講演会開催マニュアル
今日3つ目の記事!です!
講演会開催をすることで各大学や個人に大きな影響を与えることは論を待たないのですが、恐らく開催までの流れが不明瞭であるために開催することのハードルが高くなっていると思われます。
そこで長崎大学で講演会を開催して経験を用いて、講演会開催までの簡易マニュアルを作ってみました。
これを見て頂ければそれほどハードルは高くないと思っていただけるはずです。
そして記事の最後にこれまでに主催者をしてきてくれた人の進路を載せております。夢の近道は意外なところにあるのかもしれません。
では以下!
①全学年に向けてLINEでアンケートをとる
大学側に「こんなにもUSMLEに興味のある学生がいるぞ」とアピールするために、その程度を数で示す必要があります。そこで「USMLEに興味ありますか?」というような簡単な質問を作って各学年のLINEグループに流します。経験上、3~4割のくらいの方が回答してくれて、USMLEの興味ある人は100人を超えることが多いです。そうです。潜在的なニーズは非常に高いのです。
質問内容は
・USMLEに興味ありますか
・英語での診療に興味ありますか
・ぽんこつDr.瀬嵜のサクセスストーリーを聞いてみたいですか
くらいでOKです。あまりUSMLEを前面に出さないほうがいいです。とにかく少しでも興味を持ってもらい参加してもらうことが狙いなので裾野は広くとります。実際に僕自身としても全員にUSMLEを受けて欲しいとは全く思っておらず、講演会に参加し僕の話を聞いて少しでもこれからの人生に希望を持ってもらえればいいのです。
②企画書を作成する
アンケート結果をもとに企画書を作成する。大まかな講演会の内容と目的を記載し、講師の紹介も載せておく。
③アンケート結果が出たら医学長または理解のありそうな先生のところに相談に行く
講演会開催の最大の壁は開催費用の捻出です。開催費用=移動費+宿泊費+講演会費(+懇親会代)です。実際に僕は具体的な講演会費用を要求していません。講演会開催自体に目的を置いているので費用に関して言えば常識的な範囲内であれば何でもいいです。
場所にもよりますが全部で10万円弱になるかと思います。その費用を確保できれば講演会はほぼ確実に開催できます。そしてできればその費用は同窓会やOB会などの公式なところから頂戴することをお勧めします。
カンパを集めて開催費用とすることも可能ですが、大学側より公式にお金を頂くことで継続的に講演会を開催する可能性が高まりますし、今後医学英語の授業にお邪魔することもできるかもしれません。
恐らく多くの大学の医学英語の授業は崩壊しています。大学によってはTOEICを勉強させるところもあるようです。
TOEICって。。。まじでおわってますよ。そもそもビジネス英語だし、医学じゃないし、スピーキングもライティングもないし。何がしたいんだと。
そして実際に先生と対峙した時にお勧めするアピール方法は以下
「USMLEの講演会を開催したいです。アンケートをとってみたらこんなにも興味ある人がいます。他の大学でも公式な講演会をやっていますよ。講演会の目的はUSMLEだけではなく、医学英語の普及もあります。うちの大学もグローバル化を目指していますよね。それなのに今の医学英語の授業でいいのでしょうか。最新の情報を得るためには医学英語が必要です。そのためにはUSMLE教育の第1人者である瀬嵜先生を呼ぶのが一番です。」
企画書を持参し、上記を機械のようにリピートすればOKです。笑
④講演会費用を捻出する
さすがに僕も自腹を切っていくわけにはいかないので講演会に必要な費用は出して頂く必要があります。そこで②で医学部長や理解のある先生からGOサインをもらったら学務課に行ってどこから費用が得られる可能性があるかを確認します。
多くの場合は、同窓会やOB会などが候補になります。それらが難しい場合は医局費を集めるという手もあります。大学によって候補先が異なるので各自学務課に確認するしかありません。
⑤会場・日程を決定する
ここまで来たらあとは簡単です。日程を決定し講演会の会場を抑えます。大学の講義室を借りるだけです。日程は僕と相談してください。すぐに飛んでいきます。フットワークは水素並みに軽いです。もうフワッフワ。
⑥講演会の内容を最終決定する
僕と相談し学生のニーズに合わせて講演会の内容を決定する。STEP1よりの講演でもSTEP2CS系のワークショップでも、サクセスストーリーの話でも何でも対応します。
⑦応募フォームを作成し全学年・周囲の大学に告知する
開催が決定したら全学年に再度連絡します。その際にはGoogle フォームから参加フォームを作成し、データが自動でエクセル化できるようにすると簡便です。
そして自大学だけでなく周囲の大学にも周知すると講演会が盛り上がります。様々なツテを使って周囲の大学にも連絡します。
告知方法はLINEだけではなくFBやツイッターなどのSNSも利用する。
⑧チラシを作成する
またチラシを作成しそれを学内・病院内に貼る。チラシは僕がテンプレを持っているのでそれを少しだけ変えてもらえばいいです。もちろん自分で作ってもらっても構いません。また同窓会紙などに乗せてもらえるとより良いです。
⑨当日が近づいたら再告知をする
直前になると参加希望者が増える傾向がありますので、講演会が近づいてきたら再告知をします。
こんな感じです。細かい動きや当日の受付の方法などは僕と直接相談しながら決め行くので心配しなくてもいいです。
複雑に見えますが、結局は「講演会会費をゲット」すれば全てうまくいきます。
めんどくさいなーっていう気持ちはよくわかります。
しかし、これまでに講演会の主催者をしてきた人を思い出すと
・現在ニューヨークでレジデンシー中
・STEP1をハイスコアで合格し聖路加で研修中
・地方大学ながらSTEP1合格
などと誰もが成功の道を歩んでいるのです。
「自分の夢を追いかけるためには、夢に向かう他人の背中を押してあげることがそれを達成するための近道」なのかもしれません。
では近い未来に出会う人達へ。お会いできるのを楽しみにしてます!しーや!
コメント
[…] 詳しくはこちらをご確認ください。 […]
[…] ★Dr.瀬嵜を講演会に呼びたいぞ。:ここに講演会マニュアルを載せてます。基本的に全国どこでも応じる予定です。 […]
[…] ★Dr.瀬嵜を講演会に呼びたいぞ。:ここに講演会マニュアルを載せてます。基本的に全国どこでも応じる予定です。 […]
[…] もし少しでも興味があれば以下のアドレスまでご連絡ください。また次の記事には講演会開催までの簡単な流れを記載します。 […]