医者図鑑とは
挨拶
ハイ!ナイストゥミーチュー!
SMLEコンサルタント並びに医師キャリアコンサルタントのセザキングです。今回は新たなYouTube企画である「医者図鑑」の話をしていきます!既に動画をご覧になった方もいるかと思いますが、今回は医者図鑑を作成するに至った背景や、今後の展望などをお話しできたらと思います。
概要~狙い~
この医者図鑑では、医師の多様な生き方を紹介し、キャリアに悩む方々に選択肢を提案することを狙いとしています。また皆様にとってのロールモデルを見つけて頂く場でもあります。
「医師だって様々な生き方を選ぶことができる」
それを提案するのがこの動画の目的です。それは時代の潮流に逆らうことかもしれません。しかし、そうであっても個人が納得できて、自分の能力を存分に発揮できるような生き方を求めることは何よりも大事だと思うのです。それこそが社会の幸福に繋がっていくと僕は信じています。
背景
僕自身、学生時代から医師としてのキャリアに関して悩み続け、結果的に精神科医を経てUSMLEコンサルタントになりました。その理由には様々なものがありますが、その当時一番困ったのは「あまりにも選択肢が少な過ぎる」ことでした。片田舎の大学生だった僕には、医者になったら「勤務医」か「開業医」の二択しか無いように思えたのです。(これらのキャリアを否定しているわけではなく、自分にとってどうしても魅力的ではなかったという話です)
自分が勤め人には向かないことは小学生の時に既に気づいていました。社会や学校のルールを意図的に破るつもりはありませんでしたが、「盲目的に」規律を守ることが苦手でした。例えば、特に意味はないけど慣例的に続いているようなルールには「何故?」が先行してしまい、納得がいかないとそれに従うことに強いストレスを感じるのです。「医者図鑑」のPart2のゲストであるフランケンさんも同じようなことをおっしゃっていました。
医学という学問自体は面白いと思うし、それを実践する医療にも興味はある。しかし、他人が決めたルールに従って生きることが苦手(ルールによりますが)であるため、既存のどの選択肢をとっても結局自分の器質とは合わないと感じていたのです。開業医に関して言えば、自分である程度ルールを敷くことはできるものの、結局そのルールに縛られていきることになりそうで、これも自分やりたいこととは思えませんでした。
そこで自分が選んだ手段は、いずれ医業以外で生きていくことを目標としつつ、それまでは臨床医として生計を立てていくことでした。また当時臨床留学に興味があったことも否定しません。ただ、それは「日本での臨床医」にゴールを設定することができずに、それを海外に求めていたということに外ならなかったのだと、述懐しております。結局数年間の臨床医としての勤務を経て、海外に行っても他人の決めたルールに従って生きるということ自体は変わらないことに悟り、結果としてそれまでにボランティアとして続けていたUSMLEの相談を副業として開始し、その割合を徐々に大きくして最終的に起業に至ったということになります。
目的~~
幸運にも僕はUSMLEコンサルタントというポジションを得ることができましたが、実際には「何したくても何をしたらいいか分からない。」というような方が沢山いると思います。そういう方にこそ多様なキャリアを持つ生き生きとしたお医者さん達を見て欲しいです。
最近のマッチングの動向を見ていても、医学生・若手医師のキャリアに関する考え方に大きな変化が起きていると感じられます。彼らの少なくない人数が「ハイポ」思考であることが露見されてきています。言い換えると「楽」で、かつ「高給」な病院を重視する傾向があるようです。その表れの1つとして、「ハイポかつ高給病院の掲載されたNote」が有料で売られています。(元々それを主張する場も情報も無かっただけで以前よりそのような類のクラスターは存在したのでしょう)
ある有名なハイポ病院の研修医に質問してみたところ、(あくまで一意見ですが)ハイポ思考の研修医の中には「臨床に興味が出ないが、医業以外のことにチャレンジすることもできない」という思いがあり、結果的に業務量の少ない病院を選び、余暇を楽しむという行動をとっているという意見を頂きました。
本来非常に高い能力を有する若手医師がやりがいを感じないまま働いているのは非常にもったいないことだと思います。そのような背景から、「何かやりたいけど既存の選択肢の中から正解を選べない」医学生・若手医師に最大限のキャリアの提案をすることで、彼ら自身、そして社会全体の「幸福の総量」を上げていければ、わずかながらもハッピーな世の中に繋がると思っています。
↓オンラインサロンではキャリアの相談にものっています
ゲスト募集中です
今後も様々なキャリアを持つ医師を紹介していきます。そこで皆様にお願いがあります。「我こそは」という方がいたら是非ご連絡・ご紹介して頂けると嬉しいです。動画内ではご自身の仕事内容や、ビジネスの紹介はもちろんのこと、リクルートに使って頂いても大丈夫です。また起業している医師のみなならず、「超田舎の医師」や「超激務の医師」、「ハイポな医師」なども大歓迎ですし、研究医や開業医も喜んでご紹介します。選択肢を増やし、いずれは図鑑の名の通り書籍につなげていきたいと思っています。
それでは「医者図鑑」でお会いしましょう。しーや!
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