ハイ!グッドナイト!Dr.瀬嵜です!眠い!やることありすぎてカオス状態です。なので夜遅くから書き書きします。
あ、メルマガは明日配信予定です。お待たせしてすいません。
よく考えたら根尾君の兄は医学部だからこのブログ読んでたりして(笑)。
では今回はSTEP1合格体験記に中でもお話した「直前期の過ごし方」についてお話をしていきます。
これでまじでスコア10上がりますぜ!!!
直前期の過ごし方
サンプルテスト後は 本番までひたすらFAを詰め込みます。僕は以前より、直前に詰め込みたいものを携帯にメモしておいたので、まずはそれを詰め込みます。そして、またFAを最初から全ての知識を覚える勢いで読み込みます。
僕の暗記方法は少し特徴的です。まずはノートを買い、ページの表に問題を作り、その裏に答えを書く。これを一通り作り、完成後にひたすら解きます。例えば「~(薬)の作用機序は?」とか「~を宿主とする微生物を3つ挙げよ」のように作ります。これを直前に1100問作りました。
この暗記法はかなり使えます。まず、FAを読みまだ覚えていないところを問題にしていきます。それをひたすら繰り返します。すると、自分の覚えていない知識は全てノートにある状態になります。(実際には100%ではないですよ。)では、そのノートの問題を全て解けるようになった時、自分はFAを殆ど覚えたと言えるわけです。何を覚えていないかを知る、これが大事なんですね。
僕は以前に「FAは絶対に通読するな」と言いました。それでは条件付きであって「(初学者のうちからは)通読するな」ということでした。
直前期は違います。いよいよ「FAを通読する」フェーズに突入していきます。ここでいう直前期とは試験本番2-3週間前のことを指します。
この直前期は「FAを丸暗記する」時期です。この直前期の過ごし方でスコアが10違ってきます。
この直前期までに既に数千問の問題を解いてきたはずです。
問題を解く➡FAを読むを数千回繰り返してきており、既にFAの殆どのページに目を通してきていると思います。
つまり問題を解けば解くほどFAを読んだことになり通読に近づいていきます。恐らく8000問も解けばFAの95%くらいには目を通していると思います。
そして以前にもお伝えしたようにUSMLEでハイスコアを取るための最低条件はFAを丸暗記することです。
そのため直前期は新たな問題を解くことを止め、これまでに目を通した95%を確実なものとし、残りの5%も積極的に覚えていく作業に入ります。
勉強開始当初にFAの通読を勧めなかった理由はFAは辞書に近く読み物ではないため読んでも記憶に定着しないからです。そこで問題を解いてFAを見てまた問題を解いてという、アウトプット➡インプット➡アウトプットをひたすら繰り返すことで脳に傷をつけて記憶を定着させるということをしてきました。
これによりFAの大半は覚えることができたと思いますが、人によって苦手な分野は様々であり、未だに記憶できていない部分があるはずです。薬の名前など単純暗記するしかないものは多くの人が完璧には記憶できていないでしょう。
そこで本番3週間くらい前になったら「何を覚えていて」「何を覚えていない」のかを明確にしていきます。そのためにFAを最初から通読します。
完璧に覚えていたらOKで読み進めていきます。「あれ、ここ曖昧だな」とか「こんな情報あったっけ?」のように暗記できていないものがあれば、それを紙に書き留めたり、Ankiなどのアプリに入れていきます。それをしながら通読するとFAを読み終えた時点で「何が覚えていないのか」が明確になります。
そしたら次はその覚えていないことを覚える作業に入ります。やることはこれまでと一緒で問題を解いて覚えることです。記憶に定着していなかった知識は2通りに分けられ、「解いたことない」または「解いたけど覚えていない」となります。
そこで解いたことない問題は自分で問題を作って解けばいいのです。それを覚えるまで何度でも繰り返す。
例えば「○○の副作用を5つ挙げよ」という問題を作ってしまう。
そして最後に残りの「解いたけど覚えていない問題」を処理します。それらの殆どは単純暗記するしかない知識が故に記憶が定着できておりません。
単純暗記をするためにはそのための時間をたっぷり使って真っ向勝負するしかありません。
Dr.瀬嵜式単純暗記方法
僕の場合は2パターンです。
1つは「語呂を作ること」です。
もう1つは「時間制限を設けて全部覚えようとする」➡「書き出す、または諳んじる」➡「覚える」をひたすら繰り返します。こればかり頭を使って必死に覚えるしかない。そしてこれらの単純暗記は長期記憶化しにくいので、試験直前期に記憶したほうが費用対効果が高いのです。
上記を行うことで「問題を解いて覚えた知識」+「自分で問題を作って覚えた知識」+「単純暗記」=FA丸暗記という式が成立します。
これを行うのに2~3週間は必要になるのです。これまでに数多くの指導で上記を提案してきましたが、これを行った人は直前の模試よりも本番のスコアが10くらい上がることが多かったです。
焦る気持ちから新たな問題を解きたくなる気持ちも分かりますが、あなたがこれから解く問題は今までに解いてきた問題と似たものが殆どです。そこに時間を費やすよりは今まで学んできたものをしっかり定着させにいったほうがいいと僕は思います。
こんな感じでしょうか。よーし。
ではまた!シーヤ!
こちらにSTEP1対策に関してまとめたのでこちらもご覧ください!
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