合格報告㉙~高橋侑也先生:STEP2CSの結果を考察編~

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高橋侑也先生:STEP2CS結果考察編

ハイ!ナイストゥミーチュ-!セザキングです。今回は、高橋侑也先生のCSの結果を見ながら、項目別に考察していこうと思います。さて、TOEFL101で基礎英語力を持ちながら、血が滲むような努力をされた末の結果は如何なるものだったのでしょうか。

合格報告㉘~高橋侑也先生:STEP2CS項目別対策方法~【STEP2CS】
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【実際の結果を踏まえた考察】

実際の結果と、自分が受験直後に記した自己評価を元に、採点に関する邪推をしてみます。以下が僕の結果です。

斜体で記してあるのが、僕が受験してすぐに書いた感想です。これと結果を参考にしながら、各採点項目に関する憶測を飛ばしてみます。

《ICE》医学知識

医学的内容に関して完璧である必要は無い、という大前提でいけば大きな問題は無かったと考えています。リスニングの問題で聞き逃しのあった症例はありましたが、fatalという程では無いと思います。身体診察はもう少し追加した方が良い症例がいくつかありました。PNは時間があったので、しっかり書けたと思います。」

【考察】

良いスコアだったので嬉しかったです。First AidとAMBOSSの症例を理解していれば本番で困ることはないですし、これくらいのスコアは狙えるということで良いと思います。時間が余ったのでカルテを丁寧に書くことが出来たのも活きたと思います。

➡恐らくリスニングも出来ていたということも関係しているのではないでしょうか。また、医学的な知識に関してはやはりFAとAmbossの2本柱で対策するのがよいかと思います。

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《CIS》コミュニケーション能力

 「笑顔を心掛けました。入室時、メモ書きの許可を頼む時、退室時は笑顔を忘れずにしました。苦しそうな症状や状況の時はそれに応じた表情をしました。また、身体診察の際は、逐一これからやることを出来るだけ丁寧に説明しました。Empathyを示す言葉は言いすぎるとワザとらしく聞こえてしまうので、短めの文章でサラッというようにしました。各ケースで1or2回くらい言った気がします。普通にコミュニケーションが取れればOK、という話もあるので、大丈夫だと信じています。カウンセリングは明らかな飲酒歴や喫煙歴、あるいはドラッグ使用歴があればするつもりでいましたが、該当する症例が全くなかったので結局カウンセリング無しで終わりました。」

【考察】

CISは結構心配していたので、一番良いスコアなのが驚きです。この感じでこのスコアなら、特別な対策はそこまで必要ないかと推察します。カウンセリングを全くしなかったので痛手かと思いましたが、そうでもなかったようです。試験本番は可能な限り自然体でいることが大事だと思います。表情豊かに、笑顔を忘れず見せましょう。

➡高橋先生と電話でお話をしたことがありますが、とても感じの良い方で所謂コミュ力の高さを感じました。カウンセリングをしないことでCISがマイナスになる可能性が高いことは否めませんが、それでも笑顔と余裕のある態度さえ忘れなければCISで落ちることはないのでしょう。

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《SEP》英語能力

心配要素が多いです。時にアドリブを混ぜて早口になってしまった点、C.Q.で聞き返しを1回した点、stressの発音が甘くなり聞き返しを2回された点、がどれだけ響いてくるかというところだと考えています。基本的には練習通り、ゆっくり、はっきり、口を大きく動かして発音することを心掛けました。落ちるならSEPだろうなあ、、、という感じです。」

【考察】

感想の通り、一番低いスコアになってしまいました。ボーダーには掛かっていないのでまだマシではありますが、一番力を入れていた項目なのでもう少し右寄りが良かったなあ、というのが正直なところです。聞き返したことや聞き返されたことは勿論ですが、時々ぎこちなくなったりすることなども、ちゃんとマイナス評価されていると思います。直前期に練習している時や模試を受けた時などは、英語は問題無いと言われることが多かったですが、それでも結構ギリギリの評価なので、やはり徹底的な対策が必要だと思います。よく言われているフレーズ暗記と発音矯正は当然として、さらにリスニング能力を鍛えて、日常会話など英語で喋るのに少しでも慣れるのが大切だと思います。後者2点はぎこちなさを減らすのに役立つかと思います。

➡素晴らしい考察だと思います。高橋先生ですらこのスコアということがポイントです。とにかく徹底的なSEP対策が必要です。このブログにもセザキングメソッドがたくさん載っていますので是非参考にしてください。この考察で目に留まるワードは「ぎこちなさ」でしょうか。まさにこれは基礎英語力が関係する要素であり、日々の鍛錬がそのぎこちなさを軽減してくれるものと思います。

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どこまで正確かはわかりませんが、Dr.PumaというCS対策で有名な講師によると、SEPの基準が2019年9月から更に上がったそうです。僕が一緒に練習していた受験生で結果が既に発表されているのは知る限り6人ですが、そのうちSEP落ちが4人、ICE落ちが1人、合格1人でした。

やっぱりCSは英語の試験だな、と改めて痛感させられます。

➡公式発表がないため、実際に基準が上がったかどうかを確認することはできませんが、確かにCISの基準も上がっている気がするので、同時期にサイレントで上がったのかもしれません。しかし、6人中5人が不合格になったとのことですが、これは別に驚くことでもありません。本当によくあることなのです。残念ながら不合格になった方々の英語力を知らないので、どこか問題だったのか指摘することはできません。ただ、一般的にはフレーズ暗記の甘さと、発音の問題で落ちることが多い印象です。

【最後に】

以上、長文・駄文、失礼しました。最近岡大でUSMLEに興味を持っている人が多いと聞いていたので、そうした後輩の皆さんに自分の経験が役に立てば嬉しいです。長い道のりになるかと思いますが、頑張ってください。応援してます!!

最後に、協力してくださった後輩の皆さんに、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。皆さんの助けがなければここまで来れませんでした。心から感謝しています。

質問などがあればいつでも気軽にラインやメール(下記)で連絡してください(^ ^)

LINE ID: y.tkhs0409jp  Mail: y.tkhs0409jp@gmail.com

➡本当にお疲れ様でした。こんな優秀で優しい先輩を持った岡山大学の方は本当に良い環境に恵まれていると思います。本記事では、はじめて在学中のECFMGを取得した体験談をお届けしました。是非、本ブログの読者の皆様にもこれを参考に在学中のECFMG取得を目指してほしいと思います。そして、得た経験を自分の中だけに溜め込まずにどんどん社会に還元していきましょう!

では、最終回は国家試験編です。しーや。

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