USMLE概要④~USMLE(医学英語)を勉強する意義②~

USMLE概要

ヘイヨー!ナイストゥミーチュDAYO!

一つ目の意義はこちらから!

すいませんでした。Dr.瀬嵜です。反省してません。

今回は前回の記事に引き続き「USMLE(医学英語)を勉強する意義」シリーズの続編をお届けします。箇条書きで書いていくって言ったのに一つしか書きませんでしたからね(笑)。

それではどんどんいきますYO!←反省してない

 

医学をより深く理解できる

僕は医師になった今も医学的な問題を解決する時はいつも基礎医学をベース考えていますが、USMLEを学んだことでこのような考え方のパターンが身についたのだと思います。日本の国家試験も徐々に変わりつつありますが、まだまだ深い知識を問う問題は少なく、重箱の隅をつつくような問題が散見されます。

STEP1では病態の構造を如何に理解しているかということが問われます。そのため、STEP1を勉強することが基礎医学の土台作りに直結するのです。STEP1の問題を解くためには深くて正確な知識が必要であるため、正答を導くために努力することで相当な基礎力が付きます。 

具体例を挙げます(まぁ大した例ではないのですが笑。)と、日本の医学教育を受けた人の中には、疾患を理解する時に「橋本病の合併症:乳漏症・無月経」のように単純暗記している人もいると思われます。実際に国家試験やCBTではこのような知識でも対応できる場合が多いです。しかし、その病態生理を問われた場合に正確かつ端的に答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。

一方、STEP1では主に病態生理の理解が問われます。(一応解説:甲状腺ホルモンが減少するとTRHやTSHに対するNegative Feedbackが外れ、TRH↑、TSH↑となります。TRHはTSH分泌促進以外にProlactinの分泌を促すためProlactin↑となり、Prolactinの乳汁産生作用により乳漏症となるわけです。またProlactinはGnRHの分泌を抑制します。よってGnRH↓、LH↓ ,FSH↓となります。LHサージが無ければ排卵できません。このように甲状腺機能低下が無月経を引き起こすと説明できます。上記の機序が自然に頭に浮かぶようになります。) 

基礎をしっかり身に着けていれば自然と応用が効きます。多くの方がUSMLEと日本の国家試験は別物と考えているようです。しかし実際には大部分が重なりあっているため、USMLEを勉強することで国家試験の対策になります。

少なくとも僕にとってはSTEP1の勉強がそのまま国家試験対策となりました。卒業試験の勉強には真剣に取り組み、必修と公衆衛生、産婦人科はクエスチョンバンクをしっかり解きました。その程度の準備ではありましたが、模試では常に上位にいましたし、本番でも8割後半の得点率で合格することができました。ある大学ではUSMLEに合格することが卒業判定にも影響するようになってきています。つまりUSMLEを勉強することは国家試験や大学の卒業の妨げになるどころか、その近道にすらなり得るのです。 

 (追加コメント)

「CBTを勉強しなきゃいけないのに。加えてUSMLEもなんて」

「国家試験が心配だから」

そんな声をよく耳にします。信じてください。USMLEを勉強すると、まじで、まじで、まじで国家試験もCBTも余裕になります。STEP1をモデルにしているCBTに落ちることはまずありえないですし(落ちたとしたら完全に勉強不足であってUSMLEのせいではない。)、国家試験に落ちるとしたらそれは必修落ちしかあり得ません。そして、必修落ちは実力不足というよりもメンタルの問題が大きいのでやはりUSMLEのせいではありません。

将来長く使える基礎知識。一方で試験の合格するための付け焼刃な知識。

賢明なあなたならもうどちらを選択すべきかわかりますよね。

客観的な評価を得ることができる

これも重要なことです。6年生は夏にマッチングを受けますが、一般的にマッチングでは筆記試験や面接、小論が課されます。マッチングとは文字通りに病院のニーズと学生のニーズがマッチすることなので、必ずしも成績の良い人が人気のある病院に就職できるわけではありません。病院が学業面において最も懸念していることはマッチした後に国家試験で不合格になってしまうことや、留年してしまいその枠が一つ空いてしまうことです。そのためUSMLEに合格しているという事実は病院側を安心させる要素となります。 (USMLEに合格していても合格が保証されるわけでない。)

また肩書きの重要性を否定する人がいますが、個人的には少なくとも日本において肩書きは非常に重要だと思っています例え同じ発言内容であってもそれを発言する人によってその言葉の持つ重要性が大きく異なります。アメリカの国家試験に合格していることを自慢して大きな顔をしているのではいけませんが、自然と世間の目は変わっていくものです。「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」であり常に謙虚である必要はあると思いますが、世間から評価されると悪い気はしないものです。 

今回は以上になります。この「意義」シリーズはもう少しだけ続きます。

今新幹線で記事を書いてたら気持ちわるくなってきました。。。

おえ。

その⑤:意義のラストはここ!

コメント

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