ハイ!ナイストゥミーチュ!Dr.瀬嵜です。
いよいよ講演会が近づいてきました。土日の僕の活動時間がやばいことになっております。2日間で12時間くらい相談にのる予定です。笑
東大にはハスキーボイスで登場します。笑
では前回の記事に引き続きCS合格体験記の続きです!どうぞ!
CS合格体験記続き
自分なりに準備をして実習に臨みましたが、はっきり言って実力不足でした。他科とは異なり、精神科ではその全てが言葉です。毎朝7時半の始まるカンファレンスは地獄でした。20%程度しか理解できないのです。一対一で話すと大方の会話は成立しますが、カンファレンスではネイティブのナチュラルな会話が展開され、かつ画像所見や検査所見などの共通言語もそこには存在せず、全くついていけませんでした。
➡まじで辛かったです。東海岸の特徴というか、旅行者の少ない場所のせいなのか、あまりウェルカムな雰囲気には感じませんでした。「なんか英語しゃべれないジャパニーズ来てるわ」みたいな扱いに非常にストレスを感じておりました。
掛け替えのないご縁
言語では非常に苦しんだものの、そこでしか得られないような経験ができ、また友人もできました。そして何より、野口医学研究所のご厚意で幾人もの日本人医師やアメリカ人医師を紹介していただきました。このエクスターン制度で得られるものはただの3週間という実習経験ではなく、掛け替えのないご縁だと思います。そのご縁がつながり、2015年1月にはアイオワ大学病院精神科で常勤として働く日本人の先生とも出会うことができました。興味がある方は是非応募されてみるのが良いと思います。
もし僕は選考に選ばれた理由を後付けすれば、海外研修を希望する理由を自分の人生経験をもって説明することができたこと、そしてSTEP1で99を取っていたことでしょう。エクスターンの選考基準の1つにTOEFLで79以上の英語力とありますが、正直79では全く足りません。向こうでの実習をより実りのあるものにするのであれば、最低でも90を目指しましょう。まぁ、僕は帰国後に受けたTOEFLですら87しか取れませんでしたが。
➡英語が苦手だった僕でしたが、目の前の課題に取り組んでいたらいつのまにかこんなところまで来ていたのです。CSの合格も夢ではないように思えてきました。
さらに英語力を磨く
この海外での実習経験は僕にとって本当に大きな転機となりました。この実習を通じて、「この英語力ではいきなり海外の精神科で働くのは不可能。もし本気で目指すのであれば、日本でさらに英語力を磨きながら働き、数年後にマッチングを目指すしかない。」と悟りました。自分がこの実習で推薦書をもらい、翌年にマッチングに応募するなど烏滸がましいのだと。さらにもう1つ大事なこととして、自分の英語力に現をぬかし徐々に英語勉強に対する真剣味が減りつつあった時期ではありましたが、フィラデルフィアでコテンパンに打ちのめされ再びやる気がふつふつと湧いてきました。
➡さて帰国後はいよいよ本格的なCS受験が始まります。ろくな情報が得られなかった当時、果たして僕はいかにして活路を見出だしていくのでしょうか。。。
まだまだ続くのじゃ。しーYA。次の記事はこちら。
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