原点回帰が与えるもの
ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。めちゃ寒くなりましたね。山形にいたとき毎日雪に埋もれながら通学していたことを思い出します。
USMLEのコンテンツも少しずつ充実してきたので、これからはコラムとか趣味の記事も書いていきたいなと思っています。
このコラムでは僕が日々思うこと、そしてこれまでに何度も感じてきたことを書いていきます。
初回の今回は自分であえてコラムの方向性を決定することで、今後の方針を示したいと思います。
それは「みんなにやる気と楽しさを与える」ようなコラムです。
何故このようなブログを書いているのか、少しだけ原点回帰してみます。
いつのまにかニッチな業界で少し有名になってしまいましたが、僕なんか本当に「ただの人」です。何を大きなことはなしていない。日々嫌なことだってあるし愚痴をこぼしたくなることも多々。そして「あーまたくだらんことをしてしまった」と反省する日々。後期研修中に僕ほど怒られた人もあまりいないのではないかと思うほど。
それでも一つだけ大切にしてきたことは、
「どれだけに好き勝手に生きようとも何らかの形で社会に還元する」ことです。
そしてその還元を最大化できないかと考えてきました。
正直全員がUSMLEなんかやらなくたっていいんですよ。やりたい人がやればいい。USMLEやってる奴が偉いなんてことはない。
確かにやるといいことたくさんあるけど、無理に押し付けるつもりもない。
僕が学生の時のことです。先輩にUSMLEをやっている人が少しだけいたんです。数少ない情報源なので色々と話を伺いたいと思っていました。
しかし質問しても「これやるだけだよ」程度の情報しか得られず。はぁ。
仕方なくネットで情報を探してもごく一部のエリートが「これやったら(2年生でワシントンマニュアル読破的な。)こんなスコアでした。みんなもやってね★」なんて記事しか見つけることができませんでした。
当時の僕は思いました。「こんな記事くその役にもたたん」と。
あまり汚い言葉は使いたくないのですが、当時の生の気持ちを伝えるべく上記の言葉を採用しました。
今でも忘れられない瞬間があります。個人を特定されないよう書くのでやや分かりにくいかもしれませんが、
先輩が後輩にむけて今後の学生生活はどうあるべきか、という話をする場がありました。僕の学年では僕だけが参加しており、他の99%は上級生でした。
そこでのある人の一言が忘れられないのです。
「まぁ暇だからアメリカの国家試験うけてみました。お勧めです。」と。
はぁぁぁぁぁぁぁ??????お前めちゃ準備して受けたやないか。と。
何が暇やねん。「やっぱあいつは違う」って言ってもらいだけやろと。
本当に頭にきました。何の役もたってない。むしろ有害。
そこで僕が誰よりもいいスコアをとってその情報を余すことなく社会に公開してやると決意したのです。
だから社会に対する反骨心的な要素を含みつつ、それをみんなが喜ぶにような形として表現する。
それが「地方の医大生が99という最高スコアをとってその方法をマニュアルとして社会に公開する」ことだったんです。
何度でも言います。あなたがUSMLEに合格することだけでは社会貢献にはなりません。その経験を後輩達に還元することや、そこで学んだことを診療に活かして誰をよろこばせる。
自分のキャリアを追い求めることも結構なことですが、その過程でまわりの人たちを幸せにしてほしいなと思っております。
いや、凄くきれいなこと言ってますけど。僕自身はほんとしょーもない人間ですよ。ただ、たまには良いことしないとなと思ってるだけ。
部屋も汚いし、すぐに甘いもの食べるし、夜更かしするし寝坊しまくるし。後輩にポケモンとりにいかせるし。
でもたまに良いことする。そんだけです。
では今後は色んなテーマのコラム書いていきますね。しーや!
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