本日第2弾投稿!カフェインでドーピングしながら10本の指を随意運動させてます。動け指!
前回の概要の記事に続いてSTEP2CKの受験時期の提案です。
STEP2CK受験時期の提案
今回の記事は主に「在学中にSTEP2CKに合格したい人」向けに作成しておりますが、それ以外の方にも役立つ内容になっている!はずです。
これから何度も書くことになりますが、少なくとも現時点ではSTEP2CKって本当に「水物」なんです。なんというか対策方法に絶対的な王道が無く、皆それぞれが自分自身で勉強方法を模索しているような感じなんです。
そうであっても何人かの受験者から情報を得て、それらの中で共通する事項を抽出し、それを対策方法の1つとして提案していきます。
まずは受験時期から!
・まえがき
STEP2CKはSTEP1と異なり人によって受験時期が本当に様々です。(マニュアルが普及してなかったせいもあるかもしれませんが笑)しかし、個人的には在学中にSTEP2CKまで合格しておくことをお勧めしているため、それを目標とした勉強方法を提案したいと思います。また国家試験の時期とも被るため、それについても少し言及します。既に卒業されている方にとっても参考になると思います。
➡ブログでは国家試験の記事はこのCKとは別に後日書きたいと思っています。
① 受験時期の提案
在学中にSTEP2CKの合格を目指される場合には6年生の春休みに受験されることをお勧めします。つまり卒業直前になります。その理由を述べていきます。
STEP2CKを受験される前に殆どの方がSTEP1を受験されていると思いますが、多くは5年の春休み、6年生のGW・夏休みに受験されると思います。ごく少数の方が5年の夏休み・冬休みに受験されますが多くは6年生時に受験します。受験後にはマッチングや卒業試験が控えているため冬になるまで殆ど自由に身動きが取れなくなります。少なくともSTEP2CKだけに集中することは難しいはずです。すると自由な勉強時間を確保できるのは年末からになると思われます。
STEP2CK合格に必要な最低準備期間は3か月程度と考えていますが、上記の日程を考慮すると冬休みに受験することすら難しいでしょう。1月・2月は国家試験の準備・本番があるためこの時期の受験も中々現実的ではない。ということで3月が理想的な受験時期になります。
「国家試験後の春休みに受験なんてとんでもない」と思われるのも無理はないと思います。しかし、研修医になってから日常業務に忙殺されながら零れ落ちそうな知識を拾い集めていくのとどっちが楽でしょうか。僕自身は研修に集中するためにも卒業前に受験しました。
➡僕も6年生の3月にCKを受験しました。本気でSTEP1を受験した甲斐もあり、国家試験の問題は非常に簡単に感じたため、学生時代の残された勉強時間をSTEP2CKにあてることにしました。
初期研修前に終えることができたため卒業後は研修に集中することができました。ちゃんと卒業旅行も2回行きましたしね。丁度いいタイミングだったと思っています。
② 本番までの勉強スケジュール一例
繰り返しになりますが合格までに必要な最低準備期間は3か月です。最短ルートで合格を目指す場合にはFIRST AID Q&A(1000問程度))を1周、U WORLD(2300問程度)を2周してください。(教材の詳細は別章を参照ください。)
大学によってカリキュラムが違うので絶対的にお勧めなスケジュールを提案することは難しいのですが、僕が実際に経験したスケジュール一例を紹介します。
4-5月:STEP1受験・合格発表
6-8月:病院見学・マッチング準備
9-10月:卒業試験
11-1月:国家試験・STEP2CK準備
2月:国家試験本番・卒業旅行
3月:STEP2CK準備・本番
さらに具体的に言うと、僕は11月に準備を開始し1か月でFIRST AID Q&Aを1冊完了しました。12月の殆どは国家試験準備に充て、12月末からU WORLDを開始し、1月は全てU WOLRDに費やし、国家試験1週間前より再び国家試験準備を開始しました。受験後には同級生と卒業旅行に出かけ、旅行の移動時間に400問程こなし、帰国後から2週間ほど勉強してU WORLDを1.5周し3月の初旬にSTEP2CKの本番を迎えました。
要約すると3か月弱で3300問解いたことになります。(模試を2回受けているため、それを含めると3700問。)同級生2人も同様のスケジュールで受験しましたが、3人とも余裕をもって合格できました。大学によってスケジュールが異なりますが、皆さんも在学中にSTEP2CKの合格を目指す場合には何とかして3か月の時間を確保する必要があるでしょう。ハイスコアを目指す方に対するアドバイスは後述します。
➡STEP1と比べるとやるべきことが非常に少ないという印象を受けられると思います。これはSTEP1の知識である程度2CKの問題もカバーできるからであり、それに加えて国家試験勉強で飽和した知識も準備期間を短くする要因になっております。
なぜ「STEP2CKの準備期間は短くていい」とお伝えしているかというと、STEP2CKが重要でないからそう言ってるのではなく、いくら準備してもハイスコアの保証がないからです。
非常に残酷な話に聞こえるかもしれないですが、本当に「水物」なんです。次の記事でいかに「水物」かお伝えする予定です。模試のスコアと本番のスコアの相関も非常に悪く、僕の場合も模試と本番で30以上の乖離がありました。
模試の予想スコアが低く出やすい性質上、多くの人が受験に踏み切れずに受験を延期してしまっています。2CKの受験を延期した人を何人も見てきました。そして多くの人が「早く受けておけばよかった」というのです。
であれば、もうやることやったら思い切って受けてしまったほうがよい。時は金です。医学生であれば3か月で上記の問題をこなして受験すればいいし、卒業生であればなんとかUWOLRDを2~3周して受験すればいいと思います。
今回はこのあたりで切りますね!しーや!
コメント
[…] とりあえず概要はこれで終わりです。このままSTEP2CKの記事を続けていきますね!次回は受験時期の話です! […]
[…] 前回の記事でSTEP2CKは「水物」だった話をしましたが、「それでもハイスコア取りたいんや!」って人向けの書いたマニュアルの一部を抜粋します。 […]
[…] 前回の記事でSTEP2CKは「水物」だった話をしましたが、「それでもハイスコア取りたいんや!」って人向けの書いたマニュアルの一部を抜粋します。 […]