勉強方法総論⑪~伸びる人伸びない人~

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伸びる人伸びない人

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ハイ!ナイストゥミーチュー!セザキングです。6年生の皆さんはマッチングいかがでしたか。最近はUSMLEのみならずキャリア相談に乗ることが増えてきました。そこで最近はTwitterの医師ライフハック界隈で有名なフランケンさんとライブ配信をやっています。是非ラジオ的な感じでご視聴くださいませ。

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高校時代英語偏差値30台だったのに、USMLE(米国医師国家試験)で最高スコア!? 精神科医かつUSMLEコンサルタントであるDr.セザキングが最高の医学生と医学書を作るチャンネルです 「なんかとってもエリートそう!」という印象とは裏腹に、医者とは思えないほど自由に生きているセザキングが色々な情報を楽しくお届けします...

フランケンさんのラジオをもっと聞きたいという方はこのNoteをご覧ください。とにかく知識の幅と深さがやばい!色んな意味で!あと黒い。

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何年勉強しても合格できない人

さて今回はタイトルにある通り、「成績が」伸びる人伸びない人のお話しです。このブログをご覧の方は御存知かもしれませんが、USMLEの勉強方針は非常にシンプルです。極論を言えばFAを見ながらUWを解けばいいだけです。受験生の中で教材に大きな差はありません。しかし、そのアウトカムである成績はびっくりするほど差がうまれます。さっと合格する人もいれば、何年経っても合格点に達しない人がいるのです。この差は何かと考えてきました。

実際に成績が伸び悩んでいる方の相談に乗る中で、その伸びない人にはいくつかの共通点があることに気がついたので、今回の記事ではそのポイントをいくつかご紹介しようと思います。

3つの主な問題点

その問題点は主に3つに大別されます。

①問題数がたらない
②アウトプットが足らない
③知識をまとめていない

①問題集が足らない

最初に典型的な理由になりますが「問題数」が足らない。これは既に何度も言及していることなのであまり深堀りしませんが、「伸びない」と嘆く人の一定数は明らかに演習量が足らない。昔はスコアありきで解くべき問題数の話をしていましたが、今回はSTEP1がP/Fになってからのことをお話ししましょう。

USMLE STEP1対策・勉強法のまとめ~2021/9更新~

P/F化といっても内部スコアは残存しています。結局は196を越えるだけの試験になったというだけのことです。確実に196を越えるにはUWまたはRx+UWをやればいいでしょう。低学年はQAもやってもいいのですが省略可です。これらの問題集の選択はその人の学習能力にかなり依存しています。問題が難し過ぎると消化不良になってしまうため、その場合はお勧めできません。例えば正答率が4割を切るような場合は明らかに難し過ぎです。殆どランダムに選択肢を選んでいるような状態になっています。その場合謙虚にステップを1つ挟むほうが良いです。

問題数に変換するとどれだけ早い人でも最低4000問(UW+模試など)で、人によっては6000-7000問というところでしょうか。経験上1000-2000問くらい解いた人が「成績が伸びない!」のような嘆きをしがちです。それくらい解くだけでも確かに十分大変なのですが、僕からしたらまだ全体像を把握するような段階にすらいないと思ってしまいます。とりあえず問題集を1つ仕上げること。話はそれからです。

②アウトプットが足らない

次に「アウトプットが足らない」です。これが本記事の主題になります。どれだけ問題を解いても成績が伸びない、という方いないでしょうか。きっと沢山いるはずです。だって数えきれないほど見てきたもん。オンラインサロンでも同様の方が何人もいました。

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そこで相談に乗ってあれやこれやしてきたわけですが、一番上手く言った方法が「誰かと勉強すること」でした。成績伸びない人の傾向として、孤軍奮闘しているという点が挙げられます。そもそもUSMLE受験生なんてそんなに多くないので珍しいことではないのですが、それ以上に自分の殻にこもって勉強しているようなイメージです。客観的に見ても、問題数をこなしてもそれでもなお成績が伸びないのであれば何かを変えないといけません。しかし、彼らはそれに気づかずにさらに問題数をこなそうとする。でも、結局伸びないのです。

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その理由の1つとして「何となく問題が解けるようになったが、知識が定着しているわけではないため新問を解かせると結局解けない」、つまり知識が定着していないということがあります。もはや「それ以上問題を解いても知識が定着しない」というな状態に陥っている事実に気が付かないといけません。本人は知識が身についた気になっているけど、実際はそうではない。

そのギャップに気が付くためには「自分より優秀な人と」勉強するのが一番です。まず何より優秀な人の知識量や思考プロセスに触れることができて自分との差異を感じとることができるようになります。また、一緒に勉強する際にはお互いに分野を決めてプレゼンすることが重要です。「なんとなくわかるレベル」と「人に説明できるレベル」は明確に違います。誰かに説明するような機会を設けて、しっかり準備をしてプレゼンしてみましょう。準備段階でも知識が定着し、さらに優秀な人とディスカッションする中で自分では気が付かないような知見に触れることができるでしょう。周りに自分よりも優秀な人がいない場合は、USMLEに興味のある人であれば誰でもOKなので興味をもって話しを聞いてくれる人を捕まえてプレゼンすることです。これがアウトプットということです。

また勉強会は負担という方はLINEグループを作ってお互いに問題を出し合うにもアリです。うちのサロンではこのLINEグループで成績が伸びて合格された方もいました。誰かを壁打ちの壁になってもらい、打ったボールにさらに知識が上乗せされて返ってくるイメージです。もし成績が伸び悩んでいて問題集をやり終えても全く成績が伸びない状態にある方は、正直これ以上独学で乗り切るのはきついです。優秀な方の肩を借りてみてはいかがでしょうか。

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③知識をまとめていない

最後に「知識をまとめていない」です。これは3万回くらい言ってきた「FAに知識を集約しろ」で終診なのですが、逆にまとめるだけで暗記していない人も問題です。典型的なのがAnkiカードばかり作っている人。このような暗記カードは作るタイミングというものがあります。絶対やってはいけないのが最初からカードを作ること。これはもはや禁忌です。知識は主に2つに大別できます。「ストーリーで理解できるもの」と「単純暗記するしかないもの」です。

基本的に前者は何度も問題を解くことで自然と理解していくことができます。一方で後者がストーリー性が欠如しているため機械的に暗記するほかありません。問題をこなしていくと自然と後者の知識の定着しなさが目立ってきます。例えば薬品名とかです。この場合は力業で何度も見て無理矢理暗記する他ありません。

問題なのは勉強開始当初はこの二つの見分けができないということです。そのため最初からAnkiカードを作るとストーリーで覚えるような知識や、USMLE受験生にとっては常識的な知識まで入れてしまいがちです。それは非常に非効率です。そこで最初はカードを作らずに問題集をどんどん解いていきましょう。そして1周目を終えた後に復習をしながら、Ankiカードに入れないと記憶の定着が期待できないような知識のみをAnkiも入れていけばいいと思います。

まとめ

以上がセザキンが考える伸びる人伸びない人の違いです。特に②は学習者の視点から抜け落ちてしまっているような感じがします。最近のUSMLE事情に関して色々な考え方があると思いますが、「スコアを気にせずに合格さえすればいい」なんて受験生にとって良い時代になったものです。もし成績が伸び悩んでいる方がいたら是非参考にしてもらえたらと思います。尚。オンラインサロンでは勉強仲間の紹介を随時しております。

それではまたシーヤ!

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