発音矯正の本を仕上げることで合格に近づく!?
ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。
これからの2か月間は怒涛の講演会ラッシュです。
初心に帰るために再度STEP1のRxを購入して解いてみようかと思っています。
しかし、実際に精神科臨床をしていてもUSMLEの知識って本当に役立つんですよね。なので、USMLEの最新情報を実際に手を動かして得るためにも、また臨床に必要な知識をブラッシュアップするためにもやってみようかと思っています。みんなと一緒ですね!
STEP2CS対策:日本人としては英語ができるレベルの方向け
では、STEP2CS対策の続きをお届けします。前回のレベル3の話をしましたが、今回は日本人としては英語ができるレベル2の方のCS対策に関してです。
②レベル2(listening + speaking: 35-50):日本人の英語力としては十分だが、ネイティブスピーカーと比べると明らかに劣るレベル
このレベルの方はCS合格に十分な英語力を持っていると思われますが、フレーズ暗記などCSに対して特別な英語の準備が必要なレベルです。アドリブを言うと不自然さが出てしまいコミュニケーションに支障が出てしまう危険性を持ち合わせています。そのためフレーズ暗記の徹底が求められるレベルです。とはいえ、50と35では大きな差があるのでさらに細分化していきます。
➡努力次第でCSに合格できるのがレベル2です。医学生・医師の中でこのレベル以上に属している人は多くないと思います。恐らく10%以下です。また、TOEFLの合計が100を超えていたとしても、多くの日本人はライティングとレーディングでスコアを稼いでいるので、リスニングとスピーキングで50を超える人は中々いません。仮に超えていたとても所詮試験なのでテクニックによりスコアを稼いでいるのであれば当然ネイティブレベルには程遠いものと言えます。
ちなみにCSで一番落ちやすいタイプは「自分は英語ができると勘違いしている人」です。客観的に見ればレベル2なのに、自分をレベル3だと勘違いして本番で早口で喋り、かつアドリブを入れて見事に落ちると。謙虚でないといつか足元をすくわれます。
推奨対策期間:2か月~4か月
推奨対策内容:FA2周、フレーズ暗記、Kaplan 1day course, (Kaplan 5days course)
➡このレベルであれば日本人としてはかなり英語ができるほうです。むしろ純ジャパであればこのレベルが限界かもしれない。このレベルであればしっかり準備をすれば合格する可能性は高いと思われます。対策方法はこれまでに何度をお伝えしてきた通りで、フレーズの徹底暗記と発音矯正、早口厳禁などです。
Dr.瀬嵜は当時レベル2
B:レベル2:listening + speaking: 35-45または医学英語に慣れていない、海外での病院実習経験がない。
僕はCS受験時にこのレベルに相当しました。このレベルの人は英語という面では非常に不利な位置にいます。このレベルの人が最優先してやるべきことはフレーズの丸暗記です。もちろんFAを進めながらでも大丈夫ですが、それと並行して基本的なフレーズからChallenging questionの答え方まで完全に丸暗記します。加えて、身近にいるネイティブスピーカーをつかまえて、またはオンライン英会話などを利用して、患者役になってもらい練習をしましょう。英語のミスを直してもらえればベストです。特に発音を直してもらうようにしましょう。理想的にはフレーズをネイティブに読んでもらい、それを録音し、それを聞いてひたすら真似をしていきましょう。カルテの練習ではこのマニュアルを参考にしながら、First Aidで練習を続けて自分の形を作ってください。
KaplanのComprehensive course, 1day testは、自分の英語力を試す絶好の機会になりますし、英語の細かいフィードバックを受けることで本番前に修正することができる最後の場になるので出来れば受けたほうがいいです。しかし、繰り返しになりますがKaplanの評価は異常に厳しいので、このレベルの人はSEPで合格不可能圏の評価をもらう可能性が非常に高いです。それでも合格できることを僕が証明しているので、準備が万端であるならみなさんも勇気をもって受験に臨んでください。
推奨対策期間:3か月~6か月
推奨対策内容:FA2周、フレーズ丸暗記、Kaplan 1day course, Kaplan 5days course
➡このレベルの人は正直めちゃ大変です。でもぎりぎりいけます。このレベルから2+まで引き上げようとすると、下手すると数年単位で必要になる可能性もあるので現実的ではありません。そこでレベル1から2まで達したらCS準備に移行することをお勧めします。CS対策はとにかくテクニックです。これにつきます。
当然フレーズ暗記や発音矯正が必要となりますが、このレベルではその対策として追加して行うべきものがあります。
それは
・暗記すべきフレーズの徹底的な吟味(苦手な発音を含む単語の徹底除去など)
です。この2点に関してはまた後日記事にしていきます。
上記2点を完璧にした上で、フレーズ暗記を行っていきます。聞き返しは3回以上されないレベルまで発音を矯正し、全てのフレーズが反射で出てくるまで脳に刷り込みます。これがこのレベルの人が合格するために必要最低条件です。
やはり3-6か月はかかると覚悟したほうがいいでしょう。
では、次は英語がダメダメなレベル1の人のCS対策についてお話をしていきます。しーや。
コメント
[…] 次回はレベル2の人のCS対策を紹介します。では!しーや。 […]
[…] 前回のレベル2に続き、今回は一番英語ができないレベル1の方へのアドバイスです。 […]
[…] 前回のレベル2に続き、今回は一番英語ができないレベル1の方へのアドバイスです。 […]
[…] 前回のレベル2に続き、今回は一番英語ができないレベル1の方へのアドバイスです。 […]