OET⑬~試験会場のオンライン試験の追加~
挨拶
ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。今回はOETの試験方法に関するお話しをします。今後はなるべく1つの記事のボリュームを落としつつ、なんとか更新頻度を上げていけるように頑張ってまいります。宜しくお願い致します。
オンライン試験の導入
さて、今回はOETの試験方法に関してお話しします。以前にも何度かOETについては触れてきましたが、最近YouTubeのライブでもOETに関する問い合わせがあったので記事にすることにしました。
現在CSが廃止となりECMFG certificate取得のためにOETに合格する(B以上)ことが求められていますが、従来の日本の試験会場は大阪のみで試験方法もPaper-basedのもののみでした。正直かなり古典的なスタイルでしたが、受験者が増えた影響もありついにonline化されることになりました。
これにより東京(USMLEの会場と同じお茶の水ソラシティ)でも受験できるようになりかなり利便性が上がりました。また大阪にもオンライン受験できる会場が追加され、合計3つの会場で受験が可能になりました。
まとめると以下が現在の試験会場となっています。
東京:御茶ノ水ソラシティ
大阪:中津テストセンター
大阪:UKPLUS OSAKA
OETオンラインの特徴
以上の変更により受験者はオンラインまたは紙のどちらかを選択することができるようになりました。従来(紙)の受験スタイルに関しては過去記事で既に述べているので参考にしてください。では、オンライン形式はUSMLEと全く同様のスタイルかと問われたら、実は少し違います。
OETは4科目で構成されていることは既にご存知かと思いますが、なんとオンライン形式の場合はSpeakingのみは試験会場で受験することができないのです。多分、単純に会場で話されるとうるさいからだと思いますが、当日または後日各自が自宅等でズームを介して受けることになります。
Speakingを受ける上では様々な規制があり、1つの部屋で他に誰もいない状況でヘッドセットは禁止、ラップトップのスピーカーとマイクのみと言う条件になっています。尚、試験後1週間以内に受ける必要があります。
従って、例えば3技能の試験を受け終わった後にSpeakingの場所確保するまでに時間がない場合は、余裕を持ってスピーキングの時間を設定した方が良いです。尚、Speakingの時間は自分で希望出せます。もし予定時間に受けられなかった場合には再受験料100オーストラリアドル(約8500円)をしはらう必要があります。
Computer-basedなので、紙と鉛筆でメモ等ができない点も注意です。Readingの問題は、画面が右左2つに分かれ左に文章を右に空欄となるので読みながら問題を解きやすくなっています。
Onlineのほうがリスニングしやすい?
リスニングのみに焦点を当ててみると、従来のスピーカーからのリスニングより、ヘッドホンを介したリスニングのほうが聞きやすい気がします。(好みかもしれませんがヘッドホンのほうが間違いなくノイズは少ない)
また参考情報ですが、実はもう一つの受験方法があります。それはOET@homeというものです。文字通り家で受験することはできますが、これはあくまでも本国にOETの試験会場が1つもない受験生のみが対象となります。なので、「家で受験可能」という情報は現時点では偽なので注意してください。
詳しくはECFMGの公式ページをご覧ください。
まとめ
自分で言うのもなんですが、今回は全く面白みのないOETの試験方法に関する記事をお届けしました(笑)。OETの肝はとにかくリスニングです。受験生の皆さん頑張ってください!
しーや。
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