コラム④~2018年最後のご挨拶:君は飛行機人間になれるか~

コラム飛行機人間コラム

ハイ!2018年最後のナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。

2018年もあと30分で終わろうとしています。そこで最後の挨拶として2018年最後の記事を投函します。内容はメルマガの1部を転載していますので、メルマガ読者の方は読み飛ばしてもらっても構いません。しかし、「飛行機人間」になれるかどうかってめちゃ大事なことだと思うので是非何度も読んでもらえると嬉しいです。

メルマガより

2018年も大変お世話になりました。2011年頃より後輩の勉強相談から始まり、まさか全国で講演の依頼を受けるようになるとは思ってもいませんでした。しかし、もともと教育に携わりたいとは思っていたので結果として今のポジションにいるのは正直驚いてはいません。自分を信じてやってきてよかったなと思います。本格的に始動したのは10月の長崎大学の講演会からでしたが、そこからというものあれよあれよというまに講演会の依頼が舞い込みお陰様で多忙な生活を送っております。

当然ですが、この仕事はみなさまの協力なくしては存在しえないものであり、このように応援して頂いていることに感謝しております。僕にとっては2018年は大きな1年になりました。最近「思考の整理学」なるものを読みましたが、非常に印象に残ったことがあります。「飛行機人間」「グライダー人間」のことです。簡単に説明すると、グライダー人間は風にのれば飛ぶことができるが自分で飛ぶ力はない人、飛行機人間は自分で飛ぶ力がある人のことを指します。

医学部教育に置き換えてみます。医学部教育では医学知識を一方的に与える教育がなされております。その教育の中で結果を残す、つまり良い成績を取る人間はまさにグライダー人間です。しかしインターネットであらゆる情報を一瞬で調べることができ、また知識の貯蓄や事務仕事などはAIに代替される時代に学校で学んだ知識だけを一生懸命に覚えてきた人間がこれからの時代で本当に活躍できるのでしょうか。

知識の貯蓄(つまり成績が良いこと)が評価された時代は今のようにスマホは普及しておらず、知識をたくさんもつことが価値があると見されました。しかし今はイヤーノートなんか覚えてなくても、スマホでより最新の情報を見つけることができます。そして社会に出ると誰も正解を与えてくれません。むしろ課題だって自分で見つけないといけない。そこで現代の医療界において一つ頭が出る方法って、

・最新情報にすぐアクセスする力=つまり基礎医学を血肉とし、医学英語に不自由なく使えること
・自分で問題提起しそれを解決する力=USMLEなど自分で課題をみつけ目標を設定し解決する力
が必要だと思います。有難いことに僕の周りには飛行機人間が多い気がします。自分自身の夢を何かに制限えることに無く語り合えることって何にも代えがたい幸せな気がします。

皆さんにもUSMLEを通じて(別に何でもいいけど挑戦すること)是非どんどん飛行機人間になっていってほしいです。そのほうが人生絶対楽しいですもん。

ここで今年1年を振り返り是非2019年の目標を声高らか宣言してください。友達でも家族でも恋人でも、そして僕にもいいです。言葉にしたことが起こるものですから。

では「ガキ使」見ながら年を越すこととします。

ででーん。Dr.瀬嵜色んな意味でアウト!ばちーん。

しーや!

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