STEP3対策⑤～申し込み方法～2024年3月追記・修正

挨拶
申し込み方法

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ハイ！ナイストゥミーチュ！Dr.瀬嵜です。

では今回はSTEP3の申し込み方法をお届けします！特に公証については以前と大きく異なっているため必ずチェックしてください。

申し込み方法

① FSMBホームページでの申し込み

STEP3は今までのSTEPとは申し込み方法が大きく異なります。今まではECFMGのホームページで受験申し込みができましたが、ECFMG certificateが発行された時点でECFMGは卒業しています。ECFMGの証書が自宅に届いたタイミングでSTEP3の受験申請が可能になります。

STEP3はFederation of STATE MEDICAL BOARDS（以下FSMB）のホームページより申し込みが可能となります。FSMBで新たにアカウントを作成し、サインインするとSTEP3の申し込みができます。そこでは今までの試験と同様に試験期間を3か月間単位で決めることができます。例えば2024 年10月―12月といった感じです。2014年3月4日時点の受験費用は925ドルでした。（8年間で約100ドル上がっています）

受験を申し込む際には米国またはカナダの住所を記入するように要求されますが、日本人の受験者の多くはアメリカ国内の住居を所持していないと思います。友人の住所を借りるのが無難ですが、それがない場合は以前は適当な住所を登録せざるを得ませんでした。しかし、2024年現在は住所がない場合は「友人や家族の住所、または FSMB の住所 (400 Fuller Wiser Road, Euless, TX, 76039) 」を使用しても良くなったので、当てがない方はFSMBの住所を使えばいいでしょう。

② 公証

オンライン上での申し込みが終了するとFSMBより「Certificate of Identity (CID)を送るように」という旨のメールが届きます。CIDの正確な日本語訳はわかりませんが、「この書類上のサインは間違いなく私のものです」ということを示すための書類のようです。

（2024年3月追記）
公証は米国大使館および領事館、公証役場、NotaryCam（オンライン）で行うことができます。以前は大使館と領事館のみでしたが、公証役場でも対応してくれるようになり、現在はNotaryCamも対応するようになりました。時間的・費用的な面から判断して正直オンライン公証一択だと思いま交渉

＊参考：大使館・公証役場での公証をする場合

A:FSMBのメールに添付されたURLよりCIDをダウンロードしプリントアウトします。

B:サイン以外の部分は予め記入しておきます。

C:2×2インチの顔写真が必要であるため準備します。

D:米国大使館または領事館のホームページに行き公証サービスの予約を行います。公証サービスは平日の昼間のみで完全予約制なので事前に確実に予約してください。

E:パスポートと予約表を持参して実際に大使館また領事館に出向きます。セキュリティを通り、公証に必要な手数料（おそらく50ドルだった）を支払い、公証人の目の前でサインします。公証人はもちろんアメリカ人ですが、人によって英語を話したり、日本語を話したりするようです。「ここに書いてあるサインはあなたのもので間違いありませんか。」のようなことを聞かれ、右手を挙げて誓います。

F:公証した頂いた書類を国際郵便で以下の住所に送れば交渉関連の手続きは完了です。

FSMB
Attn: Assessment Services
400 Fuller Wiser Road, Suite 300
Euless, TX 76039-3856

公証役場の場合

公証役場でも公証を受けること場合は法務局のWebサイトで近場の公証役場を検索することが可能です。しかし、以下のような注意点があります。

・本来の業務外であるため担当者によっては断る場合がある（日本橋や立川では可能だったという話あり）
・費用は11,000円程かかる

NotaryCamの場合

現在はNotaryCamでもSTEP3のCIDの公証が可能です。所要時間は30分程度であり、しかも費用も25ドルと他のサービスと比較して格安です。

現在はSTEP3もNotaryCamでの公証が可能！格安で時間もかからないのでオンライン公証一択！

③プロメトリックで会場と日程の予約

プロメトリック社のホームページで会場と日程を決定します。他のSTEPとは異なり日本では受験できません。アメリカ本土以外にグアムや、プエルトリコやサモアでの受験が可能です。日本人の多くがグアムで受験をしています。理由は簡単で試験会場の中で日本から最も近く、何よりも時差が1時間しかないことが理由として挙げられます。成田か飛行機で3～4時間で行ける最も近いアメリカです。予約が可能であればグアムでの受験をお勧めします。