HI!ナイストゥミ―チューDr.Sezekingです!
今回がいよいよ自己紹介最終章となります。
教授にそそのかされCBTで1位を取ることを目標にした瀬嵜君。半年前から問題集を解いたり、いつもどおりロビンスを続けていました。
改めて「なぜ一番を取りたいのか?」と問われれば、それは結局「自信が欲しかったから」という答えに帰結すると思います。
これまでの人生を振り返ると挫折だらけだったんです。山形大学は今となっては最高の大学だと思っていますが、大学受験だけを切り取ってみれば失敗している。これまでに闘いに何度も何度も破れいつの間にか僕には劣等感が生まれていました。
この劣等感を背負いながら生きていくのがどうしても嫌だったんです。
同じような劣等感を背負った医学生はたくさんいます。実は。
だって第一志望の医学部に入れる人って1割もいないんじゃないかって思うんですよね。学力高かったら東大に行きたいと思う人めちゃくちゃいると思うし、そうでもなくても近くの旧帝大に行きたいだろうし、国公立に行きたかった私立の医学生もいっぱいいますよね。
でもその大学受験というたった一つの結果を後生まで背負っていく必要なんかどこにもない。「あの人は東大出身だから勝てない」なんて思う必要など本来全くないはずなんです。でもこの日本社会は少し変わっていて、その大学偏差値がどこまでも人生に影響し続ける。しかし少なくとも大学受験の偏差値は医師としての実力とは無関係であるべきはずです。
だからテストでもいいから自分は頑張れば人よりもいい結果が出せるんだという自信が欲しかった。ただそれだけのことでした。
CBT本番
そしてCBT本番を迎えます。自分なりの最善を尽くしたつもりです。以下結果。
91% 5位・・・・・
5位だと?もう間違いなく1番準備してきたと思うんです。それなのに5位。
失意の中、教授には報告をする義務があるためメールをします。
瀬嵜「CBTは5位でした。応援して頂いたのにご期待に沿えずに申し訳ありません。」
教授「おめでとう!山形で5位なら全国どこにいってもトップくらいだよ。でもむしろ1位でなくてよかったかもしれない。驕り高ぶってその後の成長が無かったかもしれないから。その悔しさをばねに是非USMLEに挑戦してみてください!」
僕はそれはもう感動しましたね。絶対この好意に報いるんだと。
ではどうしたら報いることができるか、それはUSMLEで最高の結果を叩き出すこと。
そう、それがSTEP1で99をとることだったのです。
これがUSMLEとの出会いになります。
次回からはUSMLE体験記に移行します。
長い間お付き合いいただきありがとうございました!
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