STEP2CS対策⑬~CS合格に必要な英語力について③ レベル2(日本人としては英語ができるレベル)の対策~

ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。

これからの2か月間は怒涛の講演会ラッシュです。

初診に帰るために再度STEP1のRxを購入して解いてみようかと思っています。しかし、実際に精神科臨床をしていてもUSMLEの知識って本当に役立つんですよね。なので、USMLEの最新情報を実際に手を動かして得るためにも、また臨床に必要な知識をブラッシュアップするためにもやってみようかと思っています。みんなと一緒ですね!

では、STEP2CS対策の続きをお届けします。前回のレベル3の話をしましたが、今回は日本人としては英語ができるレベル2の方のCS対策に関してです。

*以下マニュアルより抜粋

②レベル2(listening + speaking: 35-50):日本人の英語力としては十分だが、ネイティブスピーカーと比べると明らかに劣るレベル

このレベルの方はCS合格に十分な英語力を持っていると思われますが、フレーズ暗記などCSに対して特別な英語の準備が必要なレベルです。アドリブを言うと不自然さが出てしまいコミュニケーションに支障が出てしまう危険性を持ち合わせています。そのためフレーズ暗記の徹底が求められるレベルです。とはいえ、50と35では大きな差があるのでさらに細分化していきます。

➡努力次第でCSに合格できるのがレベル2です。医学生・医師の中でこのレベル以上に属している人は多くないと思います。恐らく10%以下です。また、TOEFLの合計が100を超えていたとしても、多くの日本人はライティングとレーディングでスコアを稼いでいるので、リスニングとスピーキングで50を超える人は中々いません。仮に超えていたとても所詮試験なのでテクニックによりスコアを稼いでいるのであれば当然ネイティブレベルには程遠いものと言えます。

ちなみにCSで一番落ちやすいタイプは「自分は英語ができると勘違いしている人」です。客観的に見ればレベル2なのに、自分をレベル3だと勘違いして本番で早口で喋り、かつアドリブを入れて見事に落ちると。謙虚でないといつか足元をすくわれます。

A:レベル2+:listening + speaking: 40-50かつ海外の病院での実習経験がある、または米軍病院でフェローをした経験があり英語で問診すること、カルテを書くことに慣れている。かつSTEP1, 2CKを勉強した、または合格しており最低限の医学英語も取得済み。

この条件を満たしている場合、医療現場で必要な英語を基本的に網羅できているとは思いますが、多くの方が、普段使っている医学英語が本当に場にふさわしく自然なものかどうか自信が無いのではないでしょうか。そのような英語はCSにおいてネガティブに働く可能性が高いので事前に使用するフレーズを確認し使うものを決めておく必要があると思います。First Aidで練習しながら頻出の問診の仕方や、想定しうる質問に対する返答の方法をしっかり覚えていきましょう。アドリブは厳禁です。カルテの書き方に関しては、FAを繰り返す中で自分にとって一番真似しやすい書き方を決め、それを繰り返し練習するのみです。当然、Kaplan 1day testは本番前の絶好の練習の機会になりますし、このレベルでは自分の英語に不安を感じる人が多いと思いますので、Kaplan Comprehensive courseを受けてさらに練習の機会を増やし、英語のフィードバックをもらうことで本番までに修正していくことも手だと思います。

~まとめ~
推奨対策期間:2か月~4か月
推奨対策内容:FA2周、フレーズ暗記、Kaplan 1day course, (Kaplan 5days course)

➡このレベルであれば日本人としてはかなり英語ができるほうです。むしろ純ジャパであればこのレベルが限界かもしれない。このレベルであればしっかり準備をすれば合格する可能性は高いと思われます。対策方法はこれまでに何度をお伝えしてきた通りで、フレーズの徹底暗記と発音矯正、早口厳禁などです。

B:レベル2:listening + speaking: 35-45または医学英語に慣れていない、海外での病院実習経験がない。

僕はCS受験時にこのレベルに相当しました。このレベルの人は英語という面では非常に不利な位置にいます。このレベルの人が最優先してやるべきことはフレーズの丸暗記です。もちろんFAを進めながらでも大丈夫ですが、それと並行して基本的なフレーズからChallenging questionの答え方まで完全に丸暗記します。加えて、身近にいるネイティブスピーカーをつかまえて、またはオンライン英会話などを利用して、患者役になってもらい練習をしましょう。英語のミスを直してもらえればベストです。特に発音を直してもらうようにしましょう。理想的にはフレーズをネイティブに読んでもらい、それを録音し、それを聞いてひたすら真似をしていきましょう。カルテの練習ではこのマニュアルを参考にしながら、First Aidで練習を続けて自分の形を作ってください。

KaplanのComprehensive course, 1day testは、自分の英語力を試す絶好の機会になりますし、英語の細かいフィードバックを受けることで本番前に修正することができる最後の場になるので出来れば受けたほうがいいです。しかし、繰り返しになりますがKaplanの評価は異常に厳しいので、このレベルの人はSEPで合格不可能圏の評価をもらう可能性が非常に高いです。それでも合格できることを僕が証明しているので、準備が万端であるならみなさんも勇気をもって受験に臨んでください。

~まとめ~
推奨対策期間:3か月~6か月
推奨対策内容:FA2周、フレーズ丸暗記、Kaplan 1day course, Kaplan 5days course

➡このレベルの人は正直めちゃ大変です。でもぎりぎりいけます。このレベルから2+まで引き上げようとすると、下手すると数年単位で必要になる可能性もあるので現実的ではありません。そこでレベル1から2まで達したらCS準備に移行することをお勧めします。CS対策はとにかくテクニックです。これにつきます。

当然フレーズ暗記や発音矯正が必要となりますが、このレベルではその対策として追加して行うべきものがあります。

それは

・発音矯正の本一冊仕上げる’(舌の動かし方を理論的に学ぶ)

・暗記すべきフレーズの徹底的な吟味(苦手な発音を含む単語の徹底除去など)

です。この2点に関してはまた後日記事にしていきます。

上記2点を完璧にした上で、フレーズ暗記を行っていきます。聞き返しは3回以上されないレベルまで発音を矯正し、全てのフレーズが反射で出てくるまで脳に刷り込みます。これがこのレベルの人が合格するために必要最低条件です。

やはり3-6か月はかかると覚悟したほうがいいでしょう。

では、次は英語がダメダメなレベル1の人のCS対策についてお話をしていきます。しーや。

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