STEP2CS対策①~CS対策ことはじめ~
ハイ!ナイストゥーミーチュウ!Dr.瀬嵜です!
書きたいネタは無限にあるのですが、なんか僕の直感が「いいから早くCSのこと書けよ」と言っている気がするので、優先してCSの話を書いていきますね。
かなり大事なことを書いていきますので、繰り返し読んで頭の中で反芻し自身の血肉としてください。
特に最近CSマニュアル製本版を購入された方を意識して書いていきますので、該当する方は勉強の手引きとして読んでくださいね。
ではスタート。
STEP2CSの日本人事情
CSに関する戦略を語る前にCSに纏わる日本の事情から説明する必要があります。
まずお伝えしたいことは「現時点においてはこのCSが間違いなく日本人にとってのUSMLEの最難関になっている」ということです。これは間違いないです。自信を持って言えます。
その所以は極めて低い最近の日本人合格率にあります。正確な数値を述べたいところですが、公式な発表は一切ありません。
唯一ECFMGが公式に発表している数値は毎年の各国のECFMG取得人数だけです。これはホームページで確認することができます。それによると毎年50-80人の日本人取得者がいるようです。
日本の様々なサイトに日本人のUSMLE受験者は毎年50-80人程度であるなんて書かれていますけど、残念ながらこれは完全に嘘です。そんなに少ないわけがない。正しい情報を得るのは中々難しいのです。
話をCSに戻しますが、現時点での日本人合格率は恐らく3-4割程度。以前に2-3割と書いたのに今回3-4割としたのは、僕が直接指導した三人が最近全員受かったのでそれを考慮にいれました。
どうやら僕の知らないところでは日本人がぼろぼろと落ちているようなんです。
STEP2CSは近年難化傾向
でもこれは最近になり特に低下傾向にあるんです。それは2017年9月に英語の判定基準が厳しくなったことに端を発します。
なんと20年くらい前はCSは最も簡単な試験とされていました。「直前にカプランの講習を受けて、本番ではそこで学んだことを吐き出すだけ」だと。多くの年配合格者は決まって上記のように語ります。僕も受験前に何人かの先生にアドバイスを求めましたが、カプランうけるだけだよーと言われるのみでした。彼らは本気でそう思っているのです。
今同じことをしたら不合格率100%ですよ。かなり事情が変わってきているんです。確か2013年にも基準の変更がありました。
基本的傾向としては英語の判定を厳しくして外国人の流入に歯止めをかけています。当然ソースはありませんがトランプ政権になったことも関係しているように思えてなりません。それほど英語の判定が厳しくなっています。
これは日本人だけに起きている問題ではなく、多くのアジア人にも同様の被害が起きています。
伺った話ではある国の受験者8人中7人が英語が理由で落ちたとのことでした。インド人をはじめとする多くのアジア人は訛りは強いものの流暢な英語を話すというイメージがあります。現実的にアメリカでも多くのアジア系医師を見かけます。彼らはこれまでに英語で落ちるなんてことは想定すらしておらず、今回のことは完全に青天の霹靂でした。
そんな厳しいCS戦国時代において、勝者と敗者には明確な違いがあるように思われるんです。
それをこれから述べていきたいと思っています。
次の記事に続きます。まずはCSの基本的な情報をお伝えします。
シーヤ!
コメント
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