合格報告㉜~STEP1:高知大齋藤幸一郎君のCBT98位からの合格:前編~

合格報告

合格報告㉜~高知大6年齋藤君のSTEP1合格体験記~

挨拶

ハイ!ナイストゥーミーチュ!セザキングです。ご無沙汰しております。御存知の方も多いと思いますが、2020年8月22日に大阪でOETを受けてきました。その前にOETに関する情報を収集したり、全貌を把握するために公式本などを読んでいたためブログの更新がやや滞っていました。OETに関する情報はブログで徐々に紹介していく予定ですので、楽しみしていてください。サロンのほうでは扱いが難しい情報もお伝えしていくつもりです。

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さて、今回は人気の合格報告シリーズです。タイトルにもあるように、なんとCBTで98位だった高知大6年齋藤君のSTEP1合格です。中々のインパクトがあります。USMLE受験生が少ない環境では、未だにUSMLE受験は優等生に限った話だと思われがちですが、実際には誰にも門戸は開かれています。一方で、CBTで上位であればUSMLEに合格できるのか?と問われたら、それも否であり、難易度が高く深い知識が問われるUSMLEに合格するためにはUSMLEのための準備が必要です。もし、CBTの結果が悪くて自信を無くしている方は是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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質問コーナー㉘ 「セザ本」のこと ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。 「セザ本」がAmazonで予約受付開始となり医学書院の新着ランキングで1位...
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「CBT98番の学生→1年と6日でstep1 223点」の物語

高知大学医学部6年 齋藤幸一郎(2020/8/13記載)

⚫️はじめに~こんな人に読んでほしい~

・CBTで自信喪失した人

・とりあえず最短期間でpassをゲットしたい人

・継続して勉強するコツを知りたい人

・本番の過ごし方のイメージを作りたい人

つまり成績の低いところから短期集中で合格したい人向けです。

もちろんそれ以外の方にもノウハウの章は参考になる点はあります。

➡最初から読者のターゲットを意識しているのは素晴らしいことです。何か情報を発信する時には、「誰に何を伝えたいのか」を意識することが大事です。自分の思いをたれ流すだけではメッセージ性は高くなりません。ここには、先に僕が主張したように、やはり「CBTで自信を喪失した人」がターゲットになっているのが分かります。

⚫️基本情報

Q最終的な成績は?

A.223

まずは合格おめでとうございます!

Q.受ける前の医学と英語の能力は?

A.step1受験生だとダントツで低レベルかと思います。

○英語:普通の日本人医学生レベル(センターレベルだと得意と言っているが、英会話はジェスチャーがないと伝わらないレベル )

・センター試験及び関連する模試:平均9割前後の点数

・IELTS : Reading 5.5, Listening 5.5, Writing 5.5, Speaking 4.0

ここは注目ポイントですね。誤解を恐れずに言えば、日本の医学生の平均的な英語レベルは相当低いです。日本人医師が国際学会でうまく質疑応答できないという話をよく耳にしますが、同様に日本の医学生の英語レベルもかなり低いと言わざるを得ません。これは受検勉強の弊害でもあるため各自の責任とは思いませんが、日本の英語教育が不十分である以上、英語を仕事で使えるレベルまで上げるためには自助努力が必須ということです。

その平均的なレベルとは、まさに斎藤君くらいのレベルではないかと思います。つまり、センター英語は9割くらい取れるが、IELTSは5.5程度で、TOEFLだと55程度のレベルです。そのような英語力でもUSMLEの合格は可能という証明でもありますが、CSになると話は別で最低でもTOEFL80程度までは底上げする必要があります。受験英語以外の英語の試験を受けたことが無い方は、TOEFLやIELTSなどを受けてみて現状を把握してみるのもいいと思います。

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○医学

CBT 98(直前期は留学から帰ってきて、QBを全く解かずに受験したため、撃沈。

留学前にネット講座を全部受けていたので臨床の内容はそこそこ

step1のベースとなる基礎の範囲は大学最低値を記録 笑)

➡一学年に124人中98位なので忖度なしに下位です。計算してみると、A領域(基礎医学)の偏差値は・・・・大体10ですね。笑

基礎医学の知識はほぼゼロと言っても良さそうです。

Q.勉強期間は?

A.2019/6/15(5年生の実習2ヶ月目)~2020/6/21  大体ちょうど1年

➡これは平均的な勉強期間ですね。

Q.使った教材と問題数は?

A.

Rx 2400問(2巡)

UW 3000問(2巡)

BRS behavioral science 750問(2巡)

BRS biochemistry, molecular biology, genetics 500問(2巡)

Robbins 400問(1巡 苦手分野のみ)

合計約7000(1巡のみ計算)

その他

FA通読2巡

ANKI

Dr.瀬嵜のusmle講座, usmle go(←情報の一元化が素晴らしく、何度もお世話になりました)

➡イレギュラーなものは、Q&Aをやっていないことですかね。ちなみにBRS biochemistry, molecular biology, geneticsはこの3つの分野が1冊の本にまとまっています。生化学は得点源にすべき分野なので、苦手意識がある方はトライしてみることをお勧めします。

それ以外は非常にスタンダードですね。

Q模試の経過は?

A.

