合格体験記~STEP2CS⑨:「笑顔」が一番大事と結論付けたあの夜~

合格体験記

ハイ!ナイストゥミーチュ!セザキングです。

朝から筋トレしてごはん食べたらねむい!ねむい!

しっかり毎日読書しています。既に3冊読みました。この調子で頑張りたいところ。やっぱり読書って素晴らしいと思うんですけど。普段会えないような人から様々なことが学べる。僕らって意識しないと同じような人と毎日会って同じような会話を繰り返します。そういう日常では疑問すら浮かんできにくいものです。そこで読書というスパイスが加わると何気ない日常に様々な疑問が生まれます。それを一つ一つ紐解いていく作業ではないかと思います。

ではSTEP2CS体験記の続きまいります。いよいよ試験本番が近づいてきました。

前回の記事はこちらから。

STEP2CS合格体験記続き

会場近くのホテルに移動する前に、意気消沈した日本人達がPasadenaのホテルのロビーに集まっていました。みな口々に不安を漏らしました。しかし、ここまで来て逃げるわけにもいきません。今までの色々と厳しい評価を受けてきており、みな何が本当に大事なのかが分からなくなっていました。本当に点取るためだけに色々なことを機械的にすべきなのか。そこに疑問が集中しました。

そして我々が出した結論は「否」

「果たしてSPは本当に機械的に振るまい点数だけを取りに行くような受験生をアメリカの医師にしたいと考えるろうか。いや、それはないだろう。確かに英語で最低限のコミュニケーションを取れることは必須だろうが、何よりもSPがこの受験生に医師になってもらって自分も診察してもらいたいと思えるような振る舞いをすることが何よりも重要なのだろう。つまり、相手に好印象を与えるような振る舞いが大事であり、笑顔を忘れず、アイコンタクトを意識し、患者の気持ちに共感するように意識しよう。さらに簡単にいえば、そのSPを本当の患者だと思って診察することが大事なんだ。」(全部大事なので読んでね)

こんな結論に至りました。「くさい」結論であることは承知しております。しかし、点数をつけるのはSPです。多少診察に不備があろうとも、印象の良い人に良い点数をつけたくなるのが人間です。どんなに緊張しても笑顔だけは忘れてはならない。笑顔が一番大事だ。そう悟ると不安も徐々に薄れていきました。答えを出しあった仲間たちとの楽しい時間を終わりの時が訪れ、試験会場近くのホテルに行くためにタクシーに乗り込みました。色んな感情を体験することができたPasadenaのホテルを背に決戦の舞台へ近づいていきました。

超重要なことです。あまりに重要なので今回の記事はこのことだけを言及しておきます。ここで一度評価項目について復習しておきましょう。STEP2CSは3つの評価項目で評価されます。御存知、CIS、ICE、SEPです。詳しくは以前の記事をご覧ください。

この中で模擬患者はカルテ以外の部分を採点します。つまり評価の大半を模擬患者が行うわけです。色々な細かい評価基準(公表はされていない)があるとは思われますが、これらは人間が評価するというところにミソがあると思います。

試験の様子は恐らくビデオ撮影されていると思われ、後に再度評価しなおすこともあるとは思いますが、人間性とは画面上で判断しがたく、やはり直接面と向かって感じることに重きが置かれていると思われます。

そこでどれだけ医学知識があり英語が堪能であっても不愛想な人では印象が良くないはずです。また一方でどれだけ愛嬌があっても英語が崩壊していたら医師ー患者にラポールは形成されないでしょう。

Dr.瀬嵜の私見

これは私見ですが、恐らくアメリカの患者はアジア人のおどおどした感じとか、焦って早口になっている感じを凄く嫌うと思います。医師は自信に満ち溢れて、かつ謙虚でないといけません。そこで笑顔を保ちつつも、ゆっくりはっきり(もちろん完璧なフレーズ=英語で発音も明瞭)と話すことが自信を示すふるまいとなるわけです。

僕も本番は笑顔を絶やさず、常に明瞭に話すことを心掛け、うろたえることなく、聞き返しをせず(英語がわからないことがばれてしまうため)しました。本番では患者から聞き返しをされることは一度もありませんでした。

これは根拠のない推測にしかすぎませんが(評価方法が公表されていない以上、世の中の全ての情報は憶測です。)、真をついた推察なのではないかと考えています。

アメリカと日本の違い

また、アメリカの国家試験で医療関係者ではない模擬患者が医師の資質を評価している理由はその背景とも関係があるかもしれません。アメリカは日本と違い患者が積極的に「医師を選びます」。一方で日本では例外はあるものの多くの場合患者は「病院を選びます」。そのため、日本では病院は変わらずとも主治医の異動に伴いどんどんと変わっていきます。つまり、治療責任の所在が変更されるわけです。アメリカではそんなことを聞いたら腰を抜かすようです。だって、患者は「この医師なら治療を任せてもいい」という視点で医師を選んでいるのですから。つまり、患者は「医師の良しあし」を厳密に見極めないといけないという問題を抱えているわけです。このような社会背景もあり、CSでは模擬患者が医師を評価するという手法を取り入れたのではないかと考えました。まぁこんなこと考えているのは僕だけかもしれませんが。笑(ちなみにこういう考察は突然天から降ってくるものではなく経験や読書の末に自然に頭に湧いてくるものです。医学部の勉強だけでは決してこういう考察はできません。あえて言っておきますが。)

さあて、いよいよ本番です。どうなることやら。

ジャストアモーメント!しーや。 次の記事はこちらから。

 

コメント

  1. […] どうなることやら。しーや。 続きはこちら。 […]

  2. […] ではCS体験記の続きです。前回の記事はこちらから。 […]

  3. […] ではCS体験記の続きです。前回の記事はこちらから。 […]

タイトルとURLをコピーしました