STEP3対策⑩~慣れない症例へのアプローチ~ 2020年1月追記

STEP3対策

ハイ!ナイストゥミーチュ!セザキングです。

徐々に暖かくなってきました。

結構花見が好きで毎年色んなところにいってます。しかし、桜を凝視するかというとそうではなく、なんとなくみんなの楽しそうな雰囲気を味わいながら、まぁうん、ポケモンしてます。笑

2年前かな?皇居が公開されていたので、そこにも参加してみました。普段は入ることができない特別な場所での花見はいい思い出になりました。

しかし、その楽しさと同時に3月4月は別れと出会いの季節でもあるのであまり得意ではないです。また1年が過ぎていくんだなぁとしみじみ感じております。

今回の記事はSTEP3の勉強方法の追加編で、CCSにおける「慣れない症例」へのアプローチ方法について言及していきます。

この記事を参考にしたい人って少ないとは思うんですが、USMLEの壁を一つ一つ乗り越えていけば必ずぶちあたるものだと思うので、近い将来に参考にしてもらえればうれしいです。

では!

 

経験が少ない症例に対するアプローチ

経験が少ない症例の対策として僕は「丸暗記」をお勧めします。僕も対策を始めた当初は自分なりに知識を総動員して「心筋梗塞」や「喘息」、「大動脈解離」など慣れない症例の問題を解こうとしたものですが、結局曖昧な知識でしかなく、実際の治療の流れもわからないため大量の時間だけを費やし消化不良になったものでした。そしてUWを1周終えてからは問題を真正面から解くことをやめ、とにかく症例ごとに丸暗記をしようと努めることにしました。

➡自分なりに考えてオーダーしてみるもののやはり見当違いなことが多かったり、とにかく進まないんですよね。結局、普段の臨床も自分で考えることは必要なものの、最初はオーベンの仕事を真似るところから始まると思いますし、全部独自ルールで突き進む研修医なんて非常に怖い存在です。ここでは、慣れない症例には思い切って白旗を上げて、UWの答えを暗記するところから始めたらいいと思います。

このUW丸覚え戦法を「セザキング式対策」と呼びます。

どの症例も最初は「胸痛」や「咳嗽」を主訴にやってきますが、多くの症例は最初の情報だけである程度の方向性が分かります。上記のケースを完全に頭に叩き込むことで方向性さえ定まれば自然に必要なオーダーできるようになると思います。丸暗記は厳しいように思いますが、暗記するのは慣れないケースに限りますし、また疾患は違っても重なり合う部分は多いので慣れてくるとパターン認識できるようになります。
これ以外のストラテジーとしては症状毎に診断アルゴニズムを覚えて、それに沿って検査・治療を行うというやり方があります。このやり方のほうが主訴に応じてアルゴリズムに沿って進められるのでリーズブルであるように思われますが、実際にやってみようと思うとあまりにも膨大な量なので全てを暗記することが非現実的のように思われました。可能な範囲でやることをお勧めします。

➡非常に優秀な方は上記の方法をとることもあるようですが、合格さえすればいいSTEP3にどこまで力を注ぐのかという問題もあります。余程とんちんかんな答えをしなければ不合格レベルのスコアにはならないと思うので、丸暗記して最低限の流れを抑えておくことで効率的に合格に近づくことができます。

そのためUWで出題されているケースだけの暗記とどめて勉強することしました。これだけでも相当膨大な量なので実際は半分も暗記できていなかったのではないかと思います。本番のCCSでは「偽性脳腫瘍」など練習していないケースが出題されましたが、多くのケースは初見ではなかったので何とか対応できたのではないかと思っています。

➡もちろん全パターンを暗記することはできないので、予想外の症例が出たらその都度対応するしかないのですが、そこはこれまでの知識をフル動員するしかありません。偽性脳腫瘍など当然普段経験することはありませんし、みたこともありません。しかし、USMLE受験の中で「軍人に多い?」「女性に多い?」「確か脊髄穿刺が検査かつ治療?」みたいな曖昧な知識を動員し、なんとか診断にたどり着き治療に至りました。

このような厳しいテストではありますが、きちんと対策すれば恐れることはありません。とにかく万事を尽くしてあとは座して待つことです。

さてさて、ようやくこれでSTEP3対策の記事は一旦終わりです。

次からはSTEP3合格体験記を開始しますね。しーや。

合格体験記~STEP3①:重い腰を上げる時~
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*2020年1月追記

友人からのフィードバックと提案です。

 

CCSについて

2019年12月に受験した際の感想です。まず結論ですが、CCSについてもUWORLDに似た問題が多く出題されるため、UWORLDをこなすことが最重要です。さらに、MCQをしっかり勉強することもCCS対策になります。ほぼセザキングのマニュアル通りの対策がいいと思います。

➡実証されました!

やはりシミュレータに慣れること、治療までのフローを丸暗記しておくことが大事です。なお、UWORLDとの違いとして、本番ではStatとRoutineの選択ができない(選択する必要がない)、Ctrlを押さなくてもオーダーの複数選択が可能、最後の診断名の記載も不要、でした。公式HPにもシミュレータがアップされています。

➡勉強方法の記事に追記しています。

本番では、6割くらいがStraightforwardな問題でしたが、残りのcaseは検査しない限り鑑別が出来なかったり、あるいは検査で異常が出ず、検査の追加を行って初めて診断に至るような問題でした。詳細はあまり書けませんが、例えば「検査を繰り返してもEKG異常やTroponin上昇を認めなかったものの、Exercise EKGでST変化が認められ、PCIを要したACSの症例」「吐血からMallory Weiss症候群の診断に至り、最終的にBullimea nervosaに対する認知行動療法を行って吐血が改善した症例」などがありました。この2つはいずれもUWORLD MCQに出てきたものと類似の症例でした。

➡「詳細」書いてますね。w

CCSでの時間の使い方(ちょっとしたTips)

いずれのケースも正しい治療にたどり着くと残り2分になるため、本番はほとんどのケースが早めに終わり、休憩時間がどんどん増えていきます。なので、CCSの前に全ての休憩時間を使い切り、そこでCCSのポイントを再確認し(紙を休憩中にみるのはOKです)、入室したらCCSのチュートリアルを見るふりをしながらボードに重要事項を書きまくるのがベストな作戦と考えます。

試験中はそのボードを見ながら解いたので、全く焦ることがなく、またMorphine、Phenergan、Compression stocking、BHCG、Counselingなどのオーダーも忘れずに済みました。これが鉄板、と思うメモをボードに書くのがよいと思います。また、各設問の初めに、年齢と性別、嗜好についてボードにメモしたのが役立ちました。同日に一緒に受験していた先生も全く同じ作戦でCCSに臨んでいたらしいです。

➡なるほど。この戦術は思いつきませんでしたが、確かに2日目は休憩時間が余る傾向にあるので採用するが価値のあると思います!皆様からの最新情報も随時お待ちしております。

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