170 (5ヶ月前)

185 (3ヶ月前)

197(2ヶ月前)

USWA2つ同時 245と230(1ヶ月前)

サンプル問題 67%(1週間前)

➡模試の結果はお世辞にも良いとは言えませんが、合格体験記としてはむしろそれが良いです。受験2か月前ですら合格最低点ギリギリです。普通であれば、その時点で「本当に合格できるのかな」と不安になるものです。しかし、実際にはそこからの2か月で30近くもスコアを伸ばして合格されています。

僕は誰にでも早めに模試を受けることを推奨しております。多くの場合、最初の模試は撃沈することが多くショックを受けるものです。しかし、ショックを受けることよりも目指すべき到達点を実感することはもっと大事なのです。勉強の区切り毎に模試を受けて自分の到達点を確認していくことで、自分の勉強方法や受験時期について考察できるというものです。また、セザキングメソッドである直前期のFA通読にてスコアを10伸ばすことができることも忘れてはなりません。

伸び悩んでる方は是非勇気をもらってください。

対策⑨:直前期の過ごし方:スコアを10上げる方法【STEP1】
ハイ!グッドナイト!Dr.瀬嵜です!眠い!やることありすぎてカオス状態です。なので夜遅くから書き書きします。 あ、メルマガは明日配信予定です。お待たせして...

Q具体的な勉強経過は?

A.

2019/6/15(開始)~年末  Rxと途中FAの通読(正答率 40% 5〜30問/日)

(8月に6つほど病院見学、年末ecfmg申し込み)

2020/1月~3月 UW (正答率59% 始めたばかりの月は31.6問/日、3月~4月頭 46問/日)

3/30~4/20           Rx2巡目+NBME模試197点

4/20~5/10           UW2巡目

5/11~6/20(本番)

・FA 通読 10日

・UW 模試×2(同日にダブル模試 1ヶ月前 245点 74% と230点 69%) 

・BRS二つ、1,2巡目 1週間

・サンプル問題(1週間前 67%)

・ロビンス (直前3日 正答率60~70% 乳腺や婦人科など筋骨格など苦手な分野pick up)

6/21 step1試験本番

8/11 score report 223点

 

➡全体的にスタンダードな流れというか、セザキングメソッド通りですね。やはり、UWの正答率が60%くらいだと本番は220~225のレンジに落ち着くような印象です。直前のFA通読や2連続模試もしっかり実行していて素晴らしいです。問題を解くスピードも平均的かなと思います。ちょっと特徴的なのはRxの復習なしでUWに移行していることでしょうか。しかし、FAの通読で復習を代替しているので、それほど悪手ではないのかもしれません。

勉強方法総論⑨~問題集を完璧にする方法:前編~
挨拶 ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。 おひさです。先ほどもジムにいってきましたが、地獄でした。笑 セッションの最後にサイドレイズ(おもり...

⚫️モチベーションとノウハウ←ここが旨み

Q.受けたきっかけは?

A.4年生の時の留学で得た海外の医学教育の視点から

臨床で使える思考プロセス、深い知識を習得したい、かつ英語で学習したいと考えたため

現在アメリカで臨床をしたいとは考えておりません。

留学の詳細を知りたい方は以下のリンクを参照ください。https://inoshiru.com/article/009/

要約すると

4年生のとき、医学教育に関心を持ち、海外の臨床実習を見る目的で休学してアメリカ スタンフォード大学、タイ マヒドン大学、ブラジル 南マットグロッソ大学 留学 

→2つの教育の視点を学ぶ

①即戦力教育:タイやブラジルで医師不足の背景から、3年生の医学生が医療チームの一員として、診察〜処方箋の提供までしているのを見る。机上でなく、患者を目の前に学習するoutput baseの教育と使命感たっぷりの学生の目に感銘を受ける。

②英語教育:母国語で医学を学ぶのは日本ぐらいという事実を痛感。ガラパゴスに日本語だけで勉強することへの危機感を感じる。

➡USMLE受験を志す方の中には、1年間休学して海外留学したことがきっかけになっている人が一定数います。やはり、外から自分の置かれている状況を客観的にみてみることで視野が広がるのでしょう。僕自身はUSMLEを通じて外の世界を知ることになったのですが、やはりUSMLEと日本の国家試験の違いにびっくりしました。正直な感想としては、「全医師がUSMLEをパスしているような国の医療には適うはずがない」でした。もちろん、試験だけが医師の質を担保するわけではありませんが、それほどクオリティが違うため、知れば知るほど危機感を持つようになったのです。

質問コーナー⑲~医学部に差はあるか?①:国家試験の仕組みを添えて~
挨拶 ハイ!ナイストゥーミーチュ!セザキングです。 マッチングも終わり、いよいよ国家試験のシーズンですかね。何を隠そう、僕は6年生のこの時期が最高に楽し...

斎藤君も同様でしょう。そして、日本語で学ぶことは日本がそれほど文化的な国だという証明でもありますが、それは英語が必要な国際社会から後れを取りうるというリスクも孕んでいるのです。現時点では臨床留学を予定していないようですが、そういう方でもUSMLEを受験する価値が十分にあると思います。

かなり充実した内容になっているので今回はここで一旦切りたいと思います。次回は「CBT98位だった」斎藤君が何故STEP1に合格できたのか、その勝因について言及していきます。

では、また!しーや。

質問コーナー⑰~どうやったらポジティブに考えれるのでしょうか前編~
はーーーーい!ナイストゥミーチュー!セザキングです。 生きてるって。ツイッターではたまに呟いていますしね。そのツイッターで質問箱を用意しているのですが、質...
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