STEP2CK対策②~概要後編~

STEP2CK対策
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ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。

カレー食べてお腹いっぱいです。ごっつあんです。

ではでは概要の続きをお届けしていきましょう!

STEP2CK概要

③ USMLE STEP2CKの難易度について

先ほどSTEP2CKは国家試験に相当するとお伝えしましたが、実際には似て非なるものです。臨床医学について問われるという点に関しては類似していますが、その問われる内容の深さに差があります。

鑑別診断が問われることもありますが、その割合は多くなく、むしろ診断後の詳しい検査や治療方法が問われます。ある程度の治療方針が定まったとしても正答にはたどり着けずに、正解するためには実際に薬を選択する必要があります。

例えば感染症であることがわかり「抗生剤」を選択することができれば日本の国家試験では正解になるでしょう。確かに日本の医学臨床実習の現場では抗生剤の選択が求められることはありませんし、当然その責任も問われません。そのため疾患概念のフレームさえ理解していれば医学生としては及第点なわけです。

STEP2CKは日本の国家試験よりも深く・正確な知識が問われる

一方でアメリカはどうでしょうか。医学生はチームの一員となり、責任をもって治療を行っていく必要があります。つまり問われる能力が違うのではないでしょうか。看護師さんに「先生。治療方針は?」と問われた時に「抗生剤にしましょう!」と返そうものなら、当然「それでどの薬を投与しますか?」となりますよね。

STEP2CKでは本当の意味で臨床に則した能力が問われるわけです。そんな背景から日本では「STEP2CKは臨床を経験してからのほうがハイスコアを取りやすい」と言う意見も出てくるのだと思います。しかし、本当にそうでしょうか。日本での臨床はアメリカのそれとは当然異なりますし、自分の専門以外の科の知識は国家試験時をピークに徐々に忘却していくものと思われます。上記の理由から学生中にSTEP1を合格した人であればなるべくSTEP2CKも学生中に受験してしまうことをお勧めします。

STEP2CKは知識がピークとなる国家試験前後に受験すべし!

➡臨床に非常に則しているからこそその経験が臨床の場で活きてくるわけです。実際僕もこのSTEP2CKで学んだことの多くが精神科臨床の場で役に立ちました。CKでは薬剤選択を問う問題が多いため、それを解くことで臨床現場でもエビデンスを持って薬を選択することができます。

確かに臨床経験はSTEP2CKに活きるが国家試験の知識は徐々に忘却していく

④ 試験時間について

STEP2CKは8ブロックで構成されていると上記しましたが、1ブロックの制限時間が1時間なので8ブロックで8時間になります。それに休憩時間1時間が加わり合計9時間の試験構成となっています。

STEP1と比べて1時間長くなっています。日本の国家試験と比べて圧倒的に時間が足りません。STEP1の問題と比べても1問あたりの文字数が非常に多く、かなりの速読力(速解力)が求められます。

ただでさえ時間が足りないことに加えて、論文を読み解く問題や、薬の説明書を理解する問題も出題されるため、完全に解ききるのは非常に難しいです。僕は論文・説明書問題は後回しにしましたし、他の多くの方もそうされているようです。これらの長文問題は特に対策する必要もありませんし、時間をかければ正解することは難しくないため、時間が余るように日ごろより速読を意識するようにしましょう。

CKには速読力が必須になります。とにかく問題文が長いんです。確か僕の場合は平均で5分くらい時間が余り、ブロックによっては制限時間ギリギリでした。加えてCKでは連問も多く出題され、一度選択して次の問題に進むともう戻れないため、問題を解くごとに一喜一憂していました。

STEP2CKはとにかく問題文が長い!速読力が求められるのでスピードを意識すること!

⑤ 最初に始めるのはSTEP1かSTEP2CKかという問題について

これから受験を始める卒業生がSTEP1とSTEP2CKのどちらから開始するべきかという問題についてですが、絶対的な正解は無いものの個人的にはSTEP1から開始することお勧めしたいと思っております。

出来る限りSTEP1から受験すべし!特に医学生は必ずSTEP1から!

卒業年数を重ねる程基礎医学の知識に疎くなり、STEP1の勉強することへの抵抗が徐々に強くなっていくものと思われます。臨床医学についてメインに問われるSTEP2CKのほうが敷居が低いのは確かですが、STEP2CK後にSTEP1を受験するとさらに高い敷居が待ってます。

一方でSTEP1を最初に受験するとそこで基礎医学の知識が身につくため、それをSTEP2CKに応用することができるため、スムーズに移行することができます。実際に合格された方を見ていると多くの方がSTEP1後にSTEP2CKを受験しているようです。「そもそも論」になってしまいますが、臨床留学するということは世界と戦うということです。最初から易きに流れてしまうようでは勝負にならないのではないでしょうか。

「STEP1のほうが大事だからSTEP2CKで慣れてからSTEP1を受けたほうがいい」という意見もあります。確かにこれも納得できる意見です。ただ上で述べたように試験というものは段階があり、そのSTEPを一つ一つこなしていくことでその経験が次に活きるように構成されています。

事実STEP3はSTEP1,STEP2CK,STEP2CS全ての要素が詰まっており、STEP1と酷似するような問題も出題されます。そのため効率面を考慮するとやはりSTEP1を受けてからSTEP2CKを受けたほうがいいと思われます。まぁ、最後に決めるのは本人ですけどね。

STEP1の知識はSTEP2CKにかなら活きるが、その逆も然りではない!

とりあえず概要はこれで終わりです。このままSTEP2CKの記事を続けていきますね!次回は受験時期の話です!

では、スタバぎりぎりまで粘ります!しーや!

コメント

  1. […] 前回の概要の記事に続いてSTEP2CKの受験時期の提案です。 […]

  2. […] 今回は軽めでここまで!後編に続きます。 […]