ほい!続きでっせ!
さてつるたもとひさ君の本番はいかなるものだったのでしょうか。
ENJOY!
5. CS受験の思い出
初期研修中にSTEP2CKを取ろうと思っていましたが、セザキ先生に出会い、STEP2CSも始めることになり、まずはマニュアルを製本化。約1ヶ月遊びながらCSを練習させてもらいました。
ローテ終了後は仕事が忙しくなり、なかなか時間をとって練習することができなくなり、一旦放置し現在の職場になり再開。現在の職場の同期と約1ヶ月共に練習し、その一人と渡米し、ホテルでもスタバでも1日中練習することができました。環境には本当に恵まれていたと思います。同期、家族、そして、セザキ先生に感謝しています。
Kaplan mock examは本番とは異なる場所であり、Pasadenaという閑静な街で受けます。Mock test の数日前にPasadena入りした友人と私は朝早く起き、Urth caféというLAでは有名なOrganic caféにレンタル自転車で行き、美味しい朝食とコーヒーを食べながらフレーズを復習しました。あまりにも食事、ロケーション、訪れる人々がいわゆる日本人の想像する華やかなCaliforniaすぎて二人で絶対にCSに合格しここで臨床をすると誓ったものです。
本番前数日、ホテルはDouble tree by Hilton LAX – El Segundoに宿泊しました。値段もまぁまぁいいのですが、近い上に、洗濯やクリーニングもフロントに行って渡すだけで当日もしくは翌日返ってきたため大変助かりました。近隣にも食事するところはありますが、ホテルの1階のレストランでほとんどの食事を済ませたためほとんど移動はしていないです。
決戦の日の朝はホテルのBuffetに行きましたが、あまり喉を通らず、コーヒーを流し込み、ベーコン1枚、ヨーグルト3口程度で終了。
決戦会場にはIMGらしき人は自分とインド人の2人のみ。あとはCaribbeanの医学部から数名ほど。(Caribbeanの医学部はアメリカ生まれアメリカ育ちで、医学部だけCaribbeanに行く人が多く、そのほとんどはnative English speaker です。)
本番のケースは全部で12個です、その中で1-2個(American medical studentsは2個と言っていました。)はパイロットケースです。最後の症例は日本語で疾患名はわかるものの、英語では全くわからず、適当な病名を伝えて部屋を出ました。もう、それまでよかったのに、最後にその症例きて精神的に大ダメージ。パイロットケースだろうと思いながらも何という症例を出して来るんだ、、、。という後悔の念と自分の不甲斐なさに試験終了後、友人に愚痴をこぼしました。
その他は、時間が間に合わなかったケースはなく、また、大きく外したというものはありませんでした。前述の最後の症例が30代中国人、もう一人はロシア系(フランス系の疑惑も)のおばちゃんとnon-native English speaker SPが二人もいたことに驚愕しました。
➡折角LAに行ったのに勉強ばっかり。これがCS受験生の現状です。僕なんかその思い出を塗り替えるために敢えて再度LAに旅行に行きました。笑
ハリウッドにいき、ディズニーにいき。
彼の準備期間は1か月半とありますが、実際には研修時代の1か月で既にベースが出来上がってました。そして帰国子女というステータス。僕の知る限り最短での合格ではないでしょうか。また職業柄、職場でも英語漬けという環境もいい影響であったでしょう。
CSは受験時期も実は大事かもしれません。CSの受験時期に関してはメルマガで記事にしましょうかね。
6. プロローグ
この合格体験記を見て、「どうせ帰国子女じゃん。」って思ったそこのあなた。「どうせ」ではなく、「帰国子女ですら、、、」と考えていただきたい。「帰国子女ですら、フレーズ化」です。ちなみに、隣に座っていたアメリカ人もほとんどフレーズを覚えて挑んでいると言っていました。
➡超大事なことなので赤の太文字にしておきました。あー良いこと言った。さすが鶴田氏。てかアメリカ人もフレーズ暗記してるとは知らなかった。。。そんなんだったらもうアドリブ英語喋ってる日本人なんて落ちるに決まってるやん。
私は自分と数名の友人の体験談しか詳細なことは知りませんが、このテストで大事なことは「どういう対策が正解で、その対策方法を知っている人を見つける」ということです。私の場合は身近にセザキ先生がいたお陰で合格への道筋が見えました。そして、周りの友人や家族の支えがあり、初めて合格することができました。
➡また良いこと言った!というか僕がブログ内で言ってることと一緒だ。笑
ここで言っておきたいのは、主に受験しているのは医学生です。日本で臨床を長年経験しているから大丈夫、、、そんなことはありません。むしろ、しっかりとした作法、proper English、そして身だしなみがしっかりしていれば日本の医学生でも受かる試験です。慢心はいけません。もう一度自分が医学生になったつもりで挑んでください。そのように立ち返った私は現に、難化した後に合格することができました。
USMLE all STEPs があなたにとって貴重で忘れられない体験であることは間違いなく、それが素敵な経験となることを心より祈っております。
Written in October, 2018
➡そうですね。僕らのライバルはアメリカの医学生なんです。臨床経験で言えば僕お医者さんのほうが上に決まっている。つまり多くの医学知識は求められていないですよ。だからこそ注視すべきは鶴田君の言ってるようなことなんです。
とっても読み応えのある合格体験記を提供してもらいありがとうございました!
この体験記の要旨をまとめるとやっぱり
・帰国子女でもフレーズ暗記。アメリカ人だってフレーズ暗記。
・正しい対策方法を知ること。
・地方医大生よ。大志を抱け。
ですかね。彼が使用していたマニュアルに興味ある方はこちらからどうぞ。
ちなみに彼がカスタマイズしたフレーズも最新版マニュアルには取り込んでおります。
あー沖縄いきたいな。特に目的もなくポケモンしながら国際通りを歩きたいぞ。
今日もいい日でした。
皆さんの週末が素晴らしいものでありますように。そしてUSMLEの勉強がはかどりますように。
しー。。。。。や。。。。。。
コメント
[…] 長くなったのでここで切ります。気になる続きはこちら! […]