合格報告②~STEP1:松林優児君~

合格報告

ファイ!ナイス!ツゥ!ミーチュ!Dr.瀬嵜です。我ながらもうむちゃくちゃだな。。。

 

前回の合格報告はここから!

今回は合格報告シリーズ第2弾です。非常にフレッシュな合格報告ですので、これから受験される方にも参考になると思います。

今回紹介する方は和歌山県立医大6年生の松林優児君。彼は非常にアグレッシブでやる気もあったのできっと合格すると思っていました。

注目すべきはUSMLE受験生があまりいない地方の大学で孤軍奮闘して合格に至っていることです。このブログの読者の中にも地方で孤独に耐えながら頑張っている人がいると思います。そんな方々に勇気を送る至極の一筆です。

ではお楽しみください!

USMLE STEP1 合格体験記 和歌山県立医科大学 6 年 松林優児

◎受験動機、勉強期間、取得点数について

「世界的に有名な凄腕の心臓外科医になりたい。」これが僕の根底に強く存在する将来像です。そのためにECFMGを取得し、世界一といわれるアメリカで心臓外科医になることを決めました。

まず着手したのは英語の習得で、4年生をCBT85%程度で終了し、5年生に上がると同時に休学して一年間(2016.3-2017.3)オーストラリアで語学留学をしました。 (USMLE STEP1 の勉強自体に英会話力は一切必要ありません。)ここではあくまでも英会話がメインだったので、1年間でUSMLEの勉強はQ and A を700問ぐらいさらっと一周したのみでした。この期間は日常英語力は伸びるが医学知識は無くなる一方で学力としてはむしろマイナス、自分が日々馬鹿になっていくのが怖かったです。

そして2017年4月に帰国後、本格的にUSMLEの勉強を開始しましたが、同時にボート部の選手としても活動し、夏の西医体に出場しました。そのため、Q and Aを二周終了し、USMLE Rxを開始したのは9月でした。この時期にUSMLEの神様である瀬嵜先生(!?)にお会いする機会があり、今後の勉強方針に関してアドバイスを頂き、勇気を与えて頂きました。

そこからは部活も引退し、ひたすら勉強に励みました。そこからの真の勉強期間は11か月となります。本番は 2018年8月に受験し、227という結果でした。

◎勉強方法

基本的な勉強方法は瀬嵜先生のマニュアル通り(今後順次掲載予定)です。それにプラスして、他の先生と先輩医学生のブログを参考にし、またアメリカ人医学生が英語で発信している youtube 動画 で最新情報を収集していました。

◎受験時期と直前までの成績推移

受験時期に関しては、当大学の臨床実習が7月末まであり、8月のマッチングと大学の卒業試験(9月と10月)の関係でもうここしかないというギリギリのタイミングでした。

2016年3月以降、日本語での国試勉強は一切していませんが STEP1で230ぐらい取れる学力のある人は基本的に問題ないと思います。日本国試の勉強は 6 年の夏以降から始めても大丈夫だと思いますし、僕は大丈夫だと確信しています。

成績は220ぐらいまでは(本番 3 か月前ぐらいまでで)順調に少しずつ伸びましたが、それ以上は時期が近付いても全然伸びず、結局本番直前に NBMEで225 、UWorld模試で232、243程度が最高スコアでした。本番が227だったので妥当な結果だと思います。

◎本番を終えて

本番は問題難易度と形式はUworldと同じで、本番のスコアはNBMEに強く相関すると感じました。僕の本番での手ごたえは80%ぐらいでした。恐らくこの感覚は合っていると思っており、2018年現在では本番で80%の正答率があれば、スコアは230に相当するものと推測しています。本番では本来であれば正答できるはずなのに、自分が覚えきれていないため失点した問題が5問ぐらいはあると思います。それらをすべて正解してちょうどギリギリ230を越えるぐらいだと思います。

しかし、それらの問題以外は見たこともないものばかりで非常に難しく感じ、少なくとも僕にはこれまで通りにFirst aid等を用いて勉強しても確実に正答するのは無理だと感じました。そのため、もし230よりもさらに上のスコアを狙うのであればさらに勉強量を増やすべきだと思いますし、日本語・英語問わず、圧倒的な知識量が必要になると思います。最善を尽くすのであれば低学年のうちからしっかり勉強することと臨床実習で見聞きするものすべてをUSMLE勉強の足しにするような意識で勉強するしかありません。

◎勉強方法の改善点を振り返る

アメリカ人で250を取得した人は youtubeの中でUWorld を三周ぐらいしたと言っていました。僕も同様の意見で、とにかく高得点を取るためには UWorldがダントツで重要だと考えられます。僕は2月~5月に二周しただけで、その後はKaplan のみをやってしまいました。

本番の形式・ 難易度・アメリカ人の傾向を考慮すると、UWorldは試験本番まで使えるように逆算して購入するのがいいと思います。少なくとも 6 か月以上で購入し三周以上してください。(Kaplan をやる人は同時並行で)このように長期で購入しUWorld内でのみ使用可能な暗記カード(メモ のようなもの)をうまく利用すると効率よく復習が出来ると思います。僕は気づいたのが遅すぎたのであまりうまく活用できませんでしたが、もう一度勉強するならそうすると思いますのでオススメしたいと思います。

最後にここまで体験記を読んで下さり、ありがとうございました。少しでも皆様の参考になれば幸いです。

 

以上になります。

非常に具体的で参考になる体験記を提供して頂きありがとうございました!

僕が彼に伝えたことは少ししかありません。正しい方向に向けてあげることだけです。その方向に向かって歩み進めることは自分自身にしかできません。しかし方向を間違えると全然違う方向に行ってしまいます。

地方大学のみなさん、環境を理由に諦めないでください。このように地方でも結果を出す人はいます。

近いうちに和歌山でも講演会できたらと思っています。

ではまた会いましょう。シーヤ!

おまけ

特に思いつかないけど、ココイチの2300gを20分以内で食べきれたら無料ってやついつ終わったんだろう。高校3年生の時にクラス内に3人も達成者がいたのはまじでびっくりしたな。あ、お腹すいてきた。

コメント

  1. […] その②:次の合格者は地方大学? […]

  2. […] 参加者は僕を含めて5人。その勉強会のリーダーは以前にこのブログに合格体験記を寄稿してくれた和歌山県立医科大学6年生の松林君でした。 […]

  3. […] という書き出しで始めても良いくらい、今回の瀬嵜先生の講演会の開催にはダイナミックな力とストーリーがあると感じている。全ての始まりは、和歌山県立医科大学(以下和医大)6年松林優児さんが2017年に病院見学で瀬嵜先生にお会いしに行ったことに始まる。その後瀬嵜先生との定期的な相談、連絡の末見事、USMLE STEP1をPassされた。その合格した記念と瀬嵜先生の強いお力添えのもと、今回の和医大での講演は、実現に至ったのである。 […]

  4. […] 参加者は僕を含めて5人。その勉強会のリーダーは以前にこのブログに合格体験記を寄稿してくれた和歌山県立医科大学6年生の松林君でした。 […]

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