3-4カ月でQAを仕上げたとのことなので悪くないペースです。

9月から12月はRxに取り組んだ。当時は臓器別の知識も完全には固まっておらず、知らないこと、新しいことの連続だった。 最終の正答率は50%ととても満足できる結果ではなく、過去にといた120問から予想してくれる点数も190 という点数で1周目を終了した。2周目に入るか迷ったが、UWが何より重要であるという情報を様々な受験ブログから会得していためUWに移行することにした。このころは日本の予備校の教材も参考にして、わからないことは積極的に母国語でも学んでいた。また中盤からankiを導入してわからなかったところをまとめ、寝る前に眺めることにしていた(自然と眠くなり夜更かしも防げるので一石二鳥)。これは自論ではあるが、RxはFAに準拠している問題集であるため、FAをオーバービューするのに向いていると感じる(問題ごとに下にFAの該当ページがそのまま記載してある)。またブラウザで動くため取り扱いしやすく、コピーアンドペーストにも自由が効く。これは初学者が医学英語を学習したり、FAのどこに何が書いてあるかを理解するのに非常に向いている。よってRxはUWメインですすめる勉強のための助走もしくは、サブウエポン(苦手な範囲を抽出して、UWをこなしたあとにやりこむ)として使用するのが最適だろう。

3-4カ月でRxを1周していますがこれもいい感じのペースです。そしてRxに対する捉え方は僕とは違うようですね。しかし、最初からUWをやるのはめちゃきついと思うので結局Rxをしっかりやるべきではないかと思いますが。とりあえず、経過を追いましょうか。

 

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Rxが終わったタイミングでUWSA1を受け、179となった。半年弱勉強しての点数としては悔しい思いがある一方、点数に直結すると言われるUWの問題の雰囲気を理解でき、ゴールに対して何を中心に学んで行けば良いか概ね知ることができた。特に独特の問題文の長さや実験問題、かなり分子的な部分もカバーする必要性、行動科学や精神科の重要性を把握できたのは大きい。集中力も1ブロックの60分間切らさない工夫が必要であることも感じ、普段勉強中しんどいと思った時こそ、あえてもう一踏ん張りするようにするようになった。自分が疲れているということを俯瞰するような視点で問題に取り組むことで、ある程度理路整然とした解答を導くことが可能になる。

オンライン問題集1周を終えて179という数字が非常にリアル。いきなり230くらい取っちゃう人もいるがそれは完全に例外なので「160~200くらいが現実的なスコアなんだな」と捉えておこう。

12月から3月は、 UW1周目 + anki + BRS Behavioral Scienceを進めた。正直UWではじめて触れる概念も多いためとても1週ではその範囲をFAにかきこみ、かつ理解できないと感じやや絶望したが、なんとかやりきることができた。勉強を行う上で量と質の問題は良く例に出されるが、私はその2つを担保するために、速度を一定にすることにしている。すなわち1 時間で10問やると決めたならどんなことが起ころうとも10分経過すれば次の問題に移行する。その10分をさらに細かく設定して(例えば解答解説を読むのは6分、対応するFAページを読むのが4分など)自分のなかで緩急をつけて集中を高めることで、質を上げていく。またUWは図が美麗でまた表もエッセンスが凝縮されている。私は叶わなかったが、これらはすべて頭に入るまで暗記するべきだととあるIMGのハイスコア経験者は語っているため、是非お勧めしたい。また基本的なことだがUWには技術的な問題が発生しがちである。起動がうまくいかないこともしばしば、コピーアンドペーストやスクリーンショットは取れない。よってコピーアンドペーストが基本のAnkiカードづくりには非常に悩まされた。直接的な言及は避けるが、特に後者を回避する方法は存在するため検索することも考慮されたい。

これは僕も常々お伝えしていることと近いのですが、問題を解く際にはスピードに注意されたい。ノルマを決めて確実に進んでいくのがモチベーション維持には必須です。1問に拘り過ぎると先に進まず、それ自体がやる気をそぐのです。加えて、「FA丸暗記」作戦は王道中の王道です。

 

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さらに、ここで知識を整理したい感覚が脳に渦巻いていたので、3月初旬に通読を行うことにした。この通読はブルドーザー式(すなわちわからないところやこれまで読んだことのないところを全て読むようなやり方)だった。ここでは新たな知識同士の繋がりを発見できたものの、未だ問題で触れていない部分に関しては特に頭に入ってこなかった。この段階ではもっと能動的に読むべき、つまり、これまで書き込んでいるところのみを中心に読むことが大切と思われた。FAは所謂アンチョコ本である。様々な事実が試験に役立つように、情報を凝縮して、過程を省略して記載されている。私は凡人なのでFAは問題として記載されたり、解説文として生きたイメージを与えられてこそ、その図や一文一文の凝縮性を理解することができた。問題によって”耕される”ことでその意味を真に理解できるのであり、FAを初期に通読し覚えようとすることは、私にはやや効率性にかけるように感じた。多くの問題に触れるべきというのは、この耕しの回数を多くせよということであると考える。ただし、皆が使っている教材に狂気的に繰り返して取り組むことも第1に重要であり、UWをやりこむことをベースにし、不得意な分野に関して問題を解いて”耕し“のバリエーションを増やすことでそのバランスは保たれるのではないかと思われる。

最近の僕の考えですが、所謂賢い人は知識と知識を頭の中でつなげて理解してしまうのが上手なんじゃないかと思っています。それができると、既に解いた問題に類似した問題に遭遇した時に想像力を働かせて正答にたどり着けるのかなと思います。その力は人によって異なるため、そこに及ばない人は様々な問題を解いて一つ一つ確認していくほかないのかなと思います。このような理由から、最初からFAを通読するのはお勧めしません。ごく一部の人は最初から通読でもいいですけどね。

またFAを全て暗記すれば高得点は硬いと言われるが、それは正しくもあり、間違っているとも感じる。非常に抽象的だが問題の雰囲気から何を言わんとしているのか、FAのどのあたりを示唆しているのかを嗅ぎ取る能力のようなものも重要である。USMLE以外の医学勉強各方面にも普段から積極的にアンテナをはることを意識したい。またBRS Behavioral Scienceの使い方としては章末の問題をまず解き、1問ずつ章の初めの教科書的部分を参照するかたちとした。正直これはかなり眠い作業であった。太字の周辺だけ読み、問題解くので精一杯である。ただし、UWやNBMEでわからないethicsの問題が出現したとき、この本を参照することできるようになったことは心強かった。

これも繰り返すお話していますが、問題を解く際には必ず「問題作成者のメッセージは何か考えること」が重要です。どの問題も必ず人間が作っているためそこにはメッセージが込められています。必ず伝えたいことがあるのです。それは何か考えるようにする癖を付けましょう。

このころ瀬嵜先生が自大学にいらっしゃり、講演をして下さった。松林さんがStep1に合格されたのでその記念ということでお越しいただき、当日は大いに盛況であった。その時の様子は瀬嵜先生のブログに寄稿させて頂いているので、ご笑覧頂ければ幸いである。また先述した大学のUSMLEを勉強するための組織が出来上がりつつあった。1月にUSMLEに興味のある学生を集めて勉強会を行った際には、全学年から多くの学生が集まった。これも松林さんの貢献によるものが大きい。

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和歌山の講演会には70名くらいの方に参加してもらいました。関西勢のエネルギーを感じるとても楽しい講演会でした。

 

さて、ここで切ります。もうちっとだけ続くのじゃ。しーや。

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