ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。
引き続き参加募集しております。気軽に参加してくださいね。
では前回に引き続きSTEP2CKの合格体験記を締めてまいりましょう!
では!
CK合格体験記③
・STEP2CK直前期(2012/2-3)
国家試験終了後は部活のメンバーでイタリア・スペイン旅行に行きました。勉強を理由に卒業旅行をキャンセルすることは何があっても嫌でした。海外旅行では移動時間が多いためその時間で問題を解くことにしました。当時はiphoneすらあまり普及しておらず、手持ちのipod touchを駆使して問題を解きました。今は本当に便利になったと思います。1週間くらいの期間でしたが、友達が寝ている横で粛々と問題を解き進め合計400問程度解くことができました。
➡想像してみてください。スマホもWIFIもない環境でのオンライン問題集の勉強を。めちゃくちゃ不便ですよ。まず室内じゃないと勉強できないし、パソコンを占領されたらもう終わりですからね。我ながら過酷な環境だったと思います。また移動時間を無駄にしないことです。今では誰もがスマホさえあれば簡単に問題を解くことができます。5分あれば1問解けます。隙間時間を利用していきましょう。
そして帰国後は本格的に受験モードに突入しましたが、残り時間は2週間程度しかなかったため、毎日全力で問題を解き進めました。山形のスターバックスにこもり、朝から晩まで勉強しました。異様な雰囲気に察してくれたためかクルーの方も応援しにきてくれるようになり、本番直前にはメッセージ付きのタンブラーまでプレゼントしてくれました。
➡カフェには今でもお世話になっております。名古屋のスタバにもお世話になりましたが、いつも長期休みで帰省する際にはスタバに必ず手土産を持っていくほどでした。
茅場町に移動し、STEP1受験の時に宿泊したホテルに今回も泊まりました。STEP1の時ほどの緊張感は全くなく、むしろリラックスして受験することができました。緊張するどころか問題を解いていると段々楽しくなってきました。STEP2CKでは連問が多くあり、一度選択肢を選んで次に進むと後戻りができません。そしてその時点で正解もわかってしまうため、正解すると喜び、不正解だとちょっと残念な気持ちになるわけです。その時は何も選んでも正解する(ような気になる)モードに入ってしまい、もはや笑顔で受験していました。傍から見ると気持ち悪さの極みだったと思います(笑)。こうやって学生最後の試験を終えました。
➡当時東京には二つの試験会場がありました。茅場町と麻布のテンプル大学です。現在は御茶ノ水1か所になっております。本当に緊張なかったですね。とにかく早く終えたいという一心でした。
・合格発表まで(2012/4)
STEP2CKは普通の医学生と同じように最後の春休みを過ごしました。台湾旅行にも行き、いよいよ卒業式を迎えました。卒業後には国立国際医療研究センター病院で研修を開始しました。
➡初期研修の同期にはUSMLEの何かしらのSTEPに合格している人が5人もおり、非常に刺激になりました。やはりモチベーションを保つためにもいい環境を選びたいものです。
そしてオリエンテーションを終え、4月11日に結果が出ました。以下。
236・・・・・!模試よりも大幅に良いスコアで合格できました。感謝します。この時期の二桁スコアは何も意味をなさないので気にしないでください。受験当時は全く意識していませんでしたが、幸運にもSTEP2CKの足切スコアを超えることができてよかったと振り返っています。
➡最近では236はあまりいいスコアだと認識されないかもしれませんが、僕が受験した7年前では平均スコアが今より10も低く、236でも中々のハイスコアでした。だからなんだって話ですけど。笑
予定通りに合格できて非常に安心しましたが、いよいよ最大の難関であるSTEP2CSを意識せざるを得ません。英語力の欠如という不安を胸に仕舞いつつ、医療の世界に飛び出していくのでした。そして、ここからSTEP2CS合格に向けた長い長い旅が始まるのです。
➡そうです。STEP2CKの合格は「STEP2CS受験の始まり」でしかないのです。当時の僕の英語力は本当に壊滅レベル。TOEICも600を下回るほど。TOEFLなんて55しかない。
そんな英語ポンコツの僕がいかにしてCS合格にまで至ったのか。
その秘訣は次のSTEP2CS合格体験記で綴ることとしましょう。それまでしばしお待ちを!しーや!
